ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

いい出会いがしたい(6)

2017年05月16日 | 日記
仮にAさんとします。
Aさんのご主人は若い時から老舗の商家に丁稚奉公をし
て、ほなさんが会ったときは、番頭さんになっておられ
ました。たたき上げの商人で、その後まもなく暖簾をわ
けてもらい独立開業と相成りました。
若い夫婦は、朝から晩まで頑張り、一人子供さんが授か
りました。

ほなさんが親の家業の継いだ時には、尾頭付きの鯛を持
参して、喜んでくれました。ありがたいことでした。
ご主人は根っからの商人といった感じですが、ソフトボ
ールが好きで、審判の資格をとり、地域スポーツのボラ
ンティアをよくされていました。

Aさんはというと、大柄でしっかり者の方で、いかにも
「家計はすべて任したから」と言われそうな風情があり
ました。
あとから聞くと、Aさんはお母さんの連れ子で、母親は
再婚したが、義理の父からは疎まれて育ったそうでした。
義理の父親は、母親との間に子が二人できると、わが子
可愛さからか、連れ子のAさんをよくいじめたそうです。

母親はそういうことを知っていたけれど、庇ってくれな
かったといいました。母親も家庭内に自分の居場所を作
るだけで精一杯だったようで、わが子といえどAさんを
かばうことができなかったんだと想像できます。

そういう状況ですから小遣いなんてくれるはずもありま
せん。幼い時は山の炭をもって町に売りに行き、お駄賃
を稼いだそうです。真っ黒になって働く、こいう育ちを
したAさんが、しっかり者に見えたのは当たり前でした。
幼いころから、自立を余儀なく迫られ、大きくなってき
たからでした。

義務教育が終わったら、すぐ就職しました。貰った賃金
の多くを、母親の元へ送金しました。この当時は、皆が
家になにがしかは送金していました。でもAさんは多く
送っていましたから、自分のためにものを買ったことが
なかったといいます。
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