無駄無駄庵日記

釣って釣られて釣れ釣れ日和。
無駄を重ねて日が暮れる。

枇杷が熟れています

2010年06月30日 | 無駄無駄庵日記



枇杷の実がよく熟れています。遠くから見ると豆電球のように梅雨空を明るくし、そんな光景をみるとこちらの気分も和んできます。

実の形、葉の形が楽器の琵琶に似ていることからこの名がついたと謂われていますが、熟した琵琶の実の明るく賑やかな風情とは裏腹に冬に白く咲くその花はとても地味です。

この写真の木は近くの学童保育園の庭に植えられたもの。電車の高架に届きそうなぐらい高く伸び、ときに子供らが登ったりしています。折れないのかと気を揉むこともありますが枇杷の木は硬くて、木刀に用いるぐらいだからそうでもないのかもしれません。

明るく実る枇杷ですが、楕円形で濃い緑色の葉は何処となく暗い感じがしないでもありません。

         膝抱けば錨のかたち枇杷熟れる  坪内稔典

明るさと暗さを同時に持ち合わせた枇杷は青年期の複雑な心理の明滅のようです。でも、その枇杷の実のほのかな甘さがいいですね。つるりと皮がむけ、なかから黒い大きな種がころんと転がり出て、、、、、

         太陽系の真ん中にある枇杷の種  中島砂穂

ひとつの明るいオレンジ色の枇杷の実に宇宙との無限の繋がりを想う、、、、、素敵な句です。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

バードウォッチング???淀川

2010年06月27日 | 無駄無駄庵日記

久し振りにカメラを持って、さて、何処へ行こうか。とりあえず梅田に出て、JRで琵琶湖の方へでもと思いながら、阪神電車で淀川の鉄橋を渡りかけたとき、河川敷に人だかりを発見。といってもこれは休日になるとよく見る光景。バードウォッチャーや撮り鉄ならぬ撮り鳥カメラマンが、フィールドスコープや超望遠レンズカメラを持って中州に集う野鳥を目当てに集まっているのです。

ボクは鳥への興味は薄いのですが、でも、行き先が本決まりではなかったのですから、淀川駅で降りて河川敷へ堤を下って行きました。

  
草むらを分け入ると、それに潜むかのように、数人の人。一方では、カメラを三脚に備え、狙う鳥のシャッターチャンスを逃すまいと息を詰めて待っている人。遠くから眺めていてもそんな気配がよくわかります。

  
左の人の望遠レンズは何ミリぐらいなのでしょうね。右はフィールドスコープにアダプターを使ってデジコンが取り付けてあります。1200ミリぐらいになるようです。「鳥の羽の細部はいうまでもなく、目玉まではっきりと写せるでえ、、、」と言うてました。ちなみにボクのカメラは10~24ミリのワイドレンズ。一眼ですが、ここでは屁の突っ張りにもなりません。せいぜい、ちょっと写させて、と撮っている人を撮るぐらいです。

夫婦で来てる人、独りがエエと云う人、グループで、あるいは先生らしき人と、、、、何人かの人にうるさがられながら、あの鳥は、あそこの水際にいる白いのは何ですか、いま鳴いたのはなんちゅう鳥ですか、と訊いているうちに一人の少年がボクのそばに立ち双眼鏡で熱心に観察をし始めました。

なんでも、彼は、朝は南港の野鳥園に行っていたとのこと。でも、あそこは鳥との距離が遠いのでこちらにきました。ほら、あの草むらにキアシシギがいます。他のシギに比べて足が黄色いんです、と一つ一つ丁寧に教えてくれます

しかし、残念ながら裸眼ではそこまでわかりません。で、ええ~い、とばかりに400ミリ望遠レンズを家まで取りに帰り、にわか撮り鳥カメラマンとなって写したのが以下の鳥たちです。

      
       眼のところの薄いグレーが綺麗です。鳥の名は?です。

      
          コサギとカルガモ、でしょ?

      
            ?・?・?

      
           嘴が長くて、?・?・?・?

