horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

春の訪れを待つ

2011-03-22 | 日本滞在記


いつも当たり前に自分の身近にあったものが、
目の前から消えてなくなってしまう恐ろしさを体験された
被災された方たちに心よりお見舞い申し上げます。
早く平穏な日常が訪れますように。

そして、地震災害で亡くなられた皆様に深くお悔やみを申し上げます。

伏見稲荷大社の鳥たち

2010-12-22 | 日本滞在記


目の周りが白くてぱっちりおめめがチャーミングなメジロ。
気品のある姿が京都の雰囲気によく合う鳥だなぁと思っています。
イタリアでは見られない鳥です。
母曰く、昔はえさを仕掛けた罠を使ってメジロを捕まえて
家で飼っていた近所のおじさんがいたそう。
実は母も鳥好きです。鳥のことなら、
鳥母と鳥夫に聞けばすぐに分かるので図鑑いらずです。

伏見稲荷大社のお山めぐりでは、
バードウォッチングも楽しめました。

焼き鳥も伏見稲荷の名物です。
でもすずめとうずらの焼き鳥。
野鳥観測が大好きな夫は、何でも食べてみたがる性格なので
食べてみたい衝動にかられていました。
姿がリアルで今回はパスしました。いや、させました。

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朱のサクロモンテ

2010-12-20 | 日本滞在記


1300年の歴史がある京都の伏見稲荷大社の
神聖なる山(サクロモンテ)のお山めぐり。

トリノに寒波が到来した先週、
深夜の気温が25度もある国を経由して
日本へ戻ってきていました。

イタリアのクリスマス一色の神聖さとは違った
淡々とした時間が流れる日本の神聖な場所に行くと
イタリアの生活がまるで夢だったのではないかと
錯覚してしまいます。

一万基もあると言われる鳥居は圧巻でした。
一万キロを旅してきたばかりだったので、
夫が鳥居に吸い込まれる幻のように見えた瞬間の一枚です。

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イタリアに帰りたくない病と向き合う

2010-01-21 | 日本滞在記
イタリアを出発する前は天にも登る気持ちで荷造りをしていたのに、
今は日本の物だらけになっているスーツケースを眺めては複雑な気持ち。
日本からイタリアへ戻るときというのは、現実生活に戻ることと同じで
楽しかった海外旅行から日本へ帰ってきたときの気持ちに似ている。

日本に帰ってくるたびに連絡をくれる友だち。
同じ過去を共有している馴染みの深い友だちとおしゃべり三昧。
これでもかと和食を食べ続け、大好きなビールや焼酎を飲んで上機嫌。
まだイタリアに戻りたくない病を発病中。
来週にはトリノに戻っているので、もうそろそろ観念しないといけないのだけれど、
やっぱり日本の生活は豊かで便利で最高なのだ。



日本ではあまり写真を取らなかった。他にやりたいことが多すぎて写真に集中できなかった。

トリノはたった1ユーロで70分バスが乗り放題。
街全体が被写体なのでカメラの腕をあげるにはもってこいの環境。
イタリアの雑誌などに掲載されている写真はセンスや構図の発想がむちゃくちゃいい。
日本でカメラの撮影技術の本は買ったことがない。
写真はイタリアの広告などの写真を見て、こんなのが撮りたいなと見よう見真似で撮りはじめた。
だからまさに自己流。
日本の電化製品店で試しに使えるカメラを手にとっては店内を試し撮り。性能のよさに何度も興奮した。
でも今使っているカメラを十分に使いこなせるまでは新しいカメラは買わないと決めている。
前回で書いた「技」を磨くにはイタリアに戻るしかない。
イタリア語、写真、仕事、料理、私が磨きたい「技」はイタリアにある。

次の帰国では今のカメラを卒業して、ランクの上のカメラとレンズを買えるように頑張らねば!

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とことんニッポン!

2010-01-19 | 日本滞在記
前々回に書いた意固地なイタリア人の働きぶりはさておき、
残すところ数日の日本滞在では出来る限りのことをやっておきたいので、
ラストスパートをかけています。

日本に来るとイタリアでは見えていなかったことが見える楽しさがあります。
日本市場の動き、求められている商材の種類、業界の方から聞く生の話などなど
実に今回は収穫が大きかった帰国になったと胸をなでおろしています。

それもすべて今まで仕事でお世話になった熱き情熱を持って仕事をされている
日本の関係者のお陰だなと思っています。



日本いるとイタリアが遥か彼方の国に思え、また逆にイタリアにいるときは
日本が遠い東の彼方にある国に思えます。
それほど日本とイタリアは遠く離れているんだなとしみじみ感じます。

日本人の新しいものを取り入れたいという情熱は、島国特有の
遠い海の向こうにある異国への憧れからくるものなのでしょう。

今では世界中のものが何でも手に入る日本。
それでも貪欲にこだわり商品を探し求めることをやめない日本の業界の方の
「とことん力」、これには頭が上がりません。

「とことん」の日本の方にはかないませんが、
イタリアに戻ったら、仕事でお世話になる日本の方たちに喜んでもらえるよう
わたしなりの、イタリアにいるから磨ける「技」を磨いていきたいと思っています。

2010年は「技」で行きます!

