天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】デッドプール【12作目】

2016年05月26日 | 映画感想
「デッドプール」@試写会

またまたマーヴェルレーベルの新キャラ。
前々から書いてるけど、マーヴェルレーベルのキャラは同じ世界の中にみんな生きてる設定らしいので後付けでコラボが可能(=アベンジャーズ入り)
だからアベンジャーズファンだったらとりあえずマーヴェルレーベルは念の為に全作品網羅しておかないといずれ着いていけなくなる可能性があるというね。
まーそんなこんなで本作は…久し振りに試写会が当たりましたー♪しかも今回「IMAX」劇場での試写会。絵がキレイ~♪音響凄い~♪

さて、そんな新キャラ「デッドプール(略してデップー)」のあらすじ…
元々は特殊部隊でビシバシ人をヌッ殺して来た優秀な傭兵だった「ウェイド・ウィルソン」だが、退役後は人に頼まれて「悪党」を倒しては小銭を稼ぐ日々。
美人娼婦の恋人「ヴァネッサ」との結婚も決まり人生順風満帆だと思った途端に正に好事魔多し…ウェイドが末期癌だと発覚する。
絶望するウェイドはある組織から声を掛けられ「癌を治してやる」と言われる。恋人の為に病気を治したい一心で組織に向かったウェイドだったが…

えーと、もうネタバレてんこ盛りのレビューなので書きまくりますが(苦笑)
映画冒頭からドンパチやりまくってむっちゃくちゃ、このくだりでデップーが不死身仕様なのが提示されます。では何故コイツが不死身になったのか…というのを
デップーが自身で追想しているシーンで遡るんですね。
で、癌も治って更には不死身の体も手に入れたと言うのに、副作用で二度と恋人の前に出られない程の醜い容姿に変貌してしまう訳です。
それでブチ切れたデップーは自分の体を変えた組織のボス…と言うか研究者?「フランシス(イケメン)」に元の容姿に戻して貰おうと探しまくっている、という設定。

さあ、そんな訳なので…もしかしたらマーヴェルコミックキャラ史上初めての「全くヒーローじゃないキャラ」なのかもしれません。
んーまあ「ハルク」も勝手に暴れ出しちゃうヤツだから決してヒーローとは言い切れないんだけど、ハルクの場合は覚醒してる間はご本人意識不明状態だけど
デップーは望んで(謎)「非・ヒーロー」をやってる手合いですからタチが悪い(ヲイ

あ、本作R-15のレイティングが付いてます。
理由は多分デップーのキャラが余りにも下品で下ネタ連発なのと、バトルシーンがエグエグ祭りで人の生首飛んだり脳味噌ぶちまけたり血しぶきの嵐だからだろうと^^;
そんな残忍なのぉー!?って文章読んだだけでは思うかもしれないけど、デップーのキャラが有り得ないレベルでチャラくて終始牛のよだれのよーに
ド喋り倒しているので「何だか生首吹っ飛んだけど、ま、いっか!」っていう気分になれます(笑)

後、基本「X-MEN」とキャラコラボしている&登場しないまでもX-MENのキャラの名前がバンバンに登場しますので、基本は「X-MENの基本設定とキャラ設定」位は
頭に入っていないと本作のお楽しみは半減してしまう可能性があります。それから他にもいくつかのハリウッド作品の引用が劇中のデップーのセリフで
登場するので、年に数本しか映画を観ない…という人には多少ちんぷんかんぷん?で理解出来ないセリフがありそうな感じはしますね。
まーココらも逆に映画好きさんにとっては本作の見ドコロと言えるのかもしれません。

ん…、個人的には「当たり」でしたね。面白かったです!
アクションの映像の質もかなりのモノでしたし(コレは自分がIMAXシアターで鑑賞したのも影響があるかもしれないけど)ギャグとシリアスの配分も
なかなか良く出来てた、更に言えばサイドキャラも魅力的でしたね。バーの店員のお友達とか個人的にかなりツボりました♪
ですがー、今後デップーがX-MEN入りすんの?もしかしたらアベンジャーズに入る可能性さえある訳?え、X-MENも相当シリアス進行なのにこのキャラはないよね?
それにアベンジャーズに入られると微妙にトニー・スターク様とキャラ被り?いやいやいや、トニー様ココまでエグいキャラじゃないけどさー
でもちょっとデップーはキャラが立ち過ぎてません?今後のマーヴェルレーベルの覇権争いが不安になって来る一作ですw
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