和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 5月8日(月)

2017年05月08日 21時10分09秒 | 日記
 京都市教師退職者連合会の皆様と新緑の中をハイキング


ゴールデンウィークが終わり、少し静けさが戻ってきた中に26名の方々をお迎えしました。
歩くのが心配とおっしゃっておられた方々もお茶畑の緑に引き込まれるように元気に出発

石寺の景観地では茶生産者さんがひょこっと現れ、軽妙な語り口で分かりやすくお話してくださいました。
ガイドの私たちも聞き入り、なるほどと感心することしきり
お茶刈りの機械の音もウグイスの鳴き声もBGM

日差しは少々厳しいものの時折吹く爽やかな風を感じながら、全員無事にツツジ満開のてらす和豆香に到着しました。
自然溢れる中、緑に囲まれて歩くのは気持ちが良いと、皆さんおっしゃっていました。
また和束に来て下さいね お待ちしてま~す

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和束茶源郷ガイドの会 和束風土記 4月25日(火)

2017年05月02日 20時54分58秒 | 日記
        4月25日(火) 新茶 手揉み見学報告

新緑の五月と言えば木々が新芽の緑で初々しく目に映ります。
ここ和束茶源郷では山の新緑に加え、茶畑の新芽で山なり茶園が一層美しく際立ちます。
5月2日は八十八夜、今年も新茶の季節がやってきました。
今回の徒然草では、4月25日に行われた和束茶手揉保存会による手揉みの様子をお伝えします。

朝の5時に集合し数分で現地へ。
この日は冷え込みも無く、茶葉も露で濡れている事は無く絶景の景色の中、茶摘みが始まりました。
鶯の快い鳴き声に包まれながら昇りくる朝日に照らされて、一芯二葉の新芽を籠の中に摘み入れていきます。
 

摘み始めて1時間半、約3キロの茶葉は、茶揉み会場に運ばれます。
ここで蒸して、揉む、これがどれだけ大変な作業か知ることになります。
最初の蒸す作業では、その日の茶葉の状態でどれくらい蒸すのか微調整が行われます。
時計を見ながら、二つの釜の茶葉が同じように蒸されるように、声かけでタイミングを合わす作業ではドキドキします。
2人の機敏な動作から、この蒸す作業が今日のお茶の全てを決めてしまうという重要な作業を担っているという、その緊張感が伝わってきます。
手揉み、この言葉にばかり気が向いていたので、「蒸す」というこの作業を無事に経てこそ次の「揉み」につながるのだと気付きました。
一口に揉むと言っても、操作区分があり、それに伴い揉み方も変わります。
それぞれの揉み方には呼称があり多様です。
70度くらいの焙炉(ほいろ)という台上では、お茶を乾燥させながら延々と揉みが続きます。
摘み取られた茶葉は人の手の中で再び息を吹き返したように鮮やかな色を放ち、まるで先にある立派な茶葉への遠い道のりを歩みかけたかに見えます。
3人で交代しながら揉みを進めますが、想像以上に力が要ります。
腰への負担もあります。
それぞれの行程を経て最後の仕上げ揉みでは、一芯二葉の茶葉が1本の針の様な姿に少しずつ近づいていきます。
この茶葉がいつ真っ直ぐになるのだろうと言う思いが、やっとここでその姿に変わる予想が出来ます。
力はゆるめられることなく手の中で最終段階へと近づきます。
焙炉の片隅に寄せられた茶葉は集めては離し離しては集め、美しく並んでは並び替え、端にある茶葉は中へ乾燥が均一になるように手の中で繰り返されます。
ここでは見ていても飽きることなく、ずっと見ていられます。
その力加減は見ているだけだはわからない、まるで魔法にかかったように、茶葉は揉み手によって整然と完成へと昇り詰め、形状が整っていくと共に茶葉は艶を帯び、手からすべり落ちる。
まさしく芸術品です。
揉む事6時間、仕上がった茶葉は生葉の5分の1になります。

3Kgの生葉は600gの煎茶となって初市に出品されました。
この日は3回この作業が行われ、乾燥して全てが終わった時は午後3時でした。
この時期、茶揉み保存会によるこの日1日の限定行事は今年もメンバーの方の熱い気持ちと、技術と労力で成し遂げられました。
現在では機械で製茶を行いますが、こうして保存会の方達がかつての製法を伝えようと活動されていることにより、手揉みの様子を実際にみる事が出来きます。
わが町で見学できる事に改めて感動しました。


 和束茶手揉保存会による手揉みの様子(写真はクリックで拡大します)

       
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和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 5月1日(月)

