「千葉ロッテばんざい」

新しい「野球論」を、みんなでつくろう。

小林雅英・投手・背番号30.

2005-12-31 00:13:12 | 実感・選手名鑑
小林雅英・投手・背番号30.

12月29日、 パ・リーグのセーブ王に輝いたロッテの小林雅英投手が、契約更改交渉に臨み、 現状維持の2億3000万円の提示を保留した。

今季、小林雅英は、 2勝2敗29セーブで防御率2・58だったが、29セーブを挙げプロ7年目で「最多セーブ」を初めて獲得。

瀬戸山球団代表は、「日本一&タイトル料は、8度の救援失敗によるマイナス査定で“相殺”される。トータルではダウン査定だった。

ベースが大きいので期待しているものが大きい。

日本一、アジア制覇などのご祝儀を含めて現状維持」と、大幅昇給が相次ぐチームの中で、あえて厳しい査定となった背景を説明した。

小林雅英の表情は険しかった。 プロ7年目にして初の「最多セーブ」を獲得。

さらに選手会長としてナインを引っ張り、ブルペンでは全試合スタンバイした。

それが希望を下回る現状維持の提示。球団からは譲歩案として、セーブ数や救援成功数、投球回数を対象とした出来高契約を提示された。

小林、「サインしていません。お互いにもう一度考えようということになりました。僕としては大きな金額を求めているわけではないけれど…」

<感想>

選手の契約更改に、観客が介入するつもりはありませんが、今季の小林雅英の成績は、現状以下だと思う。

ファンである我々は、小林雅英にはいつも抑えて欲しいと思って応援しますが、8回も失敗しているのであれば、現状維持を小林雅英選手の方から、発言して欲しかった。

薮田安彦選手が、ぴしりと抑えると、スタンドでは「薮田安彦が、このまま投げたら・・・。」と言うささやきが、出ていました。

千葉ロッテファンは、上品だから、大声で「ヤブタ」コールする人は見かけませんでしたが・・・。

その辺りも考えて、自己主張するだけでなく交渉に臨んで欲しい。

清水直行・投手・背番号18.

2005-12-31 00:10:33 | 実感・選手名鑑
清水直行・投手・背番号18.

12月26日、 ロッテの清水直行投手が、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、4000万円増の1億8000万円プラス出来高払いでサインした。

 清水は今季10勝11敗で4年連続2けた勝利をマーク。
プレーオフと日本シリーズでも勝利を挙げてチームの日本一に貢献し「今季は優勝を待ち望んでいたファンの喜ぶ顔が見られてよかった。

来季は16勝以上を目標にして、防御率にもこだわりたい」と話した。

 かねて米メジャー挑戦をブチあげていた清水直行は、ポスティング(入札)制度での米メジャー挑戦について、球団の考え方、挑戦容認のための条件について、徹底討論するつもりだった。

清水直行、「話はしたけど答えはNO。・・・でも完全NOじゃなかった。気持ちがどれだけ強いかは、分かってもらえたようだけど難しい問題です」とトーンダウン。

 このFA制度も現在、流動的。現行の9年から、まず2006年オフから8年へ短縮する方向で話し合いが続いているが、ドラフト制度などさまざまな改革案とリンクしている状況で、頓挫する可能性もある。

清水、「行きたいならどんな形でも行けという意見もあるけど、そんなタイプじゃない。モメてまで行くなという人もいる。ロッテに入団したときに契約金ももらってるワケですからね…。