      
それぞれの鳥の名は、すみません、もう少年もいなくなっていて、だから、ちゃんとワカリマセン。そして400ミリではやはり役に立ち難いです。手持ちですし、拡げた羽の様子や、咥えたエサや、ましてや目玉まで写すことはできませんが、最後のコアジサシはいい感じではないでしょうか。空中でホバリングをして、このあと水中へ急降下。エサを咥えて飛び立ちました。

      
で、釣り人がいて、何が釣れますか。なんにも釣れません。スズキですか。キビレですか。まだ早いのですか。もっと潮が込んでこないと。最近は釣れへんようになりましたわ。頑張ってください。あっ、おおきに、、、というような一齣もありました。

そうなんです、熱心にやっている人の1000分の1ぐらいの面白さは体感できたような、そうでないような、そんなひと時でありました。今度はあの少年が言っていた淀川の河口、矢倉海岸へ行ってみようかな、それとも甲子園浜がいいかな。多くの人を魅了するバードウォッチング、その魅力はどこにあるのでしょうね。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

沖釣一番・イサギ釣り

2010年06月24日 | 無駄無駄庵日記

 クラブの6月例会を13日に和歌山県田辺沖でイサギを狙って開催しました。

 
クラブの旗です。例会のときは船のマストなどに括りつけ意気盛んなところを示しています。

この日は梅雨入りと重なって、予想通りの雨。だからと言って参加者が減るわけもなく、午前4時に前夜からの泊りのグループも入れて20名が田辺江川港に集まり出船前の準備。お世話になった船宿は、貴丸さんです。

       

              
そろそろ出船。2船に別れ、クジを引いて釣り座が決まります。イサギ釣りではこの一瞬に命運が決まると言っていいでしょう。

と、ボクが引いたのは貴丸の左舷ミヨシ。

え~っ、ミヨシですか。最悪ですヤン。撒餌係りですヤン、という嘆きとはお構いなしに4時30分出船。田辺沖のポイントまで30分ほど。船長の「やってよ~」の合図で仕掛けを入れます。水深は100m。底から10mほど上げて、エサのアミエビを振りだします。これも世のため人のためです。

仕掛けはオモリ100号。テンビンの先にハリス3号を3mとって、ハリはスキンサビキの4本仕様。底から15mほど上げたとき、ククッとアタリ。「ゆっくり巻きヨ~、追い喰いするさけ~」という船長の声が聞こえたとたん、竿先の反応が消えました。

?????????

「クッションゴムついとるん?」と船長。「いえいえ、それは、、、、」ということで仕切り直し。アタリのあったタナからハリスの長さ分3m下げ、すぐに3m巻き上げ、エサを振りだす。これがイサギ釣りの鉄則、仕掛けと撒餌を同調させるタナ返し。


      

                                    


    
田中さん、いいイサギです。

さっそくアタリがあり、ゆっくり巻いて、追い喰いですヤン、これは絶対に、ということで隣の田中さんと笑顔で合図しながら同時に取り込んだのは26~27cmのイサギ。

助手さんが「トモより先に喰ったの~」と言い、イサギを素早く絞めてくれました。この時期のイサギは麦わらイサギ、梅雨イサギ、青葉イサギなどと云い、ぼってり肥えて実に旨そうです。僚船では60cmほどのマダイが上がったと連絡が入りました。

 
井上さん、4本バリに4匹。この日の釣果は36匹でした。

    
森崎さん、タナ取りに苦戦していましたが地力を発揮。良型をダブル。

ボクと同じくミヨシで撒餌係りと言っていた森崎さんも、井上さんもけっこう喰いが立ち順調に数を稼いでいます。ただ、やがて、きっと、ソウダカツオやシイラが現れ彼らに翻弄されるでしょうし、そして、空模様もいつ急変してもおかしくない状況となってきました。               

  
いまの間に数稼ぎ。ボクにも4匹。出船前の嘆きはどこかに吹き飛んで、嬉しそうでしょ。

心配していたようにカツオやシイラが現れ仕掛けをクチャクチャにし、お祭りが頻繁に出始めました。彼らを避けてポイントを変わり、タナを合わせポツポツ喰いだしたころ今度は南寄りの風が急に強く吹き出し、波も高くなり、9時半過ぎに撤収の憂き目。

余裕綽綽の人、もう少しでクーラー満タンの人、ここぞという時間にモタモタしていた人、そんなこんなを全部飲み込んで船は軸先を港に向けたのでありました。ちなみに、イサギの喰いは潮上、潮下のへだてなく安定していました。いまが最盛期、魚影が濃いのでしょうね。

   お世話になった船宿
      和歌山県田辺江川港 貴丸
      0739-25-1184

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

藤森神社・紫陽花苑

2010年06月21日 | 無駄無駄庵日記

               

  

