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Q値0.1の誤差をどう考えるか

2011-02-18 22:55:21 | 外断熱住宅関連
みなさん、こんばんは。


あるハウスメーカーのホームページを見ていたら、こんなことが書いてありました。

”全棟Q値計算をします”

その商品は、次世代省エネ基準2.7を大幅に上回る1.9を基準としている、とも。

で、実際にこのメーカーと契約を結び、設計から提出された書類に書かれていたQ値が2.0だったらどうされますか?
しかも、2.0であることにメーカー側から何のアナウンスもなかったら・・・

こちらのブログをご覧頂いた方は、そもそも断熱に興味がおありの方々かと思います。

この0.1の違いを誤差と感じるか大きいと感じるか・・・いかがでしょうか?

私は、以前大下さんからご紹介頂いたソフト(Q値計算ソフト)を使い、この建物の仕様が1.9を達成できないだろうことは分かっていました。

ですから、請負契約前の打ち合わせ段階で、「本当に1.9を達成できるんですか?」と伺っています。

その時の担当者は、大丈夫、とお答えになりました。

そして今回計算書を頂き、1.9を達成できなかったわけですが、お施主さんが現場監督聞いたところ、大丈夫です!とのこと。

Q値とC値、高気密高断熱住宅にはよく出てくる数字ですが、Q値に関しては、設計で算出された数字を実際の施工で上回ることはありえないと思います。

C値は施工次第で良くなると思いますが、まあC値は計算できないですからね。

ですから、現場監督が大丈夫!と太鼓判を押すということは、何かしら断熱性能を上げる施工が必要になるわけです。

この建物は木造の外張り断熱ですから、おそらく外壁の仕様上、壁面の断熱性能を上げることは難しいでしょう。

従って、天井か床下、または窓ということになります。

窓は断熱サッシ+Low-E複層ガラスの組み合わせ。

準防火地域ですから、まあ妥当なところでしょう。

残るは天井か床下。

どっちでも良いですが、まあ床下の断熱材を厚くする方が良いように思えます。

大事なことは、この現場監督が断熱不足であることを重要視し、きちんと説明したうえでどのような対策を取るかを検討することだと思います。

ところが、そもそも断熱性能が不足していることの説明はなく、(施主が指摘しなければ、そのままだったと思います)現場監督の”大丈夫”発言もとても無責任な気が。

外張り断熱ですから、メーカーとしては元々断熱性能についての意識が強いと思われます。

全棟Q値計算するくらいですからね。

しかしその商品の肝となる部分をおざなりにするようでは・・・

もちろん、誰しも問題のある建物を建てよう、ということはないでしょう。

聞くところによると、この現場監督が抱えている現場数は8棟!ちょっと多いですよね。

お忙しいなら、ぜひとも担当を外れて頂きたい、と思うんですが・・・
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キーワード
外張り断熱 準防火地域 複層ガラス ハウスメーカー 次世代省エネ基準
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