一番理想的なのは、FA権を取って挑戦する形。権利を取ってからでも遅くないとも思うし…」

 一方の球団(瀬戸山代表)も、「入札は基本的にはNO。でもケース・バイ・ケース。状況によって話し合う」と、こちらも定まっていない。

清水直行、 「FA短縮は選手会と話し合っていかないと。でも入札制度がここまでモメると思わなかった…」。

来季31歳になる清水直行が、現行制度でFA権を取るのは4年後。

<感想>

ポスティング(入札)制度での米メジャー挑戦に関して、他球団では、FAに関して球団と選手が衝突している。

千葉ロッテは、話し合いをしている感じがした。

なぜポスティング(入札)制度がもうけられたのか、恐らくプロ野球に入団する時に交わす契約書の内容と関連があるように思う。

現行の野球協約を両者の主張を認めているのであろうが、マスコミ報道を見る限り、選手の米メジャー挑戦希望を、球団が強権をもって拒否しているという感じに見える。

この問題は、日本のプロ野球の将来を決める重要問題である。

メジャーと日本では、契約金額が違いすぎる。選手は当然・・挑戦したいと思うのは当然だ。

この道を選べる選手は、日本の球界・球団に不満を持っているのだと思う。
日本球界がメジャーと契約条件などでで、張り合っていけるなら、そのように変更すればいい。

恐らく、全面的に同一条件にはできないであろう。・・・だとしたら、球団と選手会で、どうしたらいいか考えるべきだ。

球団が地域密着で、新しい野球を作り出そうとしている今、新入団時の契約や毎年の契約の契約金だけでなく、FAやポスティング条件や、引退後の制度も見直さなければならない。

今江敏晃・内野手・背番号8.

2005-12-30 01:00:31 | 実感・選手名鑑
今江敏晃・内野手・背番号8.

12月28日、 日本シリーズで8打席連続安打の新記録を樹立し、MVPに輝いたロッテの今江敏晃内野手が、契約更改交渉に臨み、今季の1350万円から約4倍増の5500万円でサインした。

4年目の今季はチーム最多の132試合に出場し、143安打、打率3割1分はいずれもチーム最高成績。日本シリーズでも最高殊勲選手(MVP)に輝いた。さらに、三塁手でベストナインとゴールデングラブに選ばれた。

野手としては査定ポイントがチームトップの評価。・・・・・「思っていた以上に頂いた。野球も私生活もいい年になった」と破顔一笑だった。

10月には長男も誕生し、「充実の1年。精神面で成長できたのが大きい。」と満面に笑みを浮かべ、100打点を来季の目標に掲げた。


バレンタイン監督は、調子が悪くても今江敏晃を起用してきた。
今江、「監督は、乗せるのがうまい。それに乗せられた感じ。一緒にいられて幸せです。」
居残り特打でも「いいバッターなんだから、自信を持ちなさい。」と声をかけてくれた。

今季「ミスター・ロッテ」有藤道世氏の背番号「8」を引き継いだ。

8打数八安打の日本シリーズ新記録は、・・・・たまたま、バットに当たってくれた感じ。奇跡に近いです。本当にシリーズは楽しめました。

<感想>

今江敏晃も、謙虚な姿勢は渡辺俊介・西岡剛と同じようなコメントだ。

恐らくその謙虚な言動から、彼らの野球に取り組む姿勢が見えてくるような気がする。

きっと彼らは、来年も年俸アップできる自信がある感じがした。

球団が提示する年俸が、その選手に対する球団の評価だと言われるが、高い年俸になると、トレードに出される可能性が増加する。

特に千葉ロッテは、球団の赤字解消に取り組んでいる段階であることを考えると、他球団のようには、高額にはできないようだ。

契約更改の保留選手は、その現実をどうとらえるか・・・それが問題だ。
球団の評価が低いと考えるなら、来季は取り返そうという意欲で取り組んで欲しい。

今季優勝したことは事実だが、レギュラーシーズンは、2位であったことも事実だ。このことを認識しておかなければならないと思う。


巨人“ロッテ流トレ”導入へ

2005-12-29 23:55:24 | 巨人野球
巨人“ロッテ流トレ”導入へ

来春の 巨人・宮崎キャンプでは、「千葉ロッテ式トレーニング」を導入することになった。

今秋まで千葉ロッテに在籍した白坂トレーニングコーチが、「チーム全員で同じメニューのトレーニングはやらない。

個々にメニューは変えていくことになる」と方針を説明。

これまでキャンプでは、ポジション別に同じメニューをこなしていたが、完全個別メニューが組まれることになり、さらにトレーニングのための個人カルテを作成する予定。

股間節の柔らかさや、各部位の左右の筋力バランスなど細かいデータを記録していく。

 白坂コーチは「ロッテではずっとやってきたもの。今まであってしかるべきだったが、このチームでは見かけないからね」と・・・ロッテ流の改革へ意欲的だ。

 ≪新ユニホームの発表会にファン300人を招待≫

来年1月16日に行われる「新ユニホームの発表会」に、ファンクラブの会員300人を招待することになった。

会場となる都内のライブホールには、原監督やナイン数人が駆けつける予定で、ファンを前にした“ファッションショー”形式となる。

12月22日、球団では、ロッテの荒木事業部長を招き、ファンサービスなどの勉強会を行った。その際にファンを招待して行った、ロッテの新入団選手発表のビデオも見ており、さっそくロッテ流を手本にしたようだ。