てまりばな、四葩、刺繍花などと呼ばれ梅雨空に咲く一叢の紫陽花。移り変わる花の色に合わせて、七変化と呼ばれることもあります。

京都の伏見にある藤森神社の紫陽花苑に行って来ました。京阪電車、墨染駅から歩いて10分足らず。祭神はスサノオノミコト、ヤマトタケルノミコト、応神天王、仁徳天皇、神功皇后など12柱。尚武の節句発祥の神社で知られ、勝負運、殊に競馬ファンや関係者の参拝が多いとか。

    
右の写真が毎年5月5日に行われる駈馬神事の場。直線にして200m足らずの距離。乗り子が馬上で逆立ちをしたり、疾走する馬にぶら下がったりしながら駆け抜け、武運の安泰を納める神事です。        

        
                      本殿。

  
絵馬堂です。古い馬の絵馬や競馬馬の額などが納められています。

    
     第1紫陽花苑の入り口。入園料は300円。

  
木々の茂りの中に咲く紫陽花。延べ1500坪の敷地に3500株の紫陽花が咲き募っています。
    

                         

  
雨に濡れる紫陽花も情緒がありますが、からりと晴れた日の光に浮かぶ紫陽花は普段にない表情をしています。

            
第2紫陽花苑の入り口近くにご神水「不二の水」が湧き出ています。意味は、二つとない美味しい水ということ。酒処、伏見ならではの水場です。
 


             
                  第2紫陽花苑。

  

  
紫陽花の学名は「hydrngea」(ヒドランジア)。水の器という意味。藤色や紫色をした手毬のような水の器。綺麗な名ですね。でも、蕾、根、葉に毒を持つ植物。食べると、嘔吐、下痢、呼吸麻痺などを起こし死に至ることもあるとか。

紫陽花はいくつか種類があるようですが、一般的な球状の紫陽花は日本原産のガクアジサイを改良したセイヨウアジサイとか。また、紫陽花の名は、藍色が集まったものを意味する、「真集藍(あづさい)」が訛ったものと云われているようです。

さて、紫陽花園を出たのが午後3時。この日のもう一つの目的地、墨染の駅から数駅大阪寄りの、伏見桃山にある大手商店街へ、、、、「不二の水」ならぬ、伏見の酒蔵の吟醸、大吟醸を利き酒できる吟醸酒房「油長」へ足を伸ばしかけたのですが、某所から呼び出しの電話。ついていない、の一言で済まされることではありません。悪魔でももう少しましな電話をかけてくるはずです。止む無く伏見桃山駅を素通りしたのでありました。

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

至福のキス釣り

2010年06月18日 | 無駄無駄庵日記

クラブの和田さんからキス釣りの写真が届きました。釣り場は淡路島、丸山沖。釣行日は6月6日。ワイワイと、ガヤガヤと、仕事仲間と、クラブ仲間と、そして和田さんの孫、龍之介君と、皆でキス釣りを楽しんできたようです。(文と構成は南村)

          
まずはこの写真、和田さん家の龍之介君です。釣ったのはキスではなくキュウセンベラですが、そんなことは関係ありません。釣れたことが嬉しいのです。目を細めて、チョット得意げなポーズがそれを物語っています。ボクもなんだか嬉しくなってきました。では、以下がその日の様子であります。

   
朝一番の光景。キス狙いの船でしょうか、朝焼けのなか静かに波を切って進んでゆきます。きっといい一日なることでしょう。
                 
丸山沖へはこの前日にボクラが行って、この日はクラブのもう一つのグループが5~6人で船を出して、別の日にまたまた誰かが計画をして、誘いの電話を掛け合ってと、シーズンを通してクラブの人たちに人気の高い釣り場なのです。

         
これは森崎さんです。手前の植田さんと何やらやり取りをしています。「チョット小さい違うん」と植田さん、、、、、「そやけど、よう太ってるでえ、、、」と負けん気の返事の森崎さん、、、、そんなやり取りなのかなあ、、、、
   

       
植田の兄さんの仁王立ちのポーズ。キスはどこに?   

