無駄無駄庵日記

釣って釣られて釣れ釣れ日和。
無駄を重ねて日が暮れる。

新淀川はハゼ日和

2010年09月28日 | 無駄無駄庵日記

暑さ寒さも彼岸までとかいいますが、今年はお彼岸が過ぎて急に風が涼やかになりました。そろそろハゼ釣りにという気候、、、、つまり、彼岸ハゼと言われる時期です。型が揃いだし本格的にハゼを楽しむ季節がやってきたわけです。

例年は住まいの近く、新淀川の右岸、阪神電車の鉄橋下あたりで竿を出すのですが、今年は対岸の淀川駅の辺りでと思い偵察?に行って来ました。

  
堤を降りて行くと鉄橋と阪神高速神戸線の間の岸辺にいる家族連れが目に入りました。その少し下にオジサンが二人と見学者が一人。

オジサン達はウキ釣りです。エサは自分で掘ったミズゴカイ。ハゼの特効薬です。家族連れはチョイ投げ。東大阪から来ました、とお父さんが言っているとその竿先がぶるんと弾けて、12センチほどのハゼが上がってきました。

    
ね、いいハゼですよね。オモリからすぐ10cmほどハリスを出して、チョイ投げの引き釣りです。ハリスが短いのは根掛かり防止でしょう。こんな簡単な仕掛けでハゼが喰うのですから、、、、、誰にでも釣れる、これがハゼ釣りの最大の魅力です。

            
こちらはウキ釣りです。竿は5mぐらい。ウキ下は一尋ほど。赤い玉ウキがピョンと沈んで、ハゼが上がってきました。            

                          
さて、見ているばかりでは仕方ありませんが、道具を用意していません。ただ、あいにく潮が下げてしまい、上の写真のオジサンも帰り仕度を始めました。こうなれば夕方の込み潮狙い、ハゼは込み潮に乗って岸寄りにやってきます、、、、、

、、、、、、おっとっと、気が付けば午後4時。この日の満潮は7時30分ごろ。対岸へ向かおうと思ったのですが、なんだか面倒になり、述べ竿と道具袋をぶら提げていつもの鉄橋下へ。途中で堤の下のエサ屋の戸を開けると、「な、来るころやと思た」と同級生がにこやかに迎えてくれて、300円でアオムシを買って、一級ポイントへ、、、、しかし、先客ありです。

勝手知ったる他人の川。壊れかけた船着き場の際に腰を降ろし、半分川底に埋まったテトラポットの向こう側に仕掛けを放り込みます。ウキがスーッと入って、今シーズン初のハゼ君が手元に飛び込んできました。以後、腰を上げた6時までの釣果は32匹。魚籠のまま持ち帰り、から揚げと甘露煮にして、淀川への不信感が拭えない家内はビビりながら、ボクは当たり前のように美味しくいただきました。
        

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沖釣一番~~9月例会はシロイカと??

2010年09月25日 | 無駄無駄庵日記

9月のクラブ例会はシロイカと??を狙って19日に香住へ行って来ました。??というのは日が沈むまでの釣り。マダイがゴツンッ。チダイがググッ。アジがゴゴンなどなど、贅沢な五目釣りのことです。お世話になったのは香住西港を基地にしている浩龍丸他3隻のチャーター船。参加人数は17名。4~5人に別れて午後4時に出船。クジを引いてボクが乗ったのはほくと丸でした。

           
穏やかな海です。クラブ旗がはためいて、さあ、夕まずめ勝負の五目釣り、そしてシロイカ釣りの始まりであります。

香住沖のマダイポイントまで20分ほど。水深は50m。枝1m、ハリ間3m、5本バリの胴突き仕掛けにオモリは80号。エサのオキアミを抱き合わせに刺して仕掛けを入れます。おお、潮が速い速い。みるみる糸が出てカウンターが70mのところでオモリが底に着きました。途端にゴツンッ、いえ、そんなに強いアタリではありませんが、マダイの引きです。上げたのが30cmほど。続いて、ゴゴンときて35cmほどのマアジです。そして、イカのポイントへの移動間際にゴゴンの3連チャンで45cm前後のマアジが喰いました。

