放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

旭山ZOOと夜行列車のCATS!(の続き2)

2007年09月06日 00時23分43秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 この旅の全日程については、「放菴の特集」にUPしたから、もういまさらクドクド書くのはやめっ。
 とにかく、二日連チャンで旭山ZOO!(GOO!ではない)を攻めて、そのまま夜行列車で揺られて(揺れたー!あとトンネルウルセー!)帰仙したというわけ。
 
 とりわけ感想といえば「放菴の特集」に書いたのがほとんど。でもやっぱり「北海道」には、不思議な魅力と違和感が混在しているように思えてならない。
 
 札幌の街で感じたのは、大らかさと温かさ。早足で歩いているのは僕らのような観光客ばかり。ネイティブはみな優雅で、まるでキリンのよう。
 逆に日本のどの都市も、札幌とくらべたら、ひどく落ち着きのない所に見えてしまう。
 
 札幌は、広さに恵まれた都市なのかもしれない。どこまでも碁盤の目のように道路が作られていて、しかも中心部はほとんどが一方通行。道路3~4車線がすべて一つの方向にダダダぁーと流れてゆく。これは壮観だ。それゆえなのか、札幌は渋滞が少ないのだそうな。
 都市と渋滞は切っても切れないはずなのに、ここはなぜかそれがない。
 「一方通行も、慣れると不便は感じないよ」
 札幌でお世話になったタクシードライバーの言葉。なるほど、優雅だ。
 
 旭山では、札幌とはまた違った優雅さを感じたが、こちらはやや寂しさが混じっている感じ。その昔「昨日、悲別にて」とかいうドラマがあったが、そのイメージまんま。
 駅舎の待合室でメロンパン食べていたらなおさらそんな気分になってきた。これはこれでノスタルジーに浸れてGOO!(あ、しまった)。

 そんなこんなで、旭山にしても札幌にしても函館にしても、もっとゆっくり滞在したかった。何も知らずに北海道を後にしてきたようで、正直ザンネンではある。ンン十万もかけた旅だったのにね。