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生活の必需品

2010-01-14 | 日本滞在記
これがないと困る!本当に困る!の
私の生活必需品はAタイプとCタイプのプラグです。
これらのプラグは変圧する必要のない海外対応製品に使います。



左のがCタイププラグとコンセント対応でイタリアで使っているもの。
デジカメやエコループなどの充電に使っています。

右のはAタイプ。日本に帰ってきたときに使っているもの。
イタリアの携帯(日本でも使用できる)充電用です。

両方とも日本で買いました。Aタイプは日本の空港で購入しました。
イタリアの空港にも売っていますがどこの国にも対応できる立派なもので
20ユーロほどします。日本の量販店で扱っているところはあるようですが、
少ないように思います。値段は日本で買えば300円とか400円ぐらいです。

さすが日本の製品だと感心するところは、どちらの製品にも注意書きシール付き。
小さなことでも使う人の立場に立って考えてあるんですね。

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冬の日本の家から思うこと

2010-01-08 | 日本滞在記


イタリアの我が家の暖房設備は前にも書きましたが壁暖房で
家中どこでも均一にぬくぬくで、気温マイナスの外気に
体中きんきんに冷えきって帰ってきても、玄関を開ければあったか楽園。

日本の実家は各部屋に温風ヒーターや床暖房やエアコンなどの設備があり
必要に応じて部屋を暖めるので、家の中に気温の差があることが
イタリア人夫には慣れないことでした。
お正月を日本で過ごしたいけれど、日本の家の玄関や廊下や洗面所の底冷えは
何もりも辛いと嘆いていました。確かに冬の日本の実家は寒いです。

エコ先進国の日本では当たり前になってきている湯たんぽやヒートテックなどのエコ商品。
それらを賢く工夫して取り入れ冬を過ごすことは環境問題がごく身近な存在になっている!
ということでエコに配慮した生活スタイルを取り込む力と対応力、さすが日本人です!
(日本にはエコビジネスに目をつけた企業が売れる商品を開発し、市場にうまく
浸透させて大衆向け商品として発展させているところがイタリア市場とは違うなと思います。)

イタリアはというと、環境問題について小中学校や高校で授業があったり、
自治体レベルで車の排気ガス量をコントロールする規制があったりします。
冬の住宅暖房設備が環境問題に影響があるのではということも聞きます。

昨年環境問題の講義を受けることがあって、そのときに一部の参加者のイタリア人の
自己中心的な考え方を目の当たりにして、かなり驚いたものです。
「環境は未来の世代のことを考えないと、自分たちだけのものではないんだから」と発言したときに、
あるイタリア人女性は
「息子のためにだったら、仕方がないからするけれど、他人のためになんてできない」やごみの問題では
「分別するほうがかえってごみ袋をたくさん使うので環境問題だ」とか、
「一人暮らしだから面倒くさくて分別なんてしない」
と様々な意見があったことを覚えています。

とはいってもトリノでは4月から買い物袋の提供は一切なくなるので
少しずつ環境問題が生活レベルに浸透しつつあります。

今、アル・ゴアの「不都合な真実」を読んでいます。
私の生まれ故郷には水資源があり、小学校のころから環境について知る、考える機会が
多かったのですが、この本には今まで知らなかった事実がたくさん載ってあります。

06年にイタリアでも「Una scomoda verita'」というタイトルで映画が上映されていて、
イタリアに帰国したらDVDを探して見てみようと思います。

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異国で自分を支えているもの

2009-07-27 | 日本滞在記


長くて短い日本滞在もあと残すところ数日となりました。
日本でしておきたかった検診なども順調に終え、
家族や親族や親しい友人と過ごすことで故郷不足も解消され、
イタリアの生活習慣や食生活で不調気味の心身も元気を取り戻しました。

貿易促進の仕事の方も順調に展開することができました。
あとはイタリアのバカンスが終わった9月にイタリア側にモーションかけて
日本でのイタリア製未発掘商品の日本市場参入にに踏み切りたいところです。

次はいつ日本に帰国できるか分からないけれど、
私には日本で私の帰国を楽しみに待っていてくれる家族や親族、そして地元や学生時代の友だちや元職場でお世話になった人たちがいます。
その人たちに理解されて、そして支えてもらっているから、異国でも「よし、やってやるぞ!」と思えるのです。
イタリアで生活すること、働くことは想像以上にハードでした。日本に帰った方がよっぽど楽に生きられると思ったこと、何百回もありました。

