退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#441: いじめ

2015-02-03 23:15:50 | アメリカ便り
朝、いつものハブちゃんジュンちゃんの散歩、隣のキャシーとしました。
その後、我が家で、コーヒータイム。
丸っきりの退職者生活です。
先週翻訳で忙しかったからいいや。
でも今朝も仕事が2つ続けざまに入ってきましたが、両方お断りしました。
締め切りが対象者にとって非現実的なものは丁寧にお断りです。


キャシーには6年生と9年生の男の子がいます。
二人ともはっきり言って“ナーディー”と言って“典型的な虐めに会う子”です。
コーヒーを飲みながら、キャシーいわく、“ライアン(下の子)が虐めにあっている”とのこと。
話を聞いていると、本当に典型的な虐めです。
そこで、先日テレビを見ていろいろ虐めの実態を把握した、“虐めには絶対あわない”私が、対虐め作戦をキャシーに伝授(?)いたしました。

虐めはいつの時代も、どこの国でも起きます。
当たり前のことですが、大事なことは親、先生、そして校長が虐めの実態を知ってるということです。
これが難しいのです。
子供はいじめられていることを親に隠そうとするし、先生、校長は仕事が増える、学校の評判(自分たちの評判)が落ちるということで、虐めが起きていることを否定、または隠そうとするし。
親は忙しくて、自分の子供が学校でどういう状態にいるかに気づいていない。
つまり、誰も現実を見ていないのです。
自殺者を出した、小学校の校長は“虐めはなかった”とテレビのインタービューに答えていました。
医者が病気を見落としたら責任問題です。
校長、先生にも責任問題が課せられるべきだと思います。

虐めは犯罪です。
見逃してはいけないと思います。
テレビでも強調していましたが、虐めが起きているという実態を学校全体に広め、虐めは犯罪である、いじめられた子供は自殺まで起こしかねないという窮地に立たされているということを知らせるのです。

虐めをする子供もある面で言えば、被害者です。
大小の精神的被害を受けている子供が、虐めをする可能性を持っていると思います。
だから、虐めをされる子、する子両方のためにも、虐めということに真剣に正面から取り組んでいかなければだめだと思います。

そういうことで、キャシーは早速先生、校長と話をするといってました。
それから、自他共に認める過保護のキャシーに、“もう過保護はやめたら”といったら、“それはもうはじめている”と言ってました。
キャシーのことだから、“本当かな?”とちょっと疑問です。

ハブグレジュンタのマミー



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