ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

人と比べるという元凶

2017-12-04 | 雑念
人と比べるという事

「人がチャレンジができる場を作る」
「お互いが認め合い違いを学びとする」
「人と関わる事の煩わしさを喜びに変える」
他にも

そういう場を作る事にやりがいを感じて、このチームビルディング、人材育成、青少年育成のファシリテーター、指導者をやっている。

そして「人が成長する」「チャレンジする」「変わる」事の妨げになっているひとつの要因が「人と比べる」という事ではないか。それが僕の仮説。

人と比べること

思えば生まれた時から「◯◯ちゃんに比べて言葉を喋るのが遅い」「歩くのが早い」、小学生では「走るの早い」「勉強できる」「塾ではトップ」、それは受験戦争に突入すると当たり前のように染み付く。

そのことに対する違和感も感じなくなっていく。

恐ろしいことに現場の人たちに言わせると自分の実力を測るのに比べる必要があるとまで言う。

本当にそうなのだろうか。

当たり前のように「評価する事」の正当性を青少年の近くにいる大人が盲信している。

人と比べる事に正当性があるのだろうか。

自己肯定感が少ない人間を育ててしまう日本の未来に不安を感じた。

それでも「最近は自信過剰な若者も多い」と反論された。僕に言わせればそういう評価社会の犠牲者だと思う。

失敗すれば笑われ、他人への劣等感を背負って、やっと見つけた自分の居場所の狭さは自覚しながらも虚勢をはる事でしか自己を保てない生き方を強いられた。

だから僕という一瞬と関わる人間に小さくても良いCゾーンを体感してほしい。その為に仕事をしている。

人と比べなくてもいい。
あなた自身がそこにいるだけで素晴らしいんだよって。

僕もそう考えている。

誰がなんと言おうと自分の楽しい人生を謳歌する。

また目の前の人が、「人と比べることも必要だ」と正当化している。その人に僕は自信を持って言い続ける。

『僕は大切な人に「あなたはいるだけで素晴らしいよ」と言い続けます』


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