たのしみは朝起き出でて・・・

語楽、音楽、食樂・・・私の小さなたのしみたち

読書記録

2012年03月31日 21時24分21秒 | 語楽
1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。
あっという間に、もう4月。
本をたくさん読みたい、と思っていたのに、
なかなか読めなかったなぁ。

3か月間で読んだもの。
 『全身翻訳家』 鴻巣友季子著 ちくま文庫
 『明治大正翻訳ワンダーランド』 鴻巣友季子著 新潮新書
 『にほんご観察ノート』 井上ひさし著 中公文庫
 『言葉を育てる』 米原万里著 ちくま文庫
 『旅行者の朝食』 米原万里著 文春文庫
 『松本清張を推理する』 阿刀田高著 朝日新書
 『夕映え天使』 浅田次郎著 新潮文庫
 『雀の手帖』 幸田文著 新潮文庫
 『勇気凛凛ルリの色』 浅田次郎著 講談社文庫
 『日輪の遺産』 浅田次郎著 講談社文庫
 『舟を編む』 三浦しをん著 光文社

雑誌
 『飛ぶ教室』第18号 特集「童話って何?」
 『飛ぶ教室』第26号 特集「物語の悦び」
 『文芸』2009年春号 特集「柴田元幸」

韓国語は、ぽにょっ会の皆さんが挑戦されている『楽器たちの図書館』と、
『ワンドゥギ』のみ。
ちょうだいする実務翻訳の案件で手一杯・・・
いろいろな表現を知るために、小説も幅広く読まなくちゃ。
たまさんが紹介されている本が、どれもこれも面白そうです。
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金星・月・木星

2012年03月26日 22時35分40秒 | 天楽
今日は、金星と月と木星が一直線に並ぶ日であったとか・・・。
私が気がついたときには木星がもう見えなくなっていて、金星と月しか見えなかったのですが、
宵の明星、金星と細い細いお月様が、一直線に並んで美しく輝いていました。

ふと思い出したのが、この歌
「星といふ小人の中に美しき肱のみ見せて寝たる夕月」
(与謝野晶子 『流星の道』)

本当は夏の夜空を歌った歌ですが、
金星の真下のお月様は、ほっそりとした女性の肱のように美しい形で、
いつまでもいつまでも眺めていたかったです。

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作家と万年筆展

2012年03月24日 22時20分14秒 | 行楽
そりゃあ万年筆というのは、男が外へ出て持っている場合は、
それは男の武器だからねえ。刀のようなものだからねえ・・・
ー池波正太郎「男の作法」から
『作家と万年筆展』パンフレットより
(県立神奈川近代文学館)

6年程前に百貨店で開催されていた「世界の万年筆展」で、
名だたるブランドの美しい万年筆の数々に目が釘付けになった。
試し書きをさせてもらうと、文字のハネやトメなどによるインクの濃淡が美しく、
1本所有してみたくなった。
高価な万年筆は贅沢品であるが、自分への褒美等々いろいろ理由付けして、
万年筆を購入した。
今はその万年筆を使って、好きな作家の文章を書き写したり、
手紙を書いたりしている。

そんな趣味としての万年筆ではなく、
作家と、作家が商売道具として使った万年筆との濃密な関係を
目にすることのできる「作家と万年筆展」(神奈川近代文学館)に
2か月程前に行ってきた。

夏目漱石をはじめ27人の作家の万年筆や自筆の原稿、
万年筆に関するエッセーの引用などが展示されていた。
「松本清張記念館」や「司馬遼太郎記念館」等々、
個々の作家の記念館やイベントなどで遺愛の万年筆を見たことはあっても、
一度に複数の作家の万年筆を見たことはなかったので、
感激ひとしおである。

万年筆には、ブランド名や材質等だけでなく、「ペン先の減り方から右へ傾けて
筆記していた」(向田邦子さんのウォーターマン)など、
書き癖による万年筆の消耗の説明もあり、作家の手先が浮かび上がってきそうだった。
井上靖さんの万年筆には絆創膏まで巻いてあった。

手書きの原稿も至極である。
升目に関係なく、頭に浮かんだ文章をそのまま流れるように書いたかのような原稿や、
きっちり升目に沿って書かれてある原稿など、作家の性格が感じられる。
井上ひさしさんの原稿は、作品や人柄そのまま、ユーモアあふれる文字で満ちていた。

氏名だけでなく住所まで印刷されている開高健さんの原稿用紙や、
フッターにかわいい女性のイラストが印刷されている角田光代さんの原稿用紙など、
原稿用紙も個性豊かだ。

鬼籍に入った作家だけでなく、現在も活躍中の作家の万年筆も展示されていた。
最近はパソコン派の作家が多いかと思うが、浅田次郎さんや出久根達郎さんは、
今でも全て手書きだそうである。
パソコンであっても、手書きであっても、作品の内容は変わらないのに、
手書きの原稿を見ると、もっと気合いを入れて読まなくてはという気になってくる。

夜になれば静まりかえった文学館で、作家に愛された万年筆が、
作家の思い入れのある言葉を書き出してくれそうな錯覚に陥る、
そんな展示だった。
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湯島天神

2012年03月20日 23時26分25秒 | 行楽
湯島天神に行ってきました。

例年にない寒さで、なかなか見頃にならなかった今年の梅ですが、
その厳しい寒さを乗り越えただけに、
境内では白梅、紅梅、しだれ梅、様々な梅の花が、
いつも以上の清楚な美しさで咲き誇り、
ふくいくとした香とともに、人、鳥、蜂をも魅了していました。

「梅花和雪香」(梅花、雪に和して香し)
(厳しい寒さや雪に耐えてこそ、
梅の花は凛とした花を咲かせ、気高い香を放つ)

梅のように、人も苦難を乗り越えて精進してこそ、
高潔な人格が得られる
という禅語です。

安きに流れてしまう私。
何事も苦労から逃げず厭わず、笑顔で努力しなくては。
梅の花のように品のある女性になりたいものです。


(白梅とメジロ クリックすると大きくなります。)


(白梅 クリックすると大きくなります。)


(紅梅 クリックすると大きくなります。)




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負から正へ

2012年03月15日 22時54分37秒 | 雑楽
早く春にならないかなぁ、
春の兆しが嬉しいなぁ、
など、気軽に思っていたけれど、
豪雪地帯の人々にとっては、
春の足音が恐怖の足音になってしまうのだと、
新潟の地滑りの映像を見て気付きました。

災害につながる自然の負のエネルギーを、
生活に役立つ正のエネルギーに転換できるようなものが
発明されたらいいのに。
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