ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

「いきなり黄金伝説」妻(4)

2009年10月15日 | 日記
TVや雑誌を見ながら、妻は
「あれ、おいしいわよ。」
「これ肌に合わない。」
といい、2時間ドラマで殺人事件の重要な推
理場面にあっても、画面の端に写るコモノを
指差し、ああだこうだ、と語ります。

いつの間に試した?食べた?
私はその場に居た記憶がないのでした。
感想をまじえ、とにかくよく知っているので
す。さらに妻はTVのQVC博士であったり
します。他の通販番組と「通販生活」の読者
で、方向音痴といいながら大阪の通販生活の
店へ、一度も迷うことなく私を案内しました。

そのよどみのない案内ぶりに、
「いつここへ来たのか?そんな話聞かない。」
と私は思いました。でも口には出せません。
そう言うと、
「言ったはずだわ、あんた忘れたん。このごろ
 物忘れひどくなったのとちがう。」
こうかえってくるのはわかっていましたから。

しかし私は、妻の背中をくいいるように見まし
た。いくらみても、妻の真実は見えないのです
が、、、。夫の知らない世界を、妻という生物
はもっているのです。

こうして殺人事件の推理ドラマは、夫の頭の中
で妻の日常生活へと移ってゆくのでした。もう
ドラマの中の犯人探しは、問題ではありません。
空虚なフィクションより、目の前のノンフィク
ションの方が、はるかに切実で明日の自分の立
場を占う重要なことがらなのです。

夫婦間の距離は、いつも隣に居ても、短くも長
くもあるのです。そして日々刻々と変化するも
のでありました。
ジャンル:
ウェブログ
キーワード
推理ドラマ 2時間ドラマ いきなり黄金伝説
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