            
この時期の香住沖ではこんなサイズのマアジが喰うのですから、五目釣りといえども侮れません。

またたく間に日が沈んで、シロイカ釣りに突入です。マダイポイントから20分ほど西に走って、たぶん鎧沖ぐらいでしょう、シ―アンカー(パラシュート)が入りました。水深は90mほど。流し釣りです。とりあえず底から探っていくと、50mのところでククっと竿先に反応が出ました。でも、乗った気配がありません。

              
ボクの一投目はから振りでしたが、背中合わせに座わった井本さんには胴長20cmほどのが来ました。反応があったのは45mぐらいのようです。

仕掛けを底まで落とさず55m辺りからゆるゆると巻いて行くと、やはり50mぐらいで竿先がグンとお辞儀をしてイカが乗りました。トモに座った竹村さん、井上さんも順調な出だしのようです。サイズは胴長20cmぐらいが多く、乗りのあるラインはやはり40~50mあたりです。              

             
井上さん。まだ墨の洗礼を受けていないようです。

             
竹村さん。先ほど取り込みのときに墨を吐かれて、だから今度はチョット腰が引けています。

  
イカを狙ったのか、スッテに食いつこうとしたのか、サゴシがスレで掛かりました。
             
南村です。イカと目があったら墨を吐かれるとか、、、、?このあと見事に顔面に墨を吐かれました。

帰港は午後10時。この日イカが乗るのは40~50mラインで、タナが安定していました。イカがやる気を出している証拠です。上の写真はよく乗ると話題のぶんごスッテ。そのせいなのかどうか、7本スッテに6ハイ乗ったことがあり、船中でこれを使っているのはボクと井上さん。井上さんの釣果は50ほど。ボクは40ほどでしたが、他の二人の釣果を圧倒していました。

 

        
 

 

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仲秋の名月、、、、さて今宵の天気は

2010年09月22日 | 無駄無駄庵日記

    

9月22日、陰暦で8月15日の今日が十五夜で仲秋(中秋)の名月。そして満月は明日の23日。名月が満月ではないのに違和感がありますが、これは月齢のずれによるもの。2011年~2013年は名月と満月の日が一致するとか。ともあれ、通常ならこのころは空気が澄み月の光が明るく爽やかな時節なのですが、今年はまだ蒸し暑さが残りすっきりとした気分で月を愛でることができません。

写真は9月21日、陰暦8月14日の月。名月の前の日の月で、曰く、待宵の月、十四夜月です。そして十五夜を境に、十六夜、立待月、居待月、寝待月、更待月(二十日月)へと月の出が遅れるのですが、古人はかのような言葉を月の出に合わせ、露に濡れる秋草、そこはかと鳴く虫の音など、月の夜の風情を楽しんでいたのですね。

         明月や舟を放てば空に入る    幸田露伴

釣りに堪能した露伴の句です。月夜に舟を漕ぎだして何を狙うのでしょうか。黒鯛かな。鱸かな。月の明かりがきらめく海、それは空へと漕ぎだす気分なのでしょう。

さて、今日の大阪の月の出は17時4分。しかしながら予報によれば今宵の十五夜は曇りから雨へと移り変わり無粋な夜となりそうです。古人はまた、それはそれで、雨の夜の月を雨月、曇りで月が見えないのを無月と言い慣わし、名月の風情を楽しんだようです。

この十五夜に対して、陰暦9月13日(今年は新暦の10月20日)の月を、後の月(のちのつき)、十三夜といい、両方合わせて二夜の月とし、片方しか愛でないのを片見月。十五夜を愛でたら十三夜をも愛でるというのが古くからの習いとしたとか聞きます。

では、片見月にならぬよう十三夜の句を挙げて早々と二夜の月を愛でることにしましょう。

         埠頭まで歩いて故郷十三夜     松永典子

月に照らされた鄙びた漁村の光景でしょうか。今宵は十三夜。去りがたい故郷の夜を埠頭まで歩いたと云う句です。

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小浜でマイカ釣り~~疲れましたあ、、、!

