hokutoのきまぐれ散歩

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神田錦町更科〜神田ランチグルメ

2017-06-18 06:00:03 | グルメ

神田界隈を歩いていたら店構えの古いというか、歴史を感じさせる店を発見、提灯を見ると『神田錦町更科』反対には『5代目布屋堀井』とある。もしかして麻布十番にある更科系総本家『更科堀井』の分店かなと思い、暖簾をくぐる。


調べて見ると確かに麻布永坂町の更科堀井から最初に暖簾分けされた店である。創業は1869年、つまり明治維新の翌年ということになる。現在は四代目と五代目が暖簾を守っている。

店を入ると昭和レトロそのもの、美人の女将が迎えてくれる。1時半のため、先客は1組のみ。暑いので冷やし生姜天そば(1100円)を注文する。

女将さんが調理場に『冷やし生姜一丁』と声をかける。するとにわかに生姜を切る音、そばを茹でる様子が見える。次は油で揚げる音、そして7.8分で冷やし生姜天そばが運ばれてくる。

蕎麦猪口もあるのでつゆを取り、まずは蕎麦を一箸。機械打ちのため長い蕎麦だが、つゆの風味も良く、中々美味い。それにしても更科堀井本店に比べ、盛りがいい。


揚げたての生姜天は新生姜をきんぴらの様に細切りにしてあられの様に集め、衣を付けて揚げたもので富○そばの紅生姜天とは違い、塩味はしないが、辛みも風味も強い。揚げたての天ぷらに加え、三角に切った油揚げが3切れ、カイワレ、海苔がトッピングされている。もちろん、カリカリの天ぷらと蕎麦の相性がいい。


蕎麦の量も多く、たっぷりの具も入り一食で十分満足、最後の蕎麦湯もダシが効いて美味い。手打ちではないが、老舗の味を堪能しました。夜も良さそうだが、閉店は7時半、早く呑み始めるに限る店である。


神田錦町更科
千代田区神田錦町3ー14
0332943669

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