               
チョットチョット、釣れた釣れた、ええサイズ、と言う声が聞こえてきそうな、植田正治さん。上の仁王立の幸弘さんの弟さんです。 もう何匹ぐらい釣ったのかなあ。
     
柴田さん。体格がいいのでキスが小さく見えますが23cmぐらい。この釣り場のレギュラーサイズです。キスがピコンと跳ねて、でも彼の表情は強張って、アンバランスがオモシロイですね。

            
和田さん、キスがダブル。うんっ、よく見ると小さなガッチョがついてます。照れくさそうな笑顔で無邪気に釣りを楽しんでいます。

        
おっと、キスが跳ねて、チョットびっくりの龍之介君。彼はこの日15匹ほど釣ったようです。

いいですね、キス釣りは。竿に、仕掛けに、アタリの取り方に、、、、凝りだすと深みにハマる釣り。でも、気のあった者同士がゆらゆらと船に揺られながら「おっ、そんな可愛いのん釣ってどうするねん」とか、「あれ、エサだけ取られたわ」とか、「よう引く思たらベラかいな」「船頭さん場所変わろかあ」などと云い募りながら気兼ねのないのんびりとした時間が過ぎて行く、、、、キス釣りならではの至福ではあります。




 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

豆ごはん その② ツタンカーメン

2010年06月15日 | 無駄無駄庵日記

ツタンカーメンは紀元前14世紀、エジプト第18王朝のファラオで、即位後9年ほどで若くして突然亡くなりました。死因は他殺説、頭部打撃説、骨折からの感染症、政略的暗殺説、近親交配で生まれたことによる先天的な遺伝子障害などが取り沙汰されています。

1922年、イギリスの考古学者ハワード・カーターによりその王墓が発見され、黄金のマスクとともに豌豆の種子も発掘されたとか。

発見された豌豆の種子は、イギリスの研究機関が発芽に成功し、アメリカを経て1956年に水戸に送られ、主に小学校や教育機関を通して広く知られるようになった、と聞きます。

              
これがその豌豆。ふつうのに比べて莢が紫っぽいです。花の色も赤紫だと言います。  

              
豆の色はふつうのと変わりがありません。

この豆の名、ツタンカーメン豆、と云うのかエジプト豌豆と云うのかはっきり知りませんが、スーパーや、八百屋さん、百貨店を探してもほとんど売っていません。過去に2~3度豆ごはんにして食べたのですが、その時も家庭菜園のお裾分けでした。

今回は釣り仲間の坂本さんからのお裾分けです。さっそく豆ごはんにして頂きました。ふつうの豌豆より豆の味が濃いのが特徴です。そして、もうひとつの特徴は、、、、知ってる人は知っている、知らない人はこの続き、、、、

           
と、云うことで、焚きたての豆ごはんです。もちろんツタンカーメン豆です。美味しく頂きました。坂本さんありがとうございます。

      
一夜明けて、あくる日のツタンカーメン豆ごはんです。豆が赤いです。ご飯も赤いです。赤飯のようです。そういえば、上の焚き立てのご飯も少し色がついていますね。なぜ、こうなるのか。

それは、ツタンカーメンの不思議な力、と言えなくもないですが、この豆にはポリフェノールが多く含まれており、しばらく経つとポリフェノールが発色しだし、赤飯のように赤色に変化するということのようです。

なあ~んだ、と云う感じですが、ボクはそれはそれとして、赤くなる豆ごはん、エジプトのファラオ、ツタンカーメンも食べたであろう豆の不思議を面白がりつつ、そして、本当に紀元前14世紀の種子を現代に蘇えらせたのなら、その人智の果てしなさに感嘆、敬服しつつ、同時に、それってけっこう恐怖な出来事と違うん、と思うのであります。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

梅雨入り

2010年06月13日 | 無駄無駄庵日記

       

          

     

13日、近畿と東海、中四国で梅雨入りとなりました。うっとおしい時期が始まるのですが、この日、クラブの6月例会がイサギを狙って和歌山県田辺沖で開催されました。やはりというか当然というか、雨でした。詳しくは後日報告しますが、写真の花は立葵。中国から渡来した植物で、高さは1~2m。花の色は、白、赤、紫などがあり、下の方から順に花を咲かせ、テッペンまで花を募らせるころには梅雨が明けると謂われています。

             唐国の玩具箱から立葵

ボクの近作です。立葵にはどこか余所余所しいというか、他人事のように茎を伸ばし、花をつけ、6月の風に揺れながら咲いている風情はなかなかの味わいがあります。

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

淡路島・丸山沖のキス、、、釣れたでえ~

2010年06月12日 | 無駄無駄庵日記

♪♪♪~夏も近付く八十八夜  野にも山にも若葉が茂る~~~トントン、ということでキス釣りは八十八夜からなのですが、そのほぼ一ヶ月後の六月五日、遅まきながら、今年初めてのキス釣りに行って来ました。行き先は淡路島の南端、丸山沖。タイトルには「釣れたでえ~」とありますが、果たしてその顛末やいかに、であります。

                                     

