ふるさと京北鉾杉塾

ふるさとの京北を活性化するよう様々な活動をしています。

12月19日、新年の幸福を祈るリースとしめ飾りを作りました。

2015-12-23 09:19:47 | 報告
前日には京北にうっすら初雪が降り、京北も師走の気配に・・
参加者10名 小雨ふるなか元気にご集合いただき、早速リース作りに。

手順を簡単に記しましょう。


使用する稲藁は「でんでんむし作戦第3回」で刈り取ったモチ米の藁を使います。はかまを取り除き真ん中の茎だけにしたもので、青々としています。


まず、3人一組になり、一握りの藁を3等分し、


その3分の一づつ、根元から縒りながら穂先へ綯って(ねじって)いきます。
           

三つ目は先にできた縄の縄目に組み込ませます。三つがあわさると「横綱の綱」のようになります。


穂先までなえたら鋏で整えます。


わっかにして止めます。


メタセコイアの実、ナンテンの実、ヒカゲノカズラを飾り付け完成!


「縒りを掛ける」作業は結構ハードな力仕事でしたね。3人の呼吸も大事で、手抜きも力も抜けない・・・ 参加者、塾員が一緒になっての作業に 寒さもどこへやら。

昼食は いろりで炊いた「餅いり鍋」と山国納豆をはさんだ「おにぎらず」


 午後は 「唐臼で餅つき」。始めて杵を踏むお父さんもコツを掴むと見事な脚さばきに。
使用したお米は 秋に手で刈り取り 乾燥させたお米です。つき上がった餅で、もち花、もつくりました。

5回講座の最終講座となった今回、 4回目のご参加となるお2人にお約束の「京北産米」をプレゼント。今回のおみやげは、リース・しめ飾り・もち花・丸餅・木製組立パズル、等などをお持ち帰りいただきました。良きお正月をお迎え下さい。

 ~でんでんむし作戦in京北応援ありがとうございました~ 

7月・8月・10月・11月・12月と5回に及ぶ講座を展開して、京北のいいところ、伝統の大切さ、自然の中での楽しみなどの楽しみを発信してきたつもりですが、半年のあいだにどこまで行けたかな~、京北の宝物が見つかったかな~と反省することばかりです。猛暑のなかの講座あり、稲刈りの重労働あり、また寒さの中の体験ありという半年でしたが、いっぱいご縁を結ばせていただくことが出来ました。「温かいこころ」をいっぱいいただくことが出来ました。

今後も、「安」らげる体験の場となるよう ますますのご声援をいただきますようお願い申し上げます


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