ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。世界中の人がファシリテーターになればイイのに。

FTトレーニングの方法

2017-07-15 | 雑念
3日間の自己研鑽の日

ファシリテーションを見学する。
そういう機会に恵まれることは本当に貴重である。

そして今回は一挙手一投足のログをとる。
そして参加者の行動もログを。
そうすることで終わった後のフィードバックの時間に種明かしを聞いたり、ファシリテーターとしての意図を紐解いていく。

参加者の見立てを談義することもできた。

これもまたとても意義がある。

僕が書き留めたログを見ながら
「こう言った時に参加者はこんな雰囲気でした。
僕ならこういうアクティビティをすると思うんですけど、実際はこうでしたね。」

「その時はこういう意図で、参加者はこう感じていたからこういう流れを…」と話し合った。

僕が足掛け10年の冒険教育指導をしてきて初めて、指導者講習・FTトレーニングを受けているような感覚だった。


<僕のファシリテーター人生>

今まで本当に自習の時間だった。

まるで何も知らない小学生に「哲学」という科目のプリント1枚を読んで、担任は1年のうち2回くらい覗きに来るだけで後は自習。

2年後に小テスト、3年後に成績をつける。

だから自習を頑張った。
本を買いに行って、塾(講習会など)に通った。

でも「哲学」の本質や学ぶ楽しさは肌で感じるものの一緒に学び合う人達と対等に語り合えるほど自分に自信もなかった。

大学に入り、初めて研究室の先輩と「哲学」について語り合う。そこで初めて素敵な学問なんだと再認識する。

そして「人を育てる」ということに関わっていることの喜びをわき起こさせてくれる。

(「哲学」を冒険教育に置き換えてもう一度読んでください。小学生などの学年は"時間経過"に置き換えてください。)

僕はこういうことで冒険教育FTを素敵な仕事だなぁと感じていることに改めて気付かされる対話がそこにあった。

偉そうにフィードバックと称して、アドバイスらしきことさえ求められてつけそえたりして。

基本的には尊敬するFTにアドバイスというより、「僕ならこうする」という見立ての違いと、離れて見ていることで違う角度からの気づきをお伝え。

それでも憧れのFTに自分の意見を申し上げるのは勇気がいるしエネルギーが必要である。

それも「この人なら失礼な言い方をしても怒らなそう」という雰囲気を出してくれるから、言いたくなる。

この「雰囲気」が彼のファシリテーターの真髄である。

彼のグループの雰囲気は、彼自身の雰囲気なのである。

かつてから遠目で見てきたその雰囲気はどこから来るのか?といつも不思議に思っていた。

今回はすぐそばで3日間も見続けたことで、その参加者の心の変化は確実にファシリテーターとしての目に見えないアプローチが作用していることに気づく。

僕もその雰囲気に心地よくフィードバックができるのである。

フィードバックしている自分にさらに、自己チェックにもなっている。相互トレーニング。

冒険教育ファシリテーターのもっとも効果的な学びのスタイルなのかもしれない。

FT学びの階段

1.本を読んだり調べて1人で学ぶ(自習)。
2.現場で試して改善する(OJT)。
3.講習会や仲間と談義する(振り返り)。
4.FTを見学してフィードバックをする(OJT)。

次世代への学びの階段は、議題になる。
僕は最近もっとも効果的なのは4ではないかと思い始めている。自分のレベルに合った気づきやフィードバックをすることで難しすぎず、自己評価も同時に行うことができる。そして被見学者もその人との対話で実力や考え方を知ることができる。

ひとまずここまで
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