                    
午前五時。丸山の港。明けの半月が残っています。そして、風力発電の風車、、、、去年より数が増えたような気がします。北寄りの風がわずかに吹く程度で、ともかく穏やかな船出となりました。

メンバーはキス釣りならどこまででも出掛けるという、橋本さんと井本さん。キスのアタリの出かたを研究している、浅井さん。今日もタイプの違う竿を2~3本持ってきています。久保さんはキス釣り初めてという息子さんと一緒。ボクはいつも合わせのタイミングに迷って、、、、と云う6名。

釣り場は港を出て10分ほどの播磨灘。水深は15mほど。オモリ10号に市販のキス釣り仕掛け。竿は2m前後のキス竿。エサは石ゴカイ。船下を狙う人。チョイ投げでサビク人。実はこの違いが釣果の差となったのです。

   
久保さんです。穏やかな海でキス釣りには最適。
             
船下狙いで22cmぐらいかな。
船下狙いで、22cmぐらいかな。まあまあのサイズです。
   
息子さんの正享(まさゆき)さん。学生生活を北海道函館で過ごされたとか。岸壁からブラクリ仕掛けでソイが釣れますよ、と仰ってました。

               
キス釣り、とくに船のキス釣りは初めて。でも、いいサイズ、26cmぐらいありそうです。この日、彼はお父さんの倍の釣果を上げていました。

   
         

                          

井本さんです。クラブでも屈指のキス釣り上手。チョイ投げで数を稼いでいました。今日は40匹ぐらいかなあ~、50匹が目標やってんけどと、仰ってました。

   
丸山の港から突き出すようなかっこうで出ている弁天島です。島の先端には釣り台が設けられ、多くの人が釣りを楽しんでいました。右、ボクラと同じようにいくつかの船がキスを狙っています。

海は穏やかなのですが、北風の日は水温が上がらず喰いが悪いとのことです。ポイントを変えながら、20mラインも攻めたのですが、喰いは単発。例年だとこの時期はキスの寄りかたは広くて濃いのですが、当日はポンポンと釣れたかと思うとサット喰わなくなるという始末。こんなときは船下を狙うより、チョイ投げで幅広く探りながらサビクと云うか引き釣りをするとキスがエサを追いかけ喰いするのでハリ掛かりが良くなるようです。キスが群れていないのですね。

    
橋本さんです。少し前に紀伊長嶋でキスのボート釣りを楽しんできたようです。これはアタリが出た瞬間です。
          
チョイ投げで、ほらほらと見せびらかしながら、この日の釣果は50匹ぐらい。竿頭でした。


   

浅井さん。この竿はカワハギ竿。船下のアタリが渋い時にいいですよと仰ってました。とにかく研究熱心なデーター釣り師です。
          

ダブルです。珍しいことにこの日ダブルはこの一度だけ。

この丸山沖ははクラブの人たちに人気のある釣り場。シーズンになると毎週誰かが竿をだしてキスの数釣りを楽しんでいるようです。この日はやや小ぶりサイズでしたが、30cmオーバーの実績のある釣り場でもあります。いずれ続報が入ってくることと思います。

で、タイトルの「釣れたでえ~」というのはボク以外の人たちのお言葉であることを付け加えて、今回はこのへんで、サヨウナラであります。

お世話になった船宿
   兵庫県南あわじ市阿那賀 福西丸 090-2592-5564
   仕立て船4人から出船 一人6500円 エサ氷持参


 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

奈良県吉野川支流、滝巡り

2010年06月09日 | 無駄無駄庵日記

滝巡りをしている橋本さんが奈良県吉野川支流に架かる二つの滝の写真を送ってくれました。


           
ひとつ目は、奈良県川上村、吉野川支流の出光川上流に架かる御舟の滝。落差21m。厳冬期には氷爆となることで名高い滝です。

           
登ったのは二月の中頃。凍っているかと思ったのですが、滝壺のあたりだけ雪が残っている程度。暖冬なのですね。

滝巡りはいつも寺戸氏と一緒。彼は奈良県、兵庫県の滝は知りつくしています。釣りは地磯からのアオリイカ専門。この後、国道196号に戻り、吉野川の支流、下多古川沿いの林道を20分走り、終点。歩くこと45分で琵琶の滝に到着しました。

            
ふたつ目。下多古川上流の琵琶の滝。2段式、落差50m。奈良県屈指の名瀑です。    

     
黒い岩肌に白い瀑布。上段部が楽器の琵琶に似ているのでこの名がついたようです。

          
この滝も氷爆となるのですが、やはり雪が残っているだけでした。残念。

                 
琵琶の滝展望台にて、、、氷爆を期待しての滝巡りでしたが思惑通りにはいきませんでした。季節が巡って、木々の緑のなか、轟轟と白い飛沫を上げて落ちる夏の琵琶の滝も絶景ですよ。