<感想>

この報道によると、巨人は来春から、こうすると紹介されているが、なぜ今まで、白坂方式の練習メニューが実施されていなかったのかを、監督やフロントは、把握しなければならないと思う。

トレーニングの専門家を集め、新しいトレーニング方式を導入することは、良いことと思うが、なぜ取り入れるのか。今までを全否定するのか。

巨人全体で考えなければならない。・・・・少なくとも、以前のトレーニング方法の利点や欠陥を解析し、新方式導入の意義を、このトレーニングを実践する選手が納得できるように、説明しなければならない。

この報道から読み取れることは、「千葉ロッテがやっていて、日本一になった」から、白坂コーチを入団させ、我々もやってみようと言うことに見える。

重要なことは、千葉ロッテの選手が、まじめに取り組んだことが、良い結果を獲得できたと言うことである。

ロッテの選手は、恐らく、今から自主トレーニングしているよ。キャンプからでは遅いのではないですか。

ファンサービスのことですが・・・。あんまり急いで導入しない方が良いですよ。

なぜ千葉ロッテが、新人入団でファン参加を考えたかというと、球団とファンはそれ以前から、ネットによるコミュニケーションが、とれてきたからだと思う。

参加応募方法をどのように発信するか・・・それが問題だ。

千葉ロッテは、来季ファンの実態を把握するための新方式を準備していることを、勉強会で学習したのなら、巨人独自の方式を創造してほしいと思う。

巨人小久保、キャプテン

2005-12-29 01:46:05 | 巨人野球
巨人小久保、キャプテン

12月27日、 巨人の小久保裕紀内野手(34)が、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、6000万円増となる年俸3億円の1年契約でサイン。

この日、原監督の意向である、チームの「キャプテン」が正式決定。

今季の小久保は、打率.281、34本塁打、87打点で、昨年(打率.314、41本塁打、96打点)をすべて下回った不本意な1年だったが、過去2年分の評価と、キャプテンとしての期待料を含めての大幅増となった。

 98年の吉村以来となる主将に指名された小久保は、「ユニホームを着たら勝つことだけに向かうべきだと思う。

この2年間は、巨人のユニホームを着てても、選手間がバラバラだと感じたこともあった」と、今年までの巨人がいかにひどい状況にあったかを暴露。

「そういうことを覚悟の上で、主将を引き受けました。来年は(移籍)3年目なので遠慮しないで発言していきたい」と、決意を口にした。

さらに、非公式ながら複数年を打診されたが、「行使する、しないは別にして権利であるFAは、大事にしたい」という意向で単年契約となった。

 原監督は、「巨人をぶっ壊す」と、大改革の決行を予告。外様の上にソフトバンクに帰ることが“既定路線”の小久保に、あえてチームを託したわけだ。

今までバラバラだったチームが、一気にまとまるという保証はない。

1年限定主将の巨人・小久保が、原監督の要求通り巨人を壊せるか。

ある主力投手が、「大丈夫か巨人は? ヨソものばっかりじゃないかよ」とコボすように、何で外様で来季限りのヤツに従わなければいけないんだと、反発を受けかねない。

 来季で巨人との3年契約が切れる小久保は、「FA(すでに取得)を大事にしたいというのは、ずっといろんなところで言っている。

とにかくボク自身が、高成績を残すことが大前提だと思う」と、まずはバットでチームを引っ張る。

しかし、来季は敵の投手よりも、味方の生え抜き選手との勝負になりそうだ。

<感想>
小久保選手は、正直な選手だ。

巨人はチームをまとめるリーダー選手を育ててこなかったと言うことだと思う。
巨人フロントは、生え抜きの選手を軽視し、今なお軽視し続けている。

原監督は、なぜ、FAやトレードでベテラン選手をたくさん入団させるの?

再来年の主将は、誰?