2010年09月21日 | 無駄無駄庵日記

9月14日、小浜旧港を神明丸で出たのが14時。狙いはマイカ。でも、日が暮れるまではアジを狙って、、、、、ああ、疲れました、と言う書き出しで橋本さんからその様子が届きました。

            
神明丸の船着き場。

            
橋本さん。出船前のにこやかな表情です。

            
この日一緒に行った、杉本さん。昭和3年の生まれです。イカ釣り大好きです。

二人と相客の6人を乗せて船が港を離れたのが14時。港内は穏やかだったのですが沖に出るといくらか波が高く、アジのポイントの小浜沖まで50分ほどかかったようです。

釣り方はサビキ仕掛けにアミエビの撒きエサ釣り。水深は50mほど。オモリが底についてエサを振り出すとゴゴンとしたアタリで30cmほどのが食いついてきたとか。

              
杉本さん。おっとっと、無事取り込んでやれやれという表情です。こんないいアジが船縁でポトリ、てなことになるとがっかりですものね。

              
これは、カイワリ。塩焼きにするとアジに劣らないほど美味。捌くのが上手な人なら、刺身も旨いですよ。

橋本さんも熱心に釣って30cmほどのを14匹。杉本さんは6匹。他にチダイ、レンコダイなども釣れたようでマイカに気持ちが傾きつつの釣りとしては上出来の様子です。ただ、順調だったのはこのあたりまでで、マイカのポイントの冠島の東へ移動する4時30分頃には波がより高くなり1時間30分かけてようやく到着とのことです。

              
船に灯りが点り、さあ、これからという時間帯ですが、やる気を萎えさすように波風が強くなり、それでも杉本さんのスッテの数は10本と気合いがが漲っています。

スッテのサイズは2,5号。水深は100m。50mラインがマイカのタナのようです。リールをゆるゆると巻いているとグ~ンと竿先がお辞儀をして、マイカが乗った証拠です。でも、船の揺れが大きく、巻き上げの途中で足だけがちぎれてスッテに残り、あるいは、フグに襲われてイカが穴だらけ、ボロボロの状態であがってくることもしばしばとか。

早く巻けば、身切れ。ゆっくり巻けばフグに襲われとお手上げ状態が続き、おまけに杉本さんをはじめ半数の人が船酔いでダウン。しかししかし、それでも21時30分まで頑張り通したとのことです。

             
ボクも杉本さんとイカ釣りを楽しんだことがありますが、タックルボックスにはスッテが仰山、各サイズごとに、スッテの数ごとに仕掛け巻きに几帳面に巻かれていました。この日もあれやこれやと準備万端用意したのでしょう。なのに、最悪のコンディションで残念でしたね。上の写真はダウンする前の杉本さん、つまり、とても貴重なショットです。

で、気になる釣果ですが、橋本さんのリポートの最後の行に、杉本氏5ハイ。私、8ハイと記されていて、、、、、お疲れ様の声も掛けられない気分ではあります。

 

 

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芙蓉が咲いて、タチウオ釣り

2010年09月18日 | 無駄無駄庵日記

  

朝に咲いて夕べには閉じる花を一日花といいます。アサガオ、オシロイバナ、ハイビスカス、ムクゲ、などがそうで、なかでもボクが好きなのがこの芙蓉の花。一日で萎み落ちるその儚さと気品に惹かれるのです。

もっとも、咲いている場所というか環境にボクなりの拘りがあって、例えば下の写真のような、少し崩れた風情、これは新淀川の堤防下にある「若葉荘」というアパート裏庭なのですが、瀟洒な庭園に咲き誇るよりこんなところに一羣咲く芙蓉に惹かれるのです。
                   

    

芙蓉は古代中国ではハスの花を指し、芙蓉はハスに負けず劣らずの美しさから「木芙蓉」と呼ばれていたようですが、いつの間にか芙蓉はは「芙蓉」として市民権を得たとのことです。

その品種のひとつに白い花を咲かせる「酔芙蓉(すいふよう)」というのがあります。名前の由来は朝咲いた白花が夕暮れになるにしたがって赤味を帯びてくる、つまり、お酒の酔いがまわってくる、ということで「酔芙蓉」。仄かにお酒で頬を染めた一日花としての美女。なかなかの言葉遊びではありますね。

さて、何の接ぎ穂もなく、釣りに話を移せば、桜が咲いて、桜鯛。筍のころの筍メバル。麦が熟れるころの、麦藁イサギ。青葉が鮮やかに繁りだして、キスを釣るなどなどは定番中の定番。折々に咲く花や木々の実りに合わせて狙う魚が変わって、ボクはボクなりに山桜桃のころの半夜メバル。枇杷の実が色付くころにスズキ釣りなどと言うのが密かにあって、この気品あふれる芙蓉には銀箔獰猛なタチウオを取り合わせてみましたが、、、、如何かなものでありましょう。

 

