まめだの落語日記

落語、講談、歌舞伎、文楽が大好きです。私自身の備忘録を兼ねてその日観た聴いた演目について書いていきます。

国立演芸場橘家文蔵襲名披露興行

2016-11-07 08:26:50 | 落語
2016年11月6日(日)13時開演
2,100円


いよいよ国立が最後の披露興行。
ということでやってまいりました。


春風亭一花  狸札
古今亭志ん吉 子ほめ
入船亭扇辰  悋気の独楽
ぺぺ桜井
桂藤兵衛   半分垢
三遊亭吉窓  目黒のさんま

仲入り

口上  扇辰司会 吉窓 文蔵 一朝 藤兵衛

アサダ二世
春風亭一朝  壺算
ロケット団
橘家文蔵   文七元結


国立演芸場は風情が寄席じゃないのよね。
だから、なんとなくシラーっとして
しまって、披露興行独特の高揚感がない。

口上もあんなに舞台が広いのに5人だけ。
ちょっと寂しい。

などと思っていましたが、文蔵師匠は
んなこと関係なく、すばらしい文七元結。

あの吾妻橋の場面、私はどうも腑に落ち
なくて好きではなかったのだけれど、
今日、やっと腑に落ちました。

文蔵師匠は長兵衛の逡巡と怒りだけではなく、
どうせどん底に落ちた身だからどうなっても
かまうこたぁないという諦観を見事に表現。

これだ、と思いました。そうでなくては
娘を売ってこしらえた五十両を他人に
あげることなどできるわけがない、と。

だから、だからこそ、胸に迫るものが
ありました。いやぁ、来てよかった。

あと四日間、がんばってくださいませ。



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