チームとローマは、1日にしてならず。と思いませんか・・・・。

世界一へ“宇宙流”始動

2005-12-29 01:41:03 | 実感・選手名鑑
 世界一へ“宇宙流”始動

12月26日、 ロッテの渡辺俊介投手(29)は、来年3月に開催されるWBCに向け、埼玉県熊谷市内のジムで早くも本格始動した。

渡辺俊は、旧ソ連宇宙飛行士の体調変化の把握を目的に開発されたテクノロジーシステムを利用して身体測定を行った。

「初めて測定してみたけど、自分の身体のことが分かるので球団にも勧めてみたいです」と満足そうだ。

 このシステムは旧ソ連時代に、宇宙飛行士の体調変化の把握を目的に研究が始まり、1万人以上のトップアスリートたちのデータを基に開発された。

メジャーではレンジャーズ、サッカーではイタリアのACミランなどが取り入れている。

 「1週間に1回は測定して、その時の自分の身体に合った練習メニューを選びたい」と渡辺俊。

日本代表の指揮を執る王監督にエースに指名された男が地道な一歩を踏み出した。

<感想>

年内の契約更改でができない選手もいるというのに、渡辺俊介選手は、もう動き始めたらしい。

オフシーズンのトレーニングメニューは、自分で作成して、実践することがプロ選手には必要だと思う。

新しいマシンがあれば、やってみようとする意欲的な渡辺俊介らしいね。

巨人の小久保選手たちは、米国へ行って、集団で自主トレーニングするが、原監督はチームワーク作りに意義ありとコメントしているようだ。

チームワークつくりは、キャンプからで良いんじゃないのと思う。・・・・集団でなければトレーニングできないと言うことなのか。自主性の欠如かな。

二岡選手は、外国嫌いだが、小久保キャプテンに誘われたから行くらしい。

千葉ロッテと巨人の違いが見える。

西岡剛・内外野・背番号7.

2005-12-28 00:46:15 | 実感・選手名鑑
西岡剛・内外野・背番号7.

西岡剛は、千葉マリンで契約更改交渉に臨み、3倍増となる年俸5100万円で一発サインした。

「予想以上の額。速攻で判を押しました」

西岡剛は、会見でとっておきのプランを披露。

「背番号7にちなんで何かできればいい。・・・と考えて、7日には子供を球場に招待するとかね」と

来季から毎月7日を「西岡デー」とする考えを示した。

<感想>

バレンタイン野球は、選手の中に浸透しつつあることがわかる。

千葉ロッテの選手は、普段は謙虚で慎ましい。・・・・・そして試合には、動物的感覚をむき出しに、「野球」に立ち向かう。

その代表格の1人が、西岡剛だと思う。

橋本将・捕手・背番号33.

2005-12-28 00:44:35 | 実感・選手名鑑
橋本将・捕手・背番号33.

