ホームメイド・ケフィアを好きな方のために

ホームメイド・ケフィアをこれから始めたい方、すでに始めている方のブログです。ケフィアについての感想や質問をお書き下さい。

NAG100スイートの開発の経緯

2008年05月14日 16時22分12秒 | Weblog
四十数年も前のことですが、京都大学の平野助教授(当時)から、これのビフィズス菌の成長促進活性を測ってくれないかと言って渡されたのが、N-アセチルグルコサミンでした。当時、平野先生は母乳に含まれている生理活性物質の研究をしていて、N-アセチルグルコサミンも母乳から抽出された貴重なサンプルでした。私は当時琵琶湖畔にあった乳業会社の研究所に勤務していましたので、何回も大学を訪ねて平野先生の指導を受けながら、ビフィズスファクター(ビフィズス菌の成長促進効果のある物質)のテストをしました。幸いテストはポジティブデータが得られ、平野先生と連名で英国の学術雑誌ネイチャーに投稿していただきました。懐かしい思い出です。
 平野先生はアメリカの大学に教授として招聘され、帰国後は鳥取大学の教授に着任されました。そして近くの境港に大量に廃棄物として放置されているカニの甲羅の有効利用のためにつくられたキチンキトサン研究会の会長に就任され、業界の指導に当たられていましたが、先年惜しくも他界されました。

 閑話休題、私の家内が膝が痛いと言って、グルコサミンの錠剤を飲んでいたのですが、これが一度に十錠も飲まなければならないと言うことで、私も試しに飲んで見ますと、これだけで胃がいっぱいになる感じがあり、食事の前にこんなものを飲むとダイエットにはなるだろうが、栄養が偏ってかえって健康を害するのではないかと思いました。それでもっと飲みやすくすることを考え、顆粒にしてケフィアにトッピングすることを思いついたのですが、一般に市販されているグルコサミンは、グルコンサミ塩酸塩しかなく、ケフィアにトッピングすると塩っ辛くて、ケフィアがまずくなってしまったので、このアイデアを断念しなければなりませんでした。

 ところが最近になって、焼津水産化学工業が、カニの甲羅からN-アセチルグルコサミンを純粋に抽出する技術を開発し、機能性食品原料として発売したことを知りました。早速これを取り寄せ、ケフィアに振りかけて食べてみると、ケフィアの味を損なうことは全くなく、むしろ美味しくなりました。それもそのはずN-アセチルグルコサミンは砂糖に近い甘さがあり、焼津水産化学工業では甘味料として用途特許を申請しているということです。難点はグルコサミン塩酸塩に比べ、N-アセチルグルコサミンの原料価格が10倍も高いこととです。

 しかし、ヒアルロン酸の構成成分として体内に存在するグルコサミンは、グルコサミン塩酸塩でなく、N-アセチルグルコサミンですから、体内に吸収された場合効果が全く違うことは予想出来ます。原料価格が高くても本当に健康に役立つものを販売すべきであると考え、添加物を全く使わずN-アセチルグルコサミンのみで顆粒にすることに成功しました。N-アセチルグルコサミン100%で販売しているサプリメントは、日本でただひとつNAG100スイートだけです。
 思えば三十数年前に平野先生の薫陶を受けたことが、NAG100スイートとして結実したものと感謝しています。
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青春の気を養う

2008年05月07日 21時47分30秒 | Weblog
        西穂高岳とその後ろに尖った頭を覘かせる槍ヶ岳

大学が岐阜県各務ヶ原市の那加町にありましたので、殆ど毎日JR高山線を利用していましたが、終点の高山までは行ったことがありませんでした。それで思い立ってこの連休に高山を訪れました。5日は奥飛騨温泉郷のひとつ新穂高温泉に一泊しました。その日はあいにくの雨でしたが、電車から見える新緑が鮮やかで雨もまた良しとしました。大阪では1ヶ月も前に散ってしまった桜が、奥飛騨では満開でした。ホテル穂高のかけ流しの露天風呂に浸り、ホテル自慢の飛騨牛の陶板焼に舌鼓をうちました。

翌6日はからりと晴れ上がったので、ホテルに隣接する新穂高ロープウエィ駅から白樺平へ、さらに日本唯一の2階建てゴンドラに乗り継いで、一挙に標高2156メートルの西穂高口駅の展望台に立つことができました。目の前に、西穂高、奥穂高、北穂高と続く穂高連山、槍ヶ岳、笠ヶ岳、焼岳、乗倉岳、遠くは白山まで見渡せました。若いときは自分の足で登った北アルプスの展望も70歳を過ぎて諦めていましたが、標高差日本一と言う新穂高ロープウエィのお陰で、3000メートル級の山々を目の当たりにすることができ、暫し青春に返った気分でした。





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今月のプレゼントは、N-アセチルグルコサミンです。

2008年05月02日 15時06分43秒 | Weblog
今月のプレゼントは、100%純粋N-アセチルグルコサミン「NAG100スイート」です。

「NAG100スイート(N-アセチルグルコサミン)」は、体内でヒアルロン酸に合成され、肌の潤いを保つ働きや、軟骨成分として膝や関節のクッションの働きをします。実はN-アセチルグルコサミンは、本来体内に存在していますが、歳をとると少なくなって、肌の潤いが失われたり、膝が痛くなったりします。加齢によって減少するN-アセチルグルコサミンを補う目的で、サプリメントが市販されています。

しかし、サプリメントとして市販されている一般的なグルコサミンは、カニやエビの甲羅を塩酸で分解して抽出したグルコサミン塩酸塩であり、本来体内に存在するN-アセチルグルコサミンとは違います。NAG100スイートは、酵素によって穏やかに抽出した、体内に存在するN-アセチルグルコサミンそのものです。従って、一般に販売しているグルコサミン塩酸塩より吸収しやすく、速くヒアルロン酸になります。NAG100スイートは、100%純粋のN-アセチルグルコサミンで添加物や混和物は一切ありません。1パックで1日の推奨量1000mgを摂取できます。

NAG100スイートは、甘くて美味しいので、ケフィアやヨーグルトのトッピングとして、紅茶やコーヒーに加えても美味しく、サプリメントの利用場面が広がります。

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糖尿病にならないケフィアライフ

2008年05月01日 18時50分30秒 | Weblog
今日の朝刊は各紙とも糖尿病患者とその予備軍が増えたことを報じています。
上図は日経新聞(2008.5.1)の記事からの引用ですが、成人の5.6人に1人が該当するようです。厚労省は「高齢化や食習慣・生活習慣の変化」がその原因と指摘しています。

私はケフィアの故郷コーカサスに倣ってケフィアライフを勧めています。
ケフィアライフの要点は
1)ホームメイド・ケフィアを食生活の中心におく。
2)適度な運動する。
3)睡眠を十分とる。
です。

牛乳を発酵させて作るケフィアは、栄養バランスがよく、しかも炭水化物が少ないので血糖値を上げることは少ない。高齢者の糖尿病が社会問題になっている昨今ですから、ケフィアライフの普及がますます必要になって来るだろう。

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