2017年05月01日 21時07分02秒 | 日記
    5月1日 金蘭中学生  校外学習
  茶摘み体験とウォーク、お茶を愛でて味わう1日


  
10時10分着のバスを、集合場所の和束茶カフェ前で待っていたらいきなり空からパラパラと音を立てて降ってきました。
良く見ると、雹です。
ヒョウ?今日はそんな天気だったかと空を見上げていると、今度は雷鳴が聞こえてきます。
バスが来るのをワクワクしながら待っている気持ちに水を差すような賑やかな自然のお迎えです。
どうなるかと心配しましたが、不安定な空も元気なパワーに押されてか、茶摘みに出発する頃は、すっかり晴れ模様。
途中は暑いくらいの天気になり日陰がほしくなるくらいでした。
今日の茶摘み場所は、最高のロケーション。
生徒さんたちは、茶摘みも楽しいけど画像も残したいで撮ったり摘んだりで、限られた時間の中で大忙しです。
茶摘みのアルバイトに来たいと言う意見もあり、すっかり気に入って貰えたようです。
お昼ご飯は茶ずくし弁当に、摘んだ茶葉を天ぷらにして食べるという予定。
摘む手にも気持ちが入ります。
お茶の話をたくさん聞いて、飲んでお茶ファンが増えたでしょうか。
皆さん、また和束町に来て下さいね

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和束 茶源郷ガイドの会 活動報告 4月2日(日)

2017年04月02日 22時41分31秒 | 日記
2017年4月2日(日)晴 和束 茶源郷ガイドの会「春企画ウオーク」 
中世の「米山城址」と和束川沿いの春を楽しむウォーク


普段のウォークなら今日は程良い日差しと時折風が吹く、歩くには文句ない 日和なのに一番の楽しみの桜はまだ蕾。
春と言えば桜なのに。
2ヶ月前から企画して下見も済ませて準備万端なのに、今年も桜の開花時期とウォーク日を当てるのが実に難しい。
ガイド実施日が去年は遅く、今年は早かった・・・・・・。
残念ながら桜は無いけれど、今日は和束の歴史の学びを深めようと気持ちを入れ替えウォークをスタートしました。
このコーナでは、今日はこんなところから来て下さいました、こんなことがありましたとお知らせするのと同時に和束町はこんなところですと町内外の方にはもちろんのこと、町を離れて暮らす和束の方にまだ知らない故郷の良さを伝えたいと綴っています。
そんなところがあったのか、そんな小さな光る発見があればいいなと思っています。
さて今日は米山城址に行くのが一番の目的。
和束にお城があったの?と思われるでしょうが、4か所ありました。
4か所の山城とは、この米山城址のほか米城出城 森田城(白栖城) 杣田城。
普通、城と言えば二条城や大阪城のように石垣が積まれ、水堀がめぐらされた姿を思いますが、和束にあった城は、こういった城とは違います。大阪城等は平城(ひらじろ)と言って平地に築かれています。一方和束の城は山城(やまじろ)と言って、山頂や山腹に設け防御を自然の険しい地形に依存しています。
南山城地方にはおおよそ60数ヶ所に存在していたことが確認されているようで、南北朝時代の内乱期から戦国時代まで全国で数多く築かれているようです。
 
ではなぜ、和束に城郭が築かれたのかと思ってしまいますが、和束谷は古代より大和・南山城村から信楽・近江へと通じる交通の要所で中世の動乱期には軍事上、重要視された戦略上の拠点であり、城郭は陸上交通路を支配し得る要地に立地していると和束町史にも記されています。
この米山城主は、1249年出城を築城、その後代を替えて白山神社神殿を造営、祝橋架替、大智寺(湯船)の造営、不空寺(金蔵院)の再建 米山に稲荷神社を祀り、天満宮・春日神社・熊野神社の再建等多くの事を成し遂げています。

米山氏は長年森田氏と合戦を繰り返し、1575年森田城を落城させています。
城跡地まで美しい茶畑に様変わりするとは米山氏は想像したでしょうか。
城址には今は何もありませんが、米山氏の功績に思いを馳せ、今も残る建造物を目の前に中世に想いを巡らすのも良いものです。
 
米山城址は、前面に養生の芝を抱く鷲峰山、町の中央を流れる和束川、和束谷の耕地や山肌を覆いつくす茶畑が一望できるところにあります。
興味を持っていただけたなら、また一緒に歩きましょう。


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和束茶源郷ガイドの会からのお知らせ Part.2

2017年03月12日 19時21分11秒 | 日記
2017年度 和束 茶源郷ガイドの会「春企画ウオーク」

                   追加のお知らせ
平成29年4月2日(日)
和束天満宮・祝橋・湯船大智寺などにその名を残す米山氏が築いた
中世の山城「米山城址」と和束川添いの春を楽しむウオークです



行程:体験交流センター~祝橋~八坂の大杉~米山城址~祝橋(昼食)
 祝橋~和束天満宮~中尾園で一服~体験交流センター 約4.5km起伏に富んだコースです
日程:2017年4月2日(日) 
予定時間:AM9時15分スタート PM2時30分時到着予定
集合時間:AM9時 体験交流センター(駐車場)
     京都府相楽郡和束町中平田23-1
アクセス:奈良交通バスJR加茂駅前  AM8時39分発「和束町小杉行き」
     和束小学校バス停下車 すぐ
お車の場合:木津から国道163号を伊賀方面⇒井平尾を左折して
府道5号線で約15分(和束小学校の下)      

参加費:200円(保険・資料・運営協力金として)            
持ち物:昼食・水筒・軍手

雨天時の催行:中止の時は4月2日(日)午前6時に本ブログに掲載します 
    
問合せ・申し込みは⇒ここから
         又は
和束・茶源郷ガイドの会ブログ「徒然草」(http://blog.goo.ne.jp/hoco2hoco)のメッセージで!
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