 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

魚見聞録⑨ スズキ

2010年06月07日 | 無駄無駄庵日記

 

            釣り上げし鱸の巨口玉や吐く   

これは蕪村の句。高橋治はその著「蕪村春愁」でこの句の「玉や吐く」とは、スズキのエラ洗いの様子だと言い、蕪村がそれを知っていたことに感嘆しながら、スズキは掛かった鈎を外そうと、真紅の巨口を開け人間に突進してくると、エラ洗いの興奮を書いている。

ボクもエラ洗いには声をあげた。難を逃れ危うく釣り上げたスズキは船上で大きく暴れ、尾鰭で船縁を撃ち、全身で船板を叩く。釣り人は興奮しながらもしばし呆然とそれを眺める。やがてスズキの動きがとまり、一瞬スズキはスズキの生命を吐き出すように巨口をグバッと開く。やや神がかった「玉や吐く」という表現に、ボクはこのような光景を重ね合わせる。

神秘的な気持ちになるのは、スズキの体が黒銀色に濡れ輝いているからだろ。「鱸」と書くのは、鱗の黒さから「黒い」の意で魚編に「蘆」とされたようだ。和名スズキの語源は鱗が煤けたように黒い色をしているので「すすき(煤き)」が転じてスズキ。また身が白くすすいだようなので「すすぎ」が転じて、スズキなどとある。

         

スズキは出世魚。地方によって呼び名は異なるが、大阪に住むボクラは、セイゴ、ハネと出世をして、スズキと呼ぶのは70センチを悠々と超えてから。また、中京、東海地方では、スズキとハネの中間サイズをマダカという。釣り上げたのがスズキに及ばないサイズだと「まだか、まだスズキじゃねえのか」と釣り人が嘆く。嘆きの「まだか」が「マダか」になったとか。う~ん本当かな。釣り人の心理をうまく突いてはいるが。

       

ちなみに、出世魚であるボラの出世名もおもしろい。60センチを超えて、最終の名前がトド。そんな大きなボラは見たことがない。もうこれ以上先がないと云う意味の「とどのつまりは天上」するの「とど」はボラのトドからきている。で、巨口から玉を吐くスズキの最終の名にオオタロウと云うのがある。関東方面での勇壮な呼び名、メーターを超えてこう呼ばれる。漢字をあてると、大太郎とでもなるのか。

関西で船を出してスズキを狙うのは入梅のころで、半夜で狙う。うっとおしい季節だが琵琶の実が明るく実るころでもある。釣り場となる明石や須磨近辺の船頭はスズキは臆病な魚だという。稲光が走り、雷が鳴ると海底の岩場に身を潜めてしまうという。港祭りの花火の音でも同じようなことが起こるとか。    

        

だから、船の灯す灯りはせいぜい50ワットほど。それがスズキ釣りに向いた明るさだ。そうそう、スズキはよく見ると少し受け口。目もオデコに近いところによっているような気がする。船頭は「タナをあげろ」「底では喰わん」と口を酸っぱくするが、それはスズキが主に上方向のエサに反応し、下方向から捕食するからという。受け口なのはそのせい。メバルと一緒。釣りをするときはこのことを忘れないようにしたい。

とはいえ、最近はスズキ狙いの船が出なくなってしまった。漁場をぼんやりと明かりを点した船が行き交う様子は情緒があってよかったのに、、、、、。

子供のころ、家の裏に大きな琵琶の木があった。あるとき、そこの家のオッチャンに淀川の河口へスズキ釣りに連れていって貰ったことがあった。そう簡単に釣れる魚ではないから退屈せぬようにと、琵琶の実を袋に入れて持たせてくれた。スズキは釣れなかったが、暮れなずむ河口で頬張った琵琶の実の甘酸っぱさは、スズキ釣りの思い出とともに残っている。

六月。今年も梅雨入りとともに琵琶の実が明るく熟す。



注:この魚見聞録シリーズは2008~2009年に「週刊釣り場速報」に掲載したものです。一部、加筆してここに掲載してあります。 南村 健治

 

コメント (1)
この記事をはてなブックマークに追加

津久野のモンスターアオリ、その2

2010年06月04日 | 無駄無駄庵日記

 アオリイカ釣りまっしぐらという浅井さんから、彼の今シーズンを締め括るレポートが届きました。4月、5月に予定していた釣行回数は全部で8回。つまり、アオリイカ釣りに毎週出かけるでえ~という、荒技だったようです。

