みなさん こんにちは。
こちらに来て最初の月が過ぎました。長かったような、あっという間だったような。
とにかく色々なことがありました。
ダンス学校は、予想以上にみんな喋るの早い!ぜんぜん聞き取れません。ヨガクラスのキュー(指示)とかでも、NYスタイルなのか超早口の人も多いです。(もちろんゆっくりな人もいるけれど)でも、初めて受けるクラスでは、名前や身体の調子はどうかなどと個人的聞いてきてくれ、「WELCOME!」とよく言ってくれるので、寂しい思いはあまりないです。
ダンス学校では、月に34クラスと振付集中講義を週一回受けています。
モダンやコンテンポラリーのクラスと、ヨガ・ピラティス・クラインテクニックや解剖学のクラスなどです。
モダンやジャズダンス、コンテンポラリーの先生も、身体の使い方に精通していて、早口だけど、聞き取れるとすごく有効なキューイングをしていることに気づきます。
クラインテクニックというボディワークの授業、(尾てい骨、座骨を床にグラウンディングさせて立つことを身体に覚え込ませるメソッド)かなり興味深くはまっています。まだ3回しか体験していなくてつかめてはいないんですが、先生に身体をガイドしてもらったときにすごーく床を感じて楽に立てた感触がありました。
Anatomy awareness のクラスも、毎回さまざまな気づきがありお気に入りです。
振付集中講義は、ディスカッションや創作が主なので、まさに英語がとっても大変です。でも外国人も多い(スウェーデン、スペイン、フランス人)ので、みなが助けてくれます。ダンスそのものに関しては、軽々と言葉を超えているので、作品発表などは非常に楽しいです。
今は秋のダンスシーズンらしく、いい公演が多いです。
昨日はリンカーンセンターで
NYCB ニューヨークシティバレエ の公演を見てきました。演目は、バランシン振付の「スクエアダンス」「夢遊病の女」、ピーターマーティンス作品、クリストファーウィールドン作品。私はバランシンファンなので、その中では昨日のパフォーマンスはまぁまぁかな~という印象ですが、リンカーンセンターなどは素敵で楽しめました。2012.1月には、「チャイコフスキーパドドゥ」と「Who Cares?」というバランシン最高傑作が上演されるので、今からわくわくです。
私のN.Y.初公演も無事終了いたしました~。非常にナーバスになっていましたが、思い切って上演したところ、予想以上に共感して頂けたようです。個人的には、NYのお客さんも日本のお客さんも、コンテンポラリーアート周辺に限って言えばあまり印象は変わらないと思いました。写真など記録を取る余裕がなく、ばたばたしていました、すみません。
私の方は、11・4~6に学校で行われるLaura Petersonという振付家の作品に出演するので、そのリハーサルを行っています。その創作過程が非常に面白い。私のアイデアももちろん、色々なダンサーのアイデアが取り入れられています。
こちらは秋になってきましたが、相変わらず日差しは強いです。秋なのにサングラスが必要だと感じます。ピリッとして心地よい感じです。
またお会いしましょう。
オガワマホ