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午後便でタチウオ~~須磨沖

2010年09月15日 | 無駄無駄庵日記

早朝涼しいときに出て除々に暑くなる。真昼の暑いときに出てやがて夕暮れに涼しさを迎える。どちらがいいのか悩み多きこのごろですが、船が出るのならいつでもエエでということもあるわけで、そんな人たちがタチウオタチウオと喧しく集まり、9月5日、垂水港の森釣り船に乗ってきました。




メンバーは左上から、橋本さん、矢田さん、親指を突き立てやる気充分のポーズの井上さん、とボク。

なんだかんだと言いながら港を出たのが午後2時ごろ。つまり午後便でした。釣り場は須磨沖。水深が60m。いつものように底から探りを入れて行くと、50m辺りでゴゴンとタチウオのアタリ。ボクと、橋本さん、井上さんのトリプルヒット。「エエ感じやないですか」、てなことを言い合っていると、ふたたび同じタナでヒット。抜きあげるとき水面近くまで仲間を追って来たタチウオが2~3匹。相手もやる気満々です。

で、写真の右下のタチウオテンヤはイカリバリが付いて理屈的にはヒットの確率が高いのですが、この日はどうも掛かりというかアタリが遠いようです。

ブラブラとしたイカリに警戒心を持つのか、それは分かりませんが、ただ釣りの楽しみ方としては正解のチョイス。それはどんな釣りでもそうですが、道具を選び、仕掛けを選び、これはどうかな、あれはあかんかったなど、いろいろやってみる、遊んでみるというのも釣りの楽しさですから。ボクもこの日は「ピカピカドンドン」を付けました。予備?に点滅式のカラフルな集魚ライトもカバンに忍ばせてあります。

     
井上さん、この日のビッグワン。腹太で1m近くありました。

さて、夕方近く涼やかな風が吹き出してこれなら暑さで集中力が途切れるということがなく、タチウオの微妙なアタリを見逃すことはありません。やはり午後便かなあ、、、、、などと思っていると、潮が速くなり、風も強くなり果敢に喰い気を見せていたタチウオのアタリが遠のいてきました。

午後6時過ぎに竿を納めて、この日の釣果は皆尻すぼみ。なかで気を吐いたのは井上さん。12~3匹の釣果でありました。

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深夜の訪問者

2010年09月12日 | 無駄無駄庵日記

    
カマキリです。漢字では「蟷螂」「鎌切」などと書きます。このカマキリの大きさは15cmぐらいはあります。えっ、大きいですって。そうです、釣り人が言うのですから間違いはありませんが、ロシアの古い諺に「釣り人と話しをするときは両手を縛っておけ」というのがあります。

現れたのは草木も眠る丑三つ時、家内がわあわあ騒いで「カマキリ、カマキリ、カメラ、カメラ」とボクを呼んでいます。以前に里芋の葉っぱにいるバッタ(2010年7月18日の「バッタ、小さいナ」を参照)見つけた時は「ちっちゃい、ちっちゃい」と騒いでいたのですが今度は「大きい、大きい」とテンションが上がっています。

カマキリは肉食性です。昆虫やときには小さなカエルやクモを捕食することもあるとか。このカマキリは枯れ草色ですが周りの色環境にあわせて草色にもなるとか。また、綺麗な花の色に疑態する種類のカマキリもいるようです。疑態は捕食のときや、種の保存、鳥などの外敵に襲われないようにするためにも行われるようです。

広辞苑には、カマギッチョウ、とうろう、鎌虫、蠅取虫、疣虫(いぼむし)、疣むしり、疣じり、疣つり虫などの名が載っています。やたらと疣が多いですが何か謂われがあるのでしょうか。

     
捕まえてみました。体を反転させボクの指に取りつきます。鎌を振る立てることもなく大人しいものです。家内が冷蔵庫のキュウリ、それも浅漬けのキュウリを差し出しましたが当然知らんぷりです。

     
カメラのレンズを正面に向けると、威嚇しているのか、ポーズを決めているのかそれはわかりませんが身を乗り出してきました。賢者の顔つきです。フラッシュにもたじろぎません。ちなみに猫にカメラを向けるとレンズを覗きに来るのがいます。

夏休みの自由研究かなにかで誰かが飼っていたのかなあ、、、、そんな気がしないでもありません。

あまりり触っているとカマキリが弱ってくるかも知れません。魚は触られた人間の手のひらの温度で皮膚(皮)が火傷するぐらいのショックを受けると聞きます、、、、、で、向かいの家の山桜桃の木に放してやりました。しばらくは動かずにいたのですが、突然バサバサと羽を広げ、暗がりに消えて行きました。