留学時代とは明らかに違う点は、終わりがないことと、結婚後はイタリアにも家族を持ち、外国人として生活の基盤を築くことです。イタリアと日本のダブルの文化で生きる器用さや異文化ストレスとの付き合い方も必要です。
ハードだけど、日本で私の帰国を待っていてくれるひとたちのために、
私は心身健康であることはもちろんのこと、自分の持てる力を信じ、それを伸ばして行きたいと思っています。

「私はできる!」、そう思えるのは故郷の愛と夫の愛のお陰なのです。

写真は京都の宇治平等院で撮影しました。
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かきごおり 夏の思い出

2009-07-17 | 日本滞在記


ふやけた手
ふくはぬくぬく
かきごおり

小学校のころの夏休みの思い出に
きょうだいと近所の友だちと連れだって
電車に乗って通った市の水泳教室があります。

泳いだ後のお楽しみだった屋台で買うかき氷は
とびっきり美味しかったのを思い出して
一句詠んでみました。

写真のレトロなかき氷機は旅行で行った安芸の宮島で撮影しました。

ミニバラのその後

2009-07-06 | 日本滞在記
6月13日に書いた記事のミニバラのその後。

毎朝の水やりで、
「昨日よりはっぱが大きくなってるー。
それに今日も新しいはっぱがでてるー。」
と初めて育てるミニバラの成長をウキウキ気分で家族に報告してました。

ある日、庭の手入れをしていたら
プランターに植えられていたミニバラ似の苗を発見!

いや、違うかも。似てるんじゃなくて同じ!
瓜二つ。

「どう考えても、このミニバラ、あの花やと思うんやけど・・・。
ちょっとよく見てみてよ。ほら。なっ、あれちゃう?」

母はおなかを抱えて笑ってました。

毎日、成長を見守っていたミニバラはこちら。
正体は・・・?

       ↓

       ↓

       ↓


きっとどの世代の方もやったのではないかと?
小学校1年生の理科の授業で観察する、あれ。
朝顔です。
5粒入ってた種のうち、唯一発芽したのが朝顔でした。

こういうオチ、かなり笑わせてもらったので悪くないかも。
これからは母の日と聞けば、ミニバラと朝顔。
そうそうこんなことがあってんって
語り継がれるおもしろ話になること間違いなしです!

朝顔のつるは左巻き。不思議ですね。

いつも変わらない景色

2009-06-17 | 日本滞在記


日本は梅雨入りしましたが、
私の住むところは雨はぜんぜん降らず、真夏日のような暑さです。

空の水色と雲の白色、
バラのピンク色と葉っぱの緑色。
こういう配色のバックがあったなぁと薔薇のアーチを見て思いました。



イタリアの空は青色が深くて
空が大きく見えて
何か特別な感じがしていたけれど
私の生まれ故郷の空も捨てたもんじゃないなと思いました。


でた、でた!

2009-06-13 | 日本滞在記


母の日に贈ったミニバラ栽培セット。

「ちゃんと芽がでるかなぁ。」

母と一緒に種まきをして一か月。
3日前に土の下から芽がひょっこり出てきて、
ぐんぐん成長しています。

「どんな花が咲くのかなぁ。」

ミニバラの成長を見守るのが毎日の日課です。

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やりたいことはいっぱい

2009-06-03 | 日本滞在記


好きなんです、骨董市。和も洋も。
普段なかなかお目にかかれない古いものを見るのも楽しいけれど、それより楽しいのは古いものに囲まれてうれしそうにしている露天主さんとおしゃべりすること。いろんなタイプの人がいますが、イタリアでも日本でも骨董が好きで真面目に露店を出している熱心な方がいますね。そういう方と運よくしゃべれると実に楽しいんです。

話は変わって私の日本での仕事の時間帯は外でアポがない限り、午前中とイタリアの始業時間に合わせた午後4時以降と日本の夕食後です。スカイプやメールで仕事の進行状況を上司に逐一でレポートし、日本に居ながらイタリアの情報もリアルタイムで手に入るし、そして何より便利大国ニッポンではイタリアに居たときのようなストレスもなく、この働き方は悪くないかもって思えるようになりました。

お昼ごはんを食べて午後4時までは自由に時間を使って、日本でしか出来ないことをしたい!って思っています。

例えば・・・
日本の書籍をたくさん読むとか、
イタリアに持って帰りたいお役たちグッズを収集するとか、
イタリア語で習ったフランス語を日本語で書かれたフランス語の文法書で補うとか、着付けを習うとか、料理のレパートリーを増やすとか、健康診断にいくとか、
たーくさん思いつくんです。

でも実際はやりたい事の1割ぐらいしかできてなくて、
こんな風にして時間は過ぎていくんです~。



にゃんこと遊ぶのはイタリアでは出来ないことだけど・・・あは。
ちなみにうちのネコ、お手とおかわりが特技なんです。

オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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