 

「津久野のモンスターアオリ、その2」

5月29日に今シーズン最後の津久野のアオリイカ釣りに行って来ました。
今年も例年どおり4月の初旬から釣行する予定でしたが、3回連続で週末の海況が悪く、結局4月の1回と5月の4回の計5回の釣行でした。成績は4月29日がボウズ、5月5日が8杯、8日が4杯、22日が2杯、29日が3杯の計17杯でしたが約半数が2キロ級でしたので、数はともかく型については満足のいく釣りができました。ただ、3キロアップは今年もゲットならず、ゴールドステッカーは来年の課題となりました。

      
                   
5月5日の釣果。2キロオーバーを含めて、8杯。(詳しくは当ブログ5月13日の記事をご覧ください)

前のレポート(5月13日)でも釣り方について若干書かせていただきましたが、詳しくは2年前の「WEB釣りサンデー」4月10日の@フィールド、「ウキ釣り必釣春のデカイカぶった斬り」に紹介されています。(http://www.tsurisunday.jp/at field/area/wakayama/post 6.php)

そのとき取材を受けられた浜中さんは私の1シーズンの釣果を1日で叩き出されるアオリイカ釣りの超名人ですが、非常に気さくな教え好きな方で、阪村イカダの常連のほとんどは彼の弟子と云われています。私も毎回色々、教えて頂いています。タックルや仕掛けの説明はこの釣りサンデーの記事を見て頂くとして、追加で私がこの釣りで大事だと考えていることを書かせて下さい。

           
                                    
5月8日の釣果。4杯。またもや堪え切れない嬉しさのなかのガッツポーズ。

ひとつはアタリがあったあとの合わせ方です。早合わせは禁物ですが、待ち過ぎでもアジが全部喰われてしまうので、NGです。この兼ね合いが大変難しいのですが、アタリがあったら一回聞いてみて重量感でイカの大きさを判断して合わせのタイミングを計ります。その間、1分から3分の勝負になります。また、合わせは力強くする必要があり、大型のイカがアジを掴む力は相当なもので、中途半端な合わせではハリがイカまで届いていない可能性があります。私もイカを水面まで上げてきて、タモ入れの瞬間、イカがハリに掛かっておらずサヨナラされた悔しい経験が何度もあります。

ふたつめは、地合についてです。アオリイカのアタリは満潮干潮の潮止まり前後2時間に集中します。したがって、私はこの時間帯は頻繁に仕掛けを打ち返しますが、それ以外の時間帯は弁当を食べたり、横になって寝たり、ラジを聞いたりして地合に集中するために休んでいます。また、エサのアジが少なくなった場合は地合にエサ切れするのを回避するため事前に補給します。追加は電話をすれば船頭さんが持ってきてくれます。阪村船頭は見た目は怖そうですが、非常にやさしい親切な船頭さんです。

       
              
船頭さんと曳航の風景。ポイントまでカセを引っ張って行ってくれます。
    
                   

写真は5月29日の様子です。3杯釣れました。津久野のアオリイカは数、型ともに落ちてきていますが、6月一杯は充分に狙えると思います。 by 浅井愁星

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

兵庫・家島沖のキス釣り~~水戸黄門と悪代官

2010年06月02日 | 無駄無駄庵日記

5月29日、姫路の知々丸へキス釣りに行って来ました、、、、という書き出しでクラブのガッチョさんこと酒井正英さんから、レポートが届きました。自身を悪代官に見立てたチョット愉快なキス釣りレポートであります。

「水戸黄門と悪代官」

5月29日、姫路の飾磨須加港を基地にしている知々丸にキス釣りに行って来ました。
朝3時半に家を出るつもりが目が覚めたのが3時25分、大慌てで家を出ました。途中、石ゴカイと青虫を買って、もう後は大丈夫と高速道を走っていたら、この先事故発生、加古川東で強制流出との表示です。しばらくはまったく車が動きません。相当大きな事故のようです。だんだん出船の時間は迫ってくるので5時半、思い切って船長に電話しました。事情を話したら出来る限り待ってくれるとのこと、20分遅れで到着しました。やれやれ、です。