路地を抜ける風はもう秋です。

 

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橋本さん~~自然散策と旧知を訪ねる

2010年09月09日 | 無駄無駄庵日記

          

クラブの橋本さんから岡山県和気郡和気町にある「岡山県自然保護センター」に行って来ました、というメールが届きました。

この保護センターは天然記念物である丹頂鶴の飼育で知られており、他には季節の草花や昆虫の様子を自然のままに楽しむことができるようです。

橋本さんはサギソウを自宅で咲かせておられますが、センターではいまそのサギソウが見ごろ。そんなこともあって毎年この時期に訪れているとのことです。

         
サギソウです。その名の通り、白鷺が飛んでいるようで、自然の造形の不思議です。湿地帯に咲き、園芸フアンに人気の花。その花言葉は「夢でもあなたを想う」です。

      
センターではヒツジクサ、キキョウ、ナンバンギセル、オトギリソウ、ヘクソカズラなどの多彩な花が咲き、これからはツルマメなのどマメ科の花やオミナエシなどの秋の七草が楽しめるとのことです。左の花はコオニユリ。右の花は、さて?なにかなあ、と橋本さん。

              
タンチョウ。激減の一途を辿っていたが、1952年に国の特別天然記念物に指定され、今では北海道釧路地方に約1000羽まで増えたとのことです。

このセンターでは、タンチョウの飼育を通し、自然との付き合い方、さまざまな生き物との共存の大切さを考えよう、という趣旨で多くの草花や小さな虫などと共にタンチョウを飼育しているとのことです。ちなみに、鶴は千年生きると云われていますが、実際は釧路丹頂自然公園で36歳まで生きたのがいるそうです。

さて、センターの帰りに橋本さんが寄ったのがかつての仕事仲間、そして釣り仲間の矢野氏のところ。一年ほど前に田舎暮らしをしょうと大阪から美作に居を移したとか。ボクも矢野さんとは幾度か釣りをご一緒させてもらい、宮津養老から船を出してヒラメやアコウなどの根魚釣りを楽しんだことがあります。

                         
ここがそのお家。広い庭ですねえ。矢野さんは陶芸家でもあり、作品展を開いたり陶芸工房に出品したりと活躍されているご様子です。

                                    

  
氏の作品です。釣りをしていたので造られる作品は「魚」が多いようで、住まいの一部に展示場を設けておられます。下の段の魚のモデルはアコウかな。大口を開け、目をぎょろつかせたユーモラスな姿態が矢野さんのセンスの良さを感じさせます。

良いですね、物を造る、何かを創作するということは。しかも、それを自分のスタイルというか、方法と言うか、自分らしさを追及して完成させるというのは並の才能では成し得ないことだと、身に染みてつくづく思うのであります。

 

 

 

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沖釣り一番・8月例会は釣聖大会でした

2010年09月07日 | 無駄無駄庵日記

クラブでは毎年、前期後期の大会。カワハギの数釣りを対象にした、カワハギカップ。そして夏場の8月に行われる、釣聖大会の4大大会を行っています。

釣聖大会とは、読んでその如く、釣りの聖人を決める大会です。このところはその対象魚をアジに定め、今年で23回目となります。

       
アジの数釣りを競って、重量で優勝者を決めます。今年の優勝者、8,16キロを釣った和田相談役の喜びのVサインです。

アジ釣りは誰にでも楽しめる釣りですが、それを他の人よりたくさん釣り上げるためにはそれなりのテクニックが必要になります。曰く、タナの取り方。サビキ擬餌の種類。ハリの大きさ。撒餌カゴの選定。詰め方。撒餌の効かせ方。バラサずにリールを巻く速度。取り込み時の身のこなし。手返しの速さ、などなどが結実して初めて他を圧倒した成果に結び付くわけです。加えて夏の暑さ対策や集中力の持続のさせかた、それらを熟知し克服した者に釣聖の名が冠として輝くのです。

8月29日。お世話になったのは福井県日引の山幸丸。集合は午前4時30分。出船は5時。この日の参加者は18名。3隻に分乗して出船を待ちます。成績を左右するのは各人の腕だけではなく、それぞれの船のポイント選びも重要な要件です。

