ふれあいカフェ

鳳本通商店街からお送りします

【だいすぎカフェブログ:日々雑感・有頂天の怖さ】

2018-02-17 14:09:25 | Weblog
相変わらずいろいろなところで
『行きがけの駄賃哲学』を裏付けている||だいすぎです。
この12日に『同行援護:応用』というヘルパーの資格を取りましたが
えらいものですね。もう私の心のシフトは
それをしっかり受け止めております。
人の意識が代わるというのは
こういうことなのかと実感しています。

つまり視覚障害者でありながら
ヘルパーの立場でアンテナが立っています。
要するに自らの視覚障害者としての立場と
ヘルパーとしての立場で
情報を収集する形へ変貌し始めていることです。

サービスを受ける立場と提供する側の立場。
なかなか、めったには経験できないこのおいしい立場。



【古典のコーナー】


二人の東洋思想家。興味のある方のみ読んでください。
その思想家、今回は老子です。
日常の中での生活や出来事において
「そういうことってあるよなあ」?と言う話など
そんな文節をご紹介します。

今回も「古典に学ぶ」のページ。
樺山三郎著
【老子の部屋】TaoWorldより抜粋。
ここから引用--

(13)賞賛と非難(毀誉(きよ)褒貶(ほうへん))
「(世間から)歓迎されたり誹(そし)られたりして,その度にうろたえる。
価値ありとするのも危ぶむことも,身から出た錆(さび)だ。」
これが意味するところは,
「世間の賞賛や非難が人を混乱させる」ところにある。

以上引用。
新入社員がある会社に入りました。
面接のときは、なかなか良い感じの青年だったのに?
自らを誇り、意気揚々と。

ところが、いざ入社したら??
仕事はできないしミスが多いし
おまけに人の言うことをきっちり聞いていない。
えらい食わせ物だった。

見ぬけられなかった試験官もいけませんが。
どっちにしろ入社した彼は
最初皆さんの期待にあふれて迎え入れられますが
やがて時間が経つにつれて
「どいつや、あんなショウモナイやつを
面接で通して、雇ったのは?」とはい。

そんなこと新入社員でなくても結構あるものです。
音楽の世界でしたら、バンドマンの採用でも
そういうことって結構あります。
「あいつ、もっとやるやつやと思っていたのに?」。
いえ、これは人事ではなく私自身も気をつけなければいけないなと思います。
以上だいすぎの考察です。


上記東洋思想を研究しながら
狭い世間を生きやすくするために
常に自らを実験と自問自答しながら
ときに客観的に見つめる別の人物を想定してみたり
チェスのゲームのように上から見下ろしてみたりしながら
自身を生きている東洋思想研究家でもある
ギター弾きでもあるだいすぎです。


さて、この毎度だいすぎの『日々雑感』。
だいすぎの人生に対する基本的考え方や

上記のような音楽以外の趣味の話も
ここでもしております。



       ≪コラム/人が大事・その28≫





   《けったいな聖人たち:その19》


だいすぎが選んだタオイズム的聖人を皆さんにご紹介しているシリーズです。
実在する、それも有名な皆さんです。


{萩本欽一  きんちゃん}


引き続いてきんちゃんです。

【萩本欽一】欽ちゃんの真実【ドンといってみよう!】 - NAVER まとめ
から引用させていただいております。
https://matome.naver.jp/odai/2135682513245773801

ブログで取り上げられている人物のkasugahiroshiさんの著書は

著作「まだ運はあるか」
テレビ朝日スマステーション
http://www.tv-asahi.co.jp/ss/242/special/top.html


『うまく行き過ぎるのは危険』
以下引用--


仕事がうまく行き過ぎて、危険を感じた欽ちゃんは
金魚を200匹買ったことがある。
「何か悪いことがあっても、こいつらが引き受けてくれる」。

以上引用。
つまり上記『古典のコーナー』を再度読んでみてください。
「図に乗るな」と言います。
仏教では「魔は天井に住む」とも言います。
簡単に言うと「有頂天のときが
最も危ないと言うことです。
私も含めて肝に命じておきましょう。

後こんなことも、きんちゃんは言っているようです。ここから--

運は追っかけると逃げていく。
惚れてる相手にするように
運はがっつかずにじっと待つもの。

以上引用。
これは老子が言うところの『無為』にも関連があります。
自分から迎えに行くようなことはしないほうが良いということもあります。
何事もタイミングですからね。


{運河開いた瞬間}


以下古典コーナーの続きですが--

上からの寵愛を受ければ,
 すでにそのとき幻滅はひそみ,
 やがて時過ぎて,幻滅は現実となる。

以上「古典に学ぶ」のページから引用。

『有頂天』と言う言葉があります。
急に開けた道。
ここでたいていの人は、その運を無理やりに取りに行こうと思います。
そして手に入れた後有頂天になります。
最も危険な状態です。
実はだいすぎもそういう若いころがありました。
たいていは終わりが早くやってきますね。


{さて今回の聖人の言葉は}-



ここも「古典に学ぶ」今回も老子の部屋
樺山三郎著を引用させていただきます。ここから--

自然はけっして親切ではない。
 自然は万物を,神に捧げた後に捨てられる
“わら作りの犬ころ”のように取り扱う。

以上引用ですが
「手のひらを返す」という言葉がありますが
世の中本当にそういうことがあります。
ですから、世間をなめてはいけないと言うことです。


{きんちゃんの名言}


「3年では人並みのものしか得られない。
本気で成し遂げようと思うのなら
5年は辛抱しないといけない」。

以上引用。
だいすぎの場合この『カフェブログ』は
2004年から書いていますからね。



   《だいすぎの実験・その90》


これもシリーズでお送りしております。
プロとアマのお話です。
【プロとアマは人間のアマチュアとプロという意味です】
引き続き『だいすぎワールド』の話の続きです。


{攻めだけではいけないの法則}


よく「男は攻めで、女は守り」というイメージを
私たちは持ちます。
東洋思想でも『陰陽』と言うのがありますので
あながち間違いではありません。

ですが『陰陽』には逆転する『転化』と言う現象もあります。
『転換』でもまあよろしいかと。

女性だから必ずしも『陰』と捉えないことですし
もちろん男性の場合も同じです。


{転化した状態を知る方法}


これはもう訓練するしかありません。
ですが東洋思想を研究していると
気の盛衰の状態からなんとなく分かるようになってきます。
特に老荘などの『タオイズム』では
それが構築するにつれていっそう理解できるようになってきます。
つまり勝負時が分かってくるということです。

目に見えない気の世界。
自然体ということが実感できるまで辛抱しなければね。


だいすぎ

杉本茂
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2月24日(土)午後2時~3時まで
奈良県立美術館1階で
『田中玲子クロマチックハーモニカライブ』。
これにだいすぎがゲストで呼んでいただいています。
当初「40分のライブ」と聞いていましたが1時間です。
セレモニーなどはありません。無料ですので
会場の受付でその旨お申し出ください。

だいすぎ直通連絡用携帯:090-8237-0985
イベントでもイベント以外のことでも結構。
お気軽にお電話お待ちしていますよ。
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