horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

LAVARSI CHE IMPRESA!

2009-02-26 | イタリアの絵本


タイトル『 LAVARSI CHE IMPRESA! 』
タイトル訳 おふろイヤイヤ、なんておおしごと!
作者 Manuela Monari作 Benjamin Chaud絵 
2005年 zoolibriより出版
*3歳~

お庭でどろんこ遊びをするのは大好きだけど
その後でマンマにお風呂に連れて行かれるのは、ほんと大嫌い!
作者はイタリア人女性。イラストはユーモアセンス抜群のフランス人男性。
マッテーオをお風呂好きにさせる4つのキャラクターがとてもフレンドリーでかわいいです。お風呂が嫌いな子ども向け。

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L'inverno della famiglia Topini

2009-02-21 | イタリアの絵本


タイトル『 L'inverno della famiglia Topini 』
タイトル訳 14ひきのさむいふゆ
作者 作絵 いわむらかずお
2000年 BABALIBRI より出版(日本では1985年です)
*3歳~

いわむらかずおさんの「14ひき」シリーズのイタリア語訳です。

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Storia del Bacicalupo Innamorato

2009-02-13 | イタリアの絵本


タイトル『 Storia del Bacicalupo Innamorato 』
タイトル訳 恋するバチカルーポのお話
作者 Marco Castelnuovo作絵 
2003年 editriceimpressionigrafiche より出版
*3歳~

ググの谷の深い深い土の中に埋まっている柔らかいねっこには古い言い伝えがあります。
バチカルーポと言う名の動物、チカとカルのお話。
ページの最後に付属されているペープサートとCDを使ってググの谷のお話の続きをお友だちやお家の人と一緒に作って楽しめます。

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イタリアではバレンタインは恋人たちの日です。バレンタインにちなんで今回はアモーレのお話を選んでみました。アモーレの国イタリアの子どもたちは、小さいころから自然と周りの大人の愛情をたくさん受けて育っています。アモーレをたくさんもらった子どもはアモーレをたくさん与えることができる大人になるんでしょうね。よかったらランキングクリックお願いします。

リーヴォリ城

2009-02-10 | トリノの街、建築物
日曜日は冷たい雨もあがりすっきり晴天。トリノで月一回開催されるアンティーク市に早起きして行ってきました。午後からは強風が吹き荒れ、雲の少ない綺麗な青空が広がっていました。風にも負けずトリノの隣の隣街にあるリーヴォリ市にあるリーヴォリ城へ。お城から見えるトリノの景色を写真にパシャリ。
写真中央に見えるのはトリノの丘です。それに向かって伸びる一筋の大通りがフランス大通りです。トリノ市内から見てフランスの方角に向いているのでフランス大通りと言います。



サヴォイア家の最も古く重要な住まいだったリーヴォリ城は、今は現代美術館として新たな役目を果たしています。お城の各部屋の空間を贅沢に使って現代アートが展示されています。すべての壁画が修復されていい状態で残っているわけではありませんがお城の見学と現代美術、一度に両方楽しめる場所です。



このお城には美術館の他になんと偉大なシェフ、ダヴィデ・スカビンのレストランもあります。日本の食通の方、バイヤーの方などの間ではすでに有名になっているCombal.Zeroです。ミシュランの☆を獲得した高級レストランです。
記念日に連れて行ってもらうと約束はしたけれど、いつになるでしょうか・・・。



これは美術館入り口の反対側の階段の上にあった作品。きれいな雪玉やぁと思って近づいたら強烈なにおいにやられました。防虫剤の玉でした。



つぶやき・・・現代アートって難しい。強風で階段から転げ落ちて入り口のガラスつきやぶるんじゃないのってそんなことを心配してしまいました。

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Farfalle d'artificio

2009-02-09 | イタリアの絵本


タイトル『 Farfalle d'artificio 』
タイトル訳 しかけちょうちょう
作者 Silvia Roncaglia作 Emanuele Luzzati絵 
2002年 チッタヌオーヴァ出版
*5,6歳~

Fがたくさん出てくるお話。
800語うち約400語がFから始まる単語です。
過去に数々の絵本のイラストを描いたEmanuele Luzzatiは、ヴェニスのビエンナーレ(2年ごとに開催される芸術展)にも出展したことのあるアーティストです。
作者の創造力と色彩豊かで表現力の高いイラストが実によく調和しています。イタリア語のFの音とイラストに導かれてしかけちょうちょうのお話の中に一気に引き込まれます。花火のように華やかな一冊です。

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冬のバローロ村

2009-02-03 | 食・ガストロノミーア・ワイン
ロンドンに18年ぶりの大雪をもたらした寒気はピエモンテ州にもやってきました。気温0度の中私たちは雪化粧のバローロ村まで行ってきました。雪に覆われたブドウ畑、ランゲの丘もまた風情があり気持ちが安らぎました。


観光客はゼロ。村の人だけのバローロ村。
暖炉のにおい、犬を散歩させる村の人の姿、石畳にひょっこり現われる飼い猫などゆったりした時間が流れていました。
村にはお城もあります。今は修復中で2010年まで入城できません。


ほとんどのエノテーカは閉まっていました。
そんな中、村の人がおしゃべりしにやってくるエノテーカがありました。
ピエモンテ方言、バローロ村なまりで永遠と続くおしゃべり。
オーナーの奥さんはとても親切で朗らかで1時間ほど私たちもおしゃべりしました。

「昔、お城で結婚式があってね、招待客の日本人女性の着物姿を目の前で見たときは思わずカメラのシャッターを切ったわよ。」

「この村に私をイタリアのマンマと慕ってくれる日本人の男の子がいてね、ワイン醸造学を学びに来ているんだけど、2ヶ月ぐらい顔を出さないと思っていたら、私の誕生日に花束を抱えてやってきてくれたの。とっても感動したわ。本当にいい子なのよ。」

「えー、結婚式イタリアと日本で両方したの。素敵ねー。今度来るときは着物の写真持ってきて!」

「何年と何年は最高の年だったのよ。」

「今日は特別な日のためのワインを買いに来てくれたのね。キャー、ロマンチックだわぁ。」

「なんでもいいから試飲してみたいワインを選んで。喜んでボトルを開けるから。」

まだまだ旅の話、ワインの話、ピエモンテ方言の話、日本語の話など話題が次から次に出てきて楽しかったです。この時期だからこそなのかもしれません。
オーナーとおしゃべりしたい方、ワインを買いたい方はこちらまで。


三毛猫ちゃんがお迎えしてくれます。世界中からやってきたお客さんにポーズを披露。写真で世界中あちこち旅したにゃんこちゃん、今日はブログデビュー。

最終的に選んだこの一本。
伝統的製法で作られたバルトロ・マスカレッロのバローロ2004。
今は亡き巨匠は、伝統にこだわりすぎていると批判されたことがありましたが、お父さんおじいさんの製法を守り続けました。2004年産、巨匠が亡くなる一年前に作られた最後のバローロです。
(海外輸出用、いわゆる海外うけするように大きな樽、大抵は樫の木の樽で熟成せずにフランスワインのように小さな樽、大抵はオーク樽で熟成する製造者が多いのです。例えばGAJAなど。小さな樽をバリックと言い、木の風味が非常に強く出てきます。)
3年後を楽しみに地下の倉庫に大事に保管しています。


オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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