       
まだ辺りが暗いです。見上げる空は満天の星。いい天気です。そしてそれは暑くなる兆しです。
       
ボクラが乗ったのは山幸の僚船、長運丸。船長とは何度も顔を合わせているので、やあやあと挨拶を交わし、日引沖のポイントに着いたのが5時30分ごろです。

アジの数を競い、重量で釣聖が決まるわけですから、小型で必死に数を稼ぐか、大型で目方を稼ぐかとういうことになるのですが、この日に喰ったアジはどの船も25~30cmぐらいでした。

さて、ボクの一投目。選んだサビキのハリスは8号。そうです、ボクは密かにサビキノマセでアコウなどの根魚やヒラメ、ときにはスズキの喰いつきを期待しているのです。日引沖には人口漁礁が多く入っていて、ノマセの対象になる魚影が濃いのです。

   
左、田中さん。右、橋本さん。最初に釣れたのは、ウマヅラです。その後もウマヅラが釣れ、時には2連、3連と喰いついてきます。これでは勝負になりません。対象外の魚です。そしてノマセのエサにもなりません。

              
アジが喰いだしたのが釣りはじめて30分ぐらい絶ってからです。サイズは超25cm。井上さんです。いいサイズです。こんなのがドンドン釣れたら釣聖位になれます。

              
村上さんにアコウが喰いました。釣れているアジのサイズを考えるとそのアジに喰いついたのではなく、サビキそのものか、ときたま混じる豆アジに喰いついたのかもしれません。

ともあれ、ノマセで楽しもうという人には手立ての少ない一日となりそうです。かといって、このサイズのアジを口切れさせずに巻き上げるのもなかなかムツカシイものがあり、釣聖位を目指す人には多難の道程であります。他の2隻の戦績はどうなっているのでしょうね。

         
南村です。アコウのダブル。型は不満ですが、一応目標達成です。エサは井上さんや田中さんが釣った豆アジを貰いました。

アジはポツポツと釣れて、ウマヅラが同じように釣れて、豆アジのエサにはエソがかぶりついて、日が高くなって、汗がだらだら。予定の11時に港に帰って来ました。さあ、皆で計量です。ボクラの船は成績が芳しくなく、結果、2位に3キロ以上の差を付けて、冒頭の写真のように和田さんが自身6回目の釣聖位を獲得したのでありました。

         
写真は前回の釣聖位、井上さんから優勝者持ち回りのカップを受け取る和田さん。提げている袋は副賞の10キロのお米です。ふふふ、井上さんの手の位置が微妙ですね。

で、余談ですが、この日に釣れた6匹のエソを持ち帰りました。食べたことがないので、試しに昆布〆にでもして食べてみようと思ってのことです。皆が「おう、それはエエ考えや」と言ってくれました。もっとも、それが本心かどうかわかりませんが、、、、。

後日談、、、、エソの昆布〆ですが、味はいいのですが身が柔らかくて食感はイマイチ。「まあ、オイシイで」という程度。これならフードプロセッサーですり身にしたものに香味野菜を混ぜツミレ焼にしたほうがよかったかも、、、、です。

 

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百日紅

2010年09月04日 | 無駄無駄庵日記

  

百日紅と書いて、さるすべりと読みます。花の色は白、ピンク、淡い紅色、紫っぽいのもあります。夏から初秋にかけて花時が長いので、「ひゃくじつこう」とも呼ばれます。白い花は「しろばなさるすべり」と呼ばれ、清楚な美しさを誇っています。

8月の終わり、阪急電車京都線の桂駅の近く、明鏡山延福寺に咲いている百日紅の大樹を見つけました。木が成長するたびに樹皮のコルク層が剥がれ落ちすべすべと新しくなるため、猿が登れない木、だから猿すべりと呼びます。

この百日紅は幹が随分太く、樹齢何年ぐらいあるのでしょうね。お寺の人に訊ねてみましたが、五年前に寺を引き継いだときからあり、樹齢は不明とのこと。長い花時も終わりが近いのでしようか、赤い小さな花びらをしきりに落としていました。

こんな俳句があります。

       洗ふたび赤児あたらし百日紅     松本ヤチヨ

いまはそんな光景を見なくなりましたが、夕暮れに百日紅の木陰で行水でもさせているのでしょうか。「洗ふたび~あたらし」とはそのたびに赤ちゃんの成長の兆しを発見すること。赤ちゃんの果てしない生命力と未来への希望を詠った句。真夏を咲き続ける百日紅の花時の長さにそれを重ね合わせているのです。

で、この木の膚をこすると枝の葉や花が笑うように揺れるということで「くすぐりの木」という別名があります。ほんとかな、笑うのかな。試したことはないですが、まあ、でも、試さずにそのような木だ、と思っているほうがいいじゃないですか、、、、ネ!! 