12月19日、 橋本将は、2100万円増の5000万円で契約を更改した。

今季は捕手が里崎との併用制で出場は72試合にとどまったが、「下位打線でのつなぎの役割や、マスクをかぶったときの投手の防御率などを評価してもらえた」と一発サイン。

「来季はまだ達成していないシーズン100試合出場に向けて頑張る」と話した。

マッチカードプログラム・2005.8.23

橋本将は、「毎年、今年がダメだったら選手生命は終わる、との気持ちで挑戦している。」

自分を追い込み、そのプレッシャーを克服するための努力を怠らない。

ウエイトトレーニングで体を鍛え、バットを人の数倍振る。そして試合後には必ず、その試合のビデオを見て反省する。

「努力あるのみ」・・・橋本将の好きな言葉だ。

「練習することで不安をできる部分はある。できることはすべてやりたい。
それで結果がダメだったら仕方ないけど、やるべきことをやらずにダメなのが一番悪いと思う。」

橋本将は、2000年、「サンデー晋吾」・小野晋吾とのバッテリーで1軍デビュー。しかしその頃は自分の哲学を持っていなかった。

無我夢中のプレー。「失敗を恐れていた。今思うと、もうちょっと大胆にやっておけば良かったなあと思う。

ちょっと小さくなりすぎていた。」と振り返る。

失敗した時、なかなか切り替えができなかった。
寝ても失敗した記憶が頭をよぎる。

悪いイメージを残したまま次の日を迎え、また失敗する。

橋本の哲学は、こうした過去の反省から徐々に形成されたものだ。

プレッシャーと戦う橋本にも、ホッとする瞬間がある。家族の存在。「負けて帰っても、子供の顔を見たら切り替えることができる。・・・不思議だよね。」

また妻の存在も大きい。「ハッパをかけてくれる。気を遣われるのは嫌だから、それでいい。」

千葉ロッテのマスクをかぶる男が探し求めるゴールは?」

「常勝千葉ロッテを作ること。同じ年の里崎智也と2人で、精進し合って努力し、毎年優勝できるチームを作りたい。」

2005.8.にこんなコメントをしている。

<感想>

今季は、「常勝千葉ロッテ」の1年目が、達成されたことになる。

家族の支えで戦う選手は、大崩はしないだろう。

私は、シーズン終盤から、<捕手・里崎智也・DH・橋本将><捕手・橋本将・DH・里崎智也>この繰り返しオーダーには、感激した。

今季中に、千葉ロッテでパパになった選手は、(私の知ってる選手は)今江敏晃・渡辺俊介(2人目)・黒木知宏がいる。

パパさん選手たち、来季はよろしく。頑張って欲しい。

独身の里崎智也・西岡剛も頑張ってね。

サブロー・外野手・背番号3.

2005-12-28 00:39:28 | 実感・選手名鑑
サブロー・外野手・背番号3.

12月23日、“つなぎの4番”としてブレークしたサブロー外野手は、4300万円増の8500万円で契約更改した。

 今季は107試合に出場し、打率3割1分3厘。8月中旬から4番に座り、打線の中心として活躍した。堅実な守備も評価されてほぼ倍増を勝ち取り、「今年以上の成績を残してV2を達成したい」と話した。

「日本一が初めてだったので、どれくらい上がるかが想像できなかった」と笑った。

12月25日には、有馬記念では、清水直行とともにプレゼンターを務めた。

<感想>

優勝チームは、行事やイベント参加でオフが忙しい。しっかり休息を取って、来季に備えて欲しい。

連覇は難しいと言われる。・・・・来季、サブローがどう活躍するか。できないのか。楽しみだ。

サブローがダメなら、誰が活躍するのかな・・・。これが、千葉ロッテの魅力である。

投手多い国・巨人

2005-12-27 00:29:10 | 巨人野球
投手多い国・巨人

12月23日、今季限りでマリナーズを退団した長谷川滋利投手(37)は、現在・米国の複数球団と交渉中。
1月中旬に決断する意向だが、日本復帰なら巨人入りを選択肢に挙げている。

長谷川投手は、マリナーズでは中継ぎ、抑えで4年間在籍。
メジャー通算517試合登板の実績に加え、クレバーな投球術、卓越した投球理論、精神面など、大きな戦力になるのは間違いない。

巨人は、FA組の野口、豊田、外国人ではパウエル、グローバーの先発2投手。ドラフトでも辻内ら7投手を獲得。

さらに内野手のディロンの獲得も決定的。ロッテからは、金銭トレードで小坂を獲得。

12球団最大の補強を繰り広げているが、メジャー9年の実績を持つ長谷川も加わる可能性が出てきた。

特に原監督が重視する、7、8、9回の試合終盤にさまざまな形で起用できるメリットがある。メジャーでも中継ぎ、抑えの経験は豊富だ。

V奪回を目指す巨人に必要な「新勝利の方程式」の確立に、和製メジャーリーガーは、頼もしい存在になりうる。

<感想>

原巨人は、どこへ行くのか。

原監督就任直後の秋季キャンプには、負傷者も含め全員参加させ、「巨人愛」を誓い合った。

尾花コーチは、投手陣再建のため、内海・野間口・木佐貫・久保・林・岡島ら若手投手たちを、来季の1軍入りを目指して、厳しい指導を行った。

その後巨人は、投手陣補強で、FA組の野口、豊田、外国人ではパウエル、グローバー。
ドラフトで辻内ら7投手を獲得。そしてメジャー9年の実績を持つ長谷川も加わる可能性が出てきた。

その他に、メジャー入りを封印されたエース・上原の他に、工藤・桑田・高橋・前田らがいる。

原監督は、きっと移籍組の能力を確かめるために、序盤戦から先発させるであろう。

新入団選手は、「巨人愛」を育成する秋季キャンプに参加しない投手だ、キャンプ参加選手に不満は生まれるであろう。

さらに、ベテラン投手が登板すれば、若手投手は再び登板チャンスが、巡ってこない可能性がある。

これで良いのか。

新入団選手は、来年度優勝を目指すから、登板チャンスが少なくなれば、不満を表明するだろう。

原監督は、来季優勝を目指すか。長期的展望に立ってチーム作りをするのか。問われることになる。

このようなチーム構成では、「巨人愛」というチームワークつくりは、むずかしいと思う。