日々是堕落(ひび これ だらく)

MMOやオフゲや日常を色々語るブログです

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さる大学生たちの軌跡

2007-04-30 07:43:17 | 雑記
ここにある大学生たちの夜を記す





1st Contact - PM 8:30

ある大学生Sはその日その時間、晩御飯の調理を済ませ、日課となったパソコンの方へと向かっていた。
すると、彼は自分の携帯電話が振動しているのに気付く。


――電話?


そう思いつつ、電話先の相手を確認すると、悪友とも呼べる友人Mからの着信であった。
嫌な予感に顔をしかめつつも、彼は電話を受ける。


そして、Mが開口一番……

『夜桜、見に行くぞ』



……桜の季節はもう終わったんじゃないか?



正直、面倒事の予感がしていた彼は断ろうと一応確認したが、彼の願いは無情にも切って捨てられてしまった。
よく話を聞くと電話の向こうには友人Rもいるらしく、今はコンビニかスーパーで買い物をしている最中のようであった。

M:『近くまで行ったら、また電話する』

そう言い残され、電話は切られた。



溜息と共に彼は置時計の時間を確認する。

大体30分くらいと目処を付け、彼は急ぎ動き始めた。




2nd Contact - PM 9:10

彼の動きっぷりは目を回しそうなほどに慌しかった。
先日のおかずをレンジで温め、炊いたばかりのご飯を取り分け、温めている最中に風呂に行く。
シャワーだけ浴びてすぐさま上がり、ご飯と副菜をかっ込む。
その後は手洗いに行ったり、歯を磨いたりなど、すべてを30分程で済ませてしまった。

しかし、連絡は未だ来ず。

急がなくても良かったかな、と部屋で待っていると、2度目のMからの電話が来た。

『表の道路に出とけ』とのこと。

まあ、MはSの住んでいるアパートを知らないだろうし、よしんば知っていたとしても入り組んだ路地の先にあるので妥当な判断である。

そして、Sはジャンパーを羽織り、まだ肌寒い夜の道へと足を踏み出した。



3rd Contact - PM 9:20

Sは表の道路に出て、周囲を確認する。
何台かの車両は通るのだが、肝心のMの車は見つからない。
彼は待ちがてら、近くのコンビニに向かった。

すると、途中で電話が入る。


M:『今どこ?』
S:『サン○スの近く』
M:『あ、行き過ぎたわ。 ××まで行ってた』
S:『んじゃあ、サ○クスの近くで待ってるわ』

このようなやり取りが交わされ、数分後SはMの運転する車両を道路を挟んで確認する。
助手席にはRもいるようだ。

やれやれと彼は車へと向かった。



Direct Contact - PM 9:25

Sは道路を横断し、助手席側の後部ドアを開けた。




が、しかし


そこには何故か『巨大なビニール袋が2つ しかも中身入り』であった


M:『はい、残念~』

仕方なくSは運転席側の後部ドアを開け、中に入る。

ゆっくりとMの運転する車が動き始める。


挨拶をそこそこにSが口を開く。

S:『当てはあるんだろうな?』
M:『ないよ』
S:『…どこをどうすれば夜桜になるんだ?』
M:『適当に探しに行く』

Sは何とも微妙な顔を浮かべている。
彼はてっきり事前に計画が立てられているものだとばかり思っていたからだ。
しかし思い直し、Mが行き当たりばったりな性格であることを思い、諦めることにしたようだ。

M:『まあ、先輩から大体の位置は聞いてるし』

どうやら当てがないわけではないらしい。
その周辺を探すことにしたようだ。
山の方なので気温も低く、咲いているかもしれないらしい。

それならばとSはようやく安心し、友人たちと雑談し始めた。






































Why are we here ? - PM 11:30 ~ AM 6:00

S達はR宅で桃鉄(PS2)をやっていた。

これだけでは彼らの身に何があったか、まったく推測し難いであろう。
簡単に説明すると――


夜桜を探しに山へ → 遭難気味に迂回しつつ、目的の山へ → 目的の場所に着くが、桜が『まだ咲いていなかった』 → 約1時間のドライブの末、夜桜を諦める → R宅で遊ぶことに

という次第である。
流石はM、行き当たりばったりもここまで来ると清々しいものがある。

まあ、彼らは道中でも馬鹿話をして楽しんでいたようだし、これはこれで良かったのかも知れない。
そうして彼らはそれぞれ自分の場所へと戻っていった。



ちなみにビニール袋の中身は清涼飲料水と酒類、そして酒のつまみ兼MとRの晩飯だったようである。
急いで食べていたSがまるで阿呆のようである。
それらは結局、R宅にてすべて消耗される結果になった。
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