人生の階段

人生の終わりが近づいた老婆の日々に寄せる日記

汚泥国家゜

2016-09-05 06:55:01 | 読書
内田康夫「沃野の伝説」は

あの「食管法」の矛盾に

切り込んだ大作。

近隣の国の役人がものすごい

汚職の巣だと言ってる場合か

この国だって

まるで汚泥国家だと

行きつく先は大物政治家で

そこに行きつくことは

滅多になくて

みな口を噤むということを

暴きだした大作。

こんな法律のおかげで

飯を食っていた役人たちは

今はこの法律も姿を変えたから

どうしているのかな。

二年の一度のあの悪法

ーーと、この作品のなかでも触れているーー

あの車検という天下の悪法も

自動車界のあくどい汚泥の中で

生まれた事でしょう。

よその国の汚職天国を

嘲っている場合じゃないですよ

悪法を生んでは笑いが止まらない

汚泥国家ーー

清廉潔白な国家はどこの国ですか?

え? ないって?

国家というそのものが

汚泥なんですか?

族議員がはびこる以上

どうにもならないって?

告発はただ小説でしか

されないなら

役人・政治家は永久に安泰ですね。

そして今度の東京オリンピックも

どうやらドロドロの真っ黒な

汚泥の上に咲くあだ花のようですね。

国民の声は力を持てるのでしょうか・・・



 

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