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山奥の花見


27日、今年も山奥の一本桜の花見に出かけました。
推定樹齢600年の桜です。その名は「虎尾桜」と云います。

高さ17m、胸高周囲3.8mの大きな桜。 エドヒガン桜です 
場所は福智山(901m)の麓、上野(あがの)登山口から、
やや急な登山道を登ること30分、
薄っすらとしたピンクで、
一面をパッと明るくしてくれる感じで迎えてくれました。



以前、瀕死の状態であったこの桜をボランティアの人達が、
見事に甦らせてくれました。
 
平成13年7月から平成14年3月に、
地元福岡のテレビ局KBCテレビの「水と緑のキャンペーン」
で寄せられた募金を元に樹木治療が行なわれた。

当時の模様を福智町の公式ウエブサイトでは次のように記しています。
「この木(虎尾桜)の根元には、2トンもある硬い岩石があり、
大変弱っていた。その岩石を取り除き、根の治療をし、また、
土壌改良のため、穴を掘り堆肥や木炭粉を埋めなおしました。
そして、幹に穴をあけ、木質強化剤を入れたり、傷口に薬剤を
塗ったりもしたりと、本当に大変な治療だった。」


その結果、
この様に毎年、綺麗な姿が見られるようになりました。
今でもボランティアの方々による手入れは欠かせられないそうです。

KBCテレビの「水と緑のキャンペーン」で紹介されてから、
大勢の人が訪れるようになりました。 とは言っても山の中、
麓まで車で行けますが、普通の花見気分では到底無理です。

特に今年は、
3月24日のNHKニュース・天気予報の終わりに、
この【虎尾桜】の映像が全国放送で流れたそうで、
いつもより多くの人が訪れているようでした。 
それも結構お年寄りの人も。

上野(あがの)の(福智山)登山口です。



急な登山道を登っていくと、



20分位で、分かれ道。



さらに、5分位歩くと、「虎尾桜」の登場です。






何しろ、600歳のご老体。 ロープで支えて貰っています。




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鷹見神社(市ノ瀬)の桜


今年の桜は10日以上も早め、
割子川の上流、鷹見神社(八幡西区市ノ瀬)の
桜の様子を見てきました。

3~4分咲きでしょうか?木によっては5分咲き位でした。
ここは別に桜の名所ではありません。
神社の鳥居と桜が、
微妙に絡んで絵になる風景で好きな場所です。
















御祭神 
  伊奘冉尊(いざなみのみこと)
  速玉男命(はやたまのおのみこと)
  事解男命(ことさかのおのみこと)
由緒 
慶雲2年(705年)、役小角が熊野三山の神を勧請し鷹見大権現を創祀し、遠賀川十ヶ村の鎮守として祀られました。
また、鷹見(高見)神社の総本社として奥宮及び十二宮からなり、
奥宮は権現山山頂にあります。
また、上宮十二宮は、権現山九合目にあってその下に社僧六坊の住まい跡からなり見光山神昌寺と云われています。
その後、永禄年間(1558~1570年)に花尾城主麻生兵部太夫重兼が、中門、回廊を建立し三千石の神田を寄進したと云われています。
また、大友氏の兵火にかかり社殿等焼失しましたが、
元禄年間(1688年~1703年)に再興し現在に至っている
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