 

      

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魚見聞録 ⑫ タチウオ

2010年09月01日 | 無駄無駄庵日記

         
                                                     140cmありました。

魚見聞録 ⑫ タチウオ

季節の移り変わりを示す暦日のひとつに「二百十日」というのがある。立春から数えて二百十日目がそれで、今年(2008年)は8月31日がその日にあたる。この頃には大風、つまり台風が日本列島をよく襲い、人や家に災いをもたらしてきた。農家では稲作の要の時期なので、この日を厄日とも云う。

    台風をみんなでまつている感じ    中田美子

この句を読んで、子供のころ台風をやり過ごすため、通っていた小学校の体育館に避難したときのことを思い出した。台風を「みんなで待つ」という言い方はやや奇妙だが、まさに、台風という災いはやってくるのを待ちながら、無事に通過してくれることを願うしかないものだと実感する。

ところで、かつては「ジェーン台風」とか「キティ台風」などと、台風に名前が付いていた。1954年の「洞爺丸台風」はボクが7歳。1959年の「伊勢湾台風」のときは12歳だった。名前が付いているとその惨事の記憶がいくらかリアルに残る。

洞爺丸台風のときは母親と一緒に銭湯のラジオニュースで青函連絡船「洞爺丸」沈没の悲報を聞いた。伊勢湾台風では新淀川の石組の堤が濁流に削られていくのをまざまざと見た。

                  
新宮のワイルドキャットのキャプテン、服部さんが送ってくれた2009年の台風18号。護岸に大波が高々と砕けている。

現在、日本では台風はその発生順に番号が付けられ「号」で呼ばれているが、実はアジア名というのがある。アメリカを含め近隣の14のアジア諸国とともに「台風委員会」が作られ、それぞれの国が10個の名前を出し合い、2000年から台風に名前を付けているのだ。

2000年第一号の台風にはカンボジア出した「像」を意味する「ダムレイ」が付けられ、以後発生順に140個の名前が順番に充てられている。その140個の名前の中には日本語で「プリン」「たんぽぽ」「すもも」という台風らしからぬ意味の名前もある。

ちなみに、日本は10個の星座名を「台風委員会」に出している。今年(2008年)の8月5日に発生した9号台風の名は、日本が出した名前のひとつ「カンムリ(座)」。8月18日発生の12号台風はマレーシアが出した「オウム」を意味する「ヌーリー」という名が充てられた。

で、こういう名前で台風情報を流すとどうなるのか。先の「すもも」の場合などは「今度のすもも台風な、920ヘクトパスカルあるんやて」「へえ~、すもものくせにごっつい勢力やないですか、、、、」という会話が巷で交わされ、それはそれで愉快かもしれないが、危機感が薄れてしまう。

9月。いくつかの台風が列島に近付き、去っていくと秋の気配が一段と濃くなる。台風一過の青空のように、海もまた秋の涼しさを漂わせる。

                

                             

秋になれば、タチウオ。

漢字で「太刀魚」と書くのは姿形が刀に似ているからで名前もこのことに由来している。立って泳ぐからタチウオというのは後発のネーミング。

泉南の海から、須磨、明石にかけて「タチウオが釣れてるよ~」という情報がまたたくまに伝わると、ボクはもう船の上にいる気分。リールをゆるゆると巻き、竿先から手元、頭のてっぺんへとタチウオのアタリが走り抜ける。コンコンがゴンゴンにかわり、ついにガツンとテンヤに掛かる。引きは強烈だ。まるで太いゴムチュウブと引っ張り合っているような感じで、抜きあげたのはメーターオーバー、幅は指5本、、、、、、。

と、まあ、楽観的というのか、能天気というのか、いずれにしてもタチウオにとっては厄日かもしれないが、その日がやってくるのを、ボクはぼくなりに待っている感じ、なのであります。

注:この魚見聞録は2008~2009年に「週刊釣場速報」に連載したものです。

 

 

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