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マークスの山   高村 薫

2010年12月16日 22時42分14秒 | 作者  た

1993年03月31日初版発行 
1993年06月15日7版発行


昭和51年南アルプスで播かれた犯罪の種は16年後、東京で連続殺人として開花した―精神に〈暗い山〉を抱える殺人者マークスが跳ぶ。元組員、高級官僚、そしてまた…。謎の凶器で惨殺される被害者。バラバラの被害者を結ぶ糸は?マークスが握る秘密とは?捜査妨害の圧力に抗しながら、冷血の殺人者を追いつめる警視庁捜査第一課七係合田刑事らの活躍を圧倒的にリアルに描き切る本格的警察小説の誕生。 (Amazon より)

直木賞作品。





有名な刑事モノとの事なので、「読んでみよう」と思ったのですが、
あまりにもの分厚さと2段だったので、「止めようかな・・・」と最初断念しようとかと思いました。

最初は、「????」でした。
えっと、前テレビで言っていたのですが、関東と関西では【スコップ】の意味が違います。
こちら関西ではスコップとは、砂場とかで幼児が扱う小さなスコップ。 で、大きいのはシャベルになります。
で、関東ではスコップは大きなシャベルで、関東と関西では言い方が正反対なのです。
私最初、読んでいて、「え?スコップで??」と読んでて悩んでましたが、そのテレビ番組を思い出して、納得。 でも、この作者は関西生まれなんですよね。 関東に合わせたのかな?

登場人物が多く。多分30人くらいでてるんじゃないのかな?数えてませんが・・・。
最初「誰が誰??」的でした。まあ、私はあまり読書しないので、読書慣れしている人にはそうでもないかも。
最初、佐野警部補が主役?と思ったけど、主役はもう少し先に登場でした。
その、主人公の刑事役の登場シーン。
「あの子(雪山で遭難した子供)、刑事になったの??」と驚き!
でも、それは、あほな私の勘違いでした
で、もう一人の主人公の犯罪者のマークスもその時に登場しているのですが、私は最後らへんの合田の話で「え?あのこだったの??」と、超阿呆モノで御座います。これも読書慣れしている人には解ったことでしょう。
内容は、私の思っていたのと全然違ってました。
読んでいくうちに、私の想像とは違う展開になっておりました。そう思ったのは私だけ??
「最後どうなるの??」でした。

いつも、本を読んだ後に、ネットでレビューを見るのですが、
単行本と文庫本とでは、内容というか、文庫本は内容が少し削除されているとの事。
「普通は加筆じゃないのでは?」と思ったのですが、
そのレビューでは、「マークスと恋人との関係が薄くなっている。加納と合田の関係も」と。それを聞いて、文庫本を借りなくて良かったと・・・。でも、文庫本って後書きとかありますよね?これにはないのかな?それと解説とか、読むのが好きなので・・・。今度図書館行ってかりようかな?丁度両方置いてあるんですよね。

読んでて、なかなか進まない・・・ でも、読んでて辛くはなかったです。
確かに 犯罪者マークスは、非道な殺人者ではありましたが、私は憎めません。とても可哀想な男性です。恋人を愛おしく思うシーンは好きです。
次々と殺人事件が起ります。が、警察側は一向に進展なし。それは【上】が、妨害しているのでした。それに対して、葛藤する、合田とその他の刑事達。【上】に黙って捜査を続けます。そして、各部署との手柄取り合いうんぬん。
被害者と犯罪者との接点がどうしても解らない等で。

そして、
ある事件がきっかけで、今まで見えなかった【糸】【光】が見えてきます。

合田と、吾妻がホテルの一室で、重要参考人の弁護士の林原との攻防戦は見物!

そして、何故殺人者は【マークス】と名乗るのか。
これが、私には謎だったのですが、
最後の最後で解ります。

このお話は、偶然と悲劇が重なりあった、悲しいお話です。

最後・・・
あれしか、ない と言えば、そうかもしれないけど・・・
【マークス】純粋だった・・・

最初の、【マークス】の両親の事件も「関与か!?」と思いましたが、それは深読みしました。
関係御座いません。

謎解きではありません。所謂、どんでん返しでも、トリックもありません。
今まで、トリック で、「もう一度読んでみないと!」と思った作品はあります。
が、何もない作品で、「もう一度読みたい」と思ったのはこれがはじめてかも。
それは、私が 登場人物が多くて、頭がこんがらっていたため、もう一度読んだら解るかも、と思ったからかもしれませんが。ただ、分厚くて2段!! 読書があまりにも不得意な私には、きつい・・・
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