         
いい天気でいい凪です。で、このあと、なぜか今日の釣りが水戸黄門の映画仕立てになって行くのです、、、、

航走20分。第一投、いきなりぐりぐりと嬉しいキスのアタリです。瞬間に思いましたねえ。しまった!クーラーが小さすぎた、と。上がってきたのは黄門様の映画に出てくるおぼこい村娘のような顔をした、キス。自分が悪代官になったようで、嫌がる村娘を捕らえると「あ~れ~、お代官様、そのようなご無体なことを」「まあ、よいではないか、これ娘」などと馬鹿な事を想像しながら、むんずと捕らまえて座敷牢ならぬ、足元の生簀に閉じ込めます。

           
座敷牢に閉じ込めた、村娘たちの写真です。逃げられないように裸にしてあります。ボディサイズは平均20cm余り。他の人は、ずいぶん前に娘を卒業していまでは中年のメタボを誇るおばさんキスを釣り上げていました。

二人目、三人目の村娘を求めて仕掛けを入れます。今度は先のより重く、ガンガンと抵抗します。大きな村娘に違いありません、ひょっとしたら三〇歳(cm)過ぎの酸いも甘いも噛み分けた熟女かも、ってリールを巻くと上がってきたのは美形の村娘ではなく、なんと悪代官とつるんだ越後屋の主人みたいな顔をした、グチです。なんとなくトモダチ、悪行仲間のような気がして無罪放免にしようかとも思ったのですが、すでに悪事をゲロしたかのように浮き袋が出ています。

それで、今度は悪代官から黄門様に早変わり。印籠を見せながら越後屋に氷漬けの刑を申しつけ、即刻クーラーに入れました。村娘が欲しくてまたもや悪代官に戻り、何度もワナを仕掛けます。またも、「お許しくださいませ、お代官さま」「何を言うか、これ娘。もっと近こう寄れ」。再び座敷牢に、ポイ。

        
不敵な笑顔でワナを仕掛ける悪代官仲間の新川博万之守。

        
村娘の悲鳴をもろともせず、どうだ、という表情をみせて、悪行三昧。

と、まあ、いつものように順調なのはここまで。以後は訪れてくる村の娘は少なくなり、こそこそと裏街道を歩く磯ベラやひょうきんな居酒屋の娘、トラハゼが純真な村娘の混じって上がってきます。ときおり私のご本尊であるガッチョも上がってきます。それでもなんとか私なりに頑張って村の娘を14人かどわかしました。新川さんはたぶん20数人かどわかしたと思います。


居酒屋の娘、トラハゼとご本尊様のガッチョはすべて元の住処にお帰り願い、悪事をゲロした越後屋グチ、裏街道の磯ベラ、表街道のキュウセンベラは腹を返していることが多いので、家で煮付け。かどわかした美しい村娘は遊女に売り飛ばすこともなく、悪代官とその妻が天ぷらにしました。合掌。それにしてもクーラーが小さすぎるかと思いましたが、十分な大きさでありましたとさ。  by gatcho



 

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

山桜桃

2010年06月01日 | 無駄無駄庵日記

さて、タイトルの字をなんと読むでしょうか?

バラ科の植物。春、白か淡紅色の花をひらき、六月ごろ小さな丸い実をつけ、熟して紅くなった実は甘酸っぱくて美味しい。これだけのヒントでは漠然としてダメですね、、、答えは、ゆすらうめ。

路地を挟んで向かいの家の若奥さんが「実が成りました」と、枝についたまま、我が家のチャイムを鳴らして持ってきてくれたのです。家内がその場で紅い実をひとつ手のひらに転ばして、口に摘まみ入れ、懐かしそうな表情で「子供の頃、よう食べたわ」とつぶやいて、若奥さんとひとしきり話しこんでいました。

  
これがその山桜桃の実。何処に置いて写真を撮ろうかと考えて、PCのキーボードの上に置いてみました。洒落た感じ、、、、、けっこう気に入ったワンショットとなりました。

        田舎の子の小さき口やゆすらうめ   中村 草田男

家内は大分県臼杵の生まれ。ボクは食べた記憶があるのかな、ないのかな、摘まんで食べてみると、サクランボのような味がします。初夏の味、梅雨に入る前の爽やかな初夏の味、と云った感じです。

で、今日は六月一日。衣更えの日です。ただ、いまごろは、官公庁や学校も六月一日からではなく、必要に合わせて着るものを工夫するということが多くなりました。クールビズと云う言葉も生まれて久しいですし、もはや、この日が季節に合わせた生活の節目ではなくなってきましたね。

山桜桃の紅い実。それは違わずに巡りくる季節のなかのささやかな喜びを運んできてくれました。

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加