ばあばの読書記録

自分の本は読み返せますが、借りて読んだ本はすぐに忘れるので、
借りた本に限定した自分のためだけの備考碌です。

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「唐牛伝」 佐野真一

2017年03月30日 | 

   

 

 三年ほどのブランクがあった佐野真一の

復帰作品である。

 60年安保当時、全学連委員長だった唐牛健太郎の闘争とその後を

丁寧な取材で書いている。

全学連の闘士といえば、一途な思想を全うしたかと思うのだが、

あにはからんや、唐牛の人脈はヤクザ、右翼、代議士、医者、学者、

あらゆる人間との関わりの中で生き切った。

最初の妻、再婚した妻、どちらにもドラマがある。

女だけでなく、唐牛は「人たらし」だったと言われるほど

誰からも愛された。

小学館 1600円

 

 余談。

これを読んでいる途中、読書好きの友人と電話で話す機会があった。

恥ずかしながら、わたしが、「からうし伝」というのを読んでると言うと、

それはねえ、かろうじって読むんだよ、かろうじけんたろう。

佐野真一はね、たしか週刊朝日に書いた記事がもとで……とその顛末にも詳しかった。

数えきれないほどの本が、山のように、あるなかで、同じ本に関心をもち、

わたしも読んでみよう、という友がいることを幸せなことに思った。

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