退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#762:シロアリモニターと国際裁判所

2016-10-29 10:40:08 | アメリカ便り
最近、テレビコマーシャル(アメリカ国内)でよく見かける面白いものをご紹介します。

ある家にシロアリモニターがやって来ます。
検査の最中その家の娘が階段を降りて来る際、シロアリのために腐った階段が崩れ落ちました。
シロアリモニターは、"はい、シロアリにやられています”と言って、請求書を書いて家主に渡し家から去ろうとします。
家主は呆れ顔で、シロアリモニターに"シロアリは駆除しないのか?”と尋ねます。
シロアリモニターは、"私はモニター(つまりシロアリがいるかいないかをしらべるだけ)です、駆除はしません”と言って家を去っていきます。

デンタルモニター版もあります。
歯医者に行ったつもりの患者がデンタルモニターに虫歯をチェックしてもらいます。
デンタルモニターは患者の口の中を見ながら、”やーこれはひどい虫歯だ”と言って、お昼を食べにオフィスを出て行こうとします。
患者は、"治療しないのか?”とデンタルモニターに尋ねると、”私は虫歯があるかないかを調べるだけです”と言って昼食に行った。

このコマーシャルを見る度に、先日のフィリピンからの訴えで、中国の領海侵害は違法であると決定した国際裁判所を思い浮かべます。
違法と決定したけど、その違法を正す法的行使権限は国際裁判所ないとのこと。
つまり国際裁判所は"シロアリモニターやら、デンタルモニターのようなただの"モニター”でしかないのです。
それを妥当か無駄かと感ずるのは人それぞれでしょうが、"法は行使してこそ、法律として成り立つ”と思う私はこの国際裁判所のあり方は無駄としか思えません。
行政細分化のためかどうか、素人の私にはわかりませんが。

昨日国連で"核兵器禁止条約”が成立されたそうですが、日本はアメリカ、韓国、アメリカ、NATOとともに条約成立に反対したそうです。
日本は核兵器禁止姿勢で、1960年代には"核拡散防止条約”を国連に提出し採択されました。
これは段階的に核兵器を縮小していくことを目的にした条約ですが、その後縮小どころか、パキスタン、インド、北朝鮮と行った国々が核兵器をを保有したことによって、その本来の目的が達成されていない状態にあります。
そして今回は、"核兵器禁止条約”です。
一体どうやって行使するか先行きを見たいと思います。
国連も国際裁判所同様、ただのモニターのような気がしますが。

ハブグレジュンタのマミー
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