日経の行方

2006年12月28日 22時22分40秒 | Weblog

 

 2006東証1部上昇率ベスト20

  1  7541    メガネトップ +201%
  2  7609    ダイトエレク  +138%
  3  7974    任天堂   +120%
  4  7212    エフテック    +108%
  5  5541    大平金   +102%
  6  6767    ミツミ   +101%
  7  9787    イオンディライ +101%
  8  6665    エルピーダ   +91%
  9  5480    冶金工    +79%
10  9793    ダイセキ  +76%
11  4047    関電化    +73%
12  3436    SUMCO     +69%
13  5479    日金工    +68%
14  2914    J T    +67%
15  1819    太平工    +64%
16  6490    日ピラー    +62%
17  5301    東海カ    +62%
18  9513    Jパワー  +61%
19  6855    電子材料  +60%
20  8878    日綜地所  +59%


日経の行方

2006年12月27日 17時54分18秒 | Weblog

クリスマス休暇明けのNY株は反発、NASDAQで6日ぶり、NYダウで4日ぶり。売買代金は低調だが、25日線近辺でキチンと反発できた辺りに安心感。為替も円安119円台。

CME日経平均先物は17260円(大証比80円高)

昨日の東京市場は、大方の銘柄が年内受渡し最終売買日、朝からほとんど動意薄の展開だったが、鉄鋼株が「アイアンダンス」「M&Aフロント(88年の大相場「ウォーターフロントのもじり)」で激走したことから、引けにかけ「見切り発車」ムードが強まった格好。鉄鋼株から玉突き的に非鉄・商社・造船重機へ広がったのも好循環。新興市場などは個人のタックスロスセリング(節税損出し)も最終日だったが、後場から切り返しに転じたのは終了を見越した先回り買いだったと思われる。

本日は晴れて全銘柄が新年(受渡し)相場入り(12月決算モノは昨日からだが)、物色意欲が戻って来て、新年相場への期待も高まる折、年内2日半の立会堅調に推移しそう。有終の美が飾れるか。日米とも月末ドレッシング期待もあるし、119円台で輸出株にもフォローだろう。

トヨタ・フォード会談、菱和ライフ(8896)にTOB、旭ダンケ(5281)にMBO、M&Aで暮れていく2006年。任天堂DSは月産250万台にWiiが米年末商戦で健闘と。政府税調会長に香西氏も悪くない。


日経の行方

2006年12月26日 18時29分58秒 | Weblog

底固く小浮動か

NYや欧州市場はクリスマス休場
CME日経平均先物もナシ

昨日の東京市場は「開いてる市場の方が希」なクリスマス日、外国人勢が休んで売買も超閑散。東証1部売買代金は05年8/30以来の低水準で1.4兆円弱、先週末の7割ていど。先物は17100円を挟んだ小幅なもみあい、日経平均も日中の高安66円で膠着、結局12円安も4日ぶりの反落。値下がり銘柄数が圧倒的に多い割に、鉄鋼・重機・建機・電機などがしっかりで下支え。新興3市場はタックスロスセリング(節税の損出し)から続落。
本日は12月決算モノは権利・配当落ち日、その他は年内受渡し最終売買日で動けない、海外市場は休みで手掛かり難、昨日同様のフワフワとした小浮動展開か。特に買い遅れも多く、安いところは買いたい向きも多い以上、下値も限定的になりやすいか。
年内立会もあと3日半、鉱工業生産指数を残すがもはやあまり材料はない。17000円オーバー、4月高値アンダーの越年となりそうだが、「終わってみれば高値圏」上出来ではないか。新年しばらくの相場はおそらく現状の延長戦となりそうで、強いセクター業種の順張りからか。

来年のカレンダー
2007年のカレンダーを作成中なのですが、マーケットで話題になりそうなものをピックアップ、関連銘柄などを列挙します。

【WindowsVista(1月)】ワコム(6727)エルピーダ(6665)メルコ(6676)ピクセラ(6731)ソーテック(6829)MCJ(6670)、SEHD(9478)など解説書、NECフィールディング(2322)などベンダー、ヤマダ電(9831)など家電量販、OBC(4733)などソフト

【電子マネー「ナナコ」、ICカード「パスモ」(3月)】POS用マルチリーダー松下(6752)、改札機など改変は日信号(6741)など

【東京ミットダウン(3月)】:三井不動産(8801)

【3Gケータイ、GPS搭載義務化(4月)】ゼンリン(9474)ヨコオ(6800)コア(2359)インターニックス(2657)

【GW、2日休めば9連休(5月)】HIS(9603)など旅行会社、年末年始も日並び良し

【外資への三角合併解禁(5月)】GCA(2126)日M&A(2127)

【N700系新幹線デビュー(7月)】日車輌(7102)など

【参院選(7月)】ムサシ(7521)プラップ(2449)もしもし(4708)など選挙関連

【消費税上げ論議(参院選以降)】TKC(9746)JDL(6945)OBC(4733)ワークスAP(4329)ミロク情報(9928)など会計ソフト

【郵政民営化(10月)】NTTデータ(9613)など

【日本版SOX法(08年)】オラクル(4716)OBC(4733)日立ソフト(9694)など


日経の行方

2006年12月22日 00時28分58秒 | Weblog

NY株は小反落小動き。空前のボーナスに沸くウォール街がクリスマスぎりぎり一杯まで働く必要があるはずもなく、、、(羨ましい)。さすがに今晩くらいから出来高も急減か。手控えられつつもM&Aは数珠繋ぎで売り急ぐ感じもなさげ。

CME日経平均先物は16995円(大証比5円安)

昨日の東京市場は大幅高234円高。前日の185円安を取り返して猶おつりの来る上げに。タイ発アジア株安のヘッジの戻し、それから日銀総裁の消費・物価の弱さ言及で1月利上げ観測が年度内ムリにワープした観も買い安心を与えたか。トヨタだの新日鐵だのド真ん中銘柄堅調で物色が広がりつつある。

本日はしっかり。大幅高の後でNY小反落、常識的には小反落があって何の不思議もないが、「17000円アンダーで買えない」でやむなしのオーバー買いに結局値保ちが良く。昨日の今日で一気の上値取りには慎重だし、クリスマス休暇前(日本人は関係ないだろ!)、みんなの声なき声は「上げなくて良いから、ちょっと横這っててくれ」。横(他の投資家)を見ながら「誰もまだ飛び出すな、飛び出すなや」と願っている心境だろう。誰かが飛び出すと自分も行かねばならない(苦笑)。いつものことだが、押し目待ちに押し目なく、やむなく上値を買うとゾッとするよな押し目が来る、皮肉を思わずにはいられない。

TBSにABCマート会長、テレ東に糸山氏の買い、TV局はまた戦々恐々の季節になりつつ。総務省は通常国会に複数の放送局を傘下に置く「放送持ち株会社」の設立を解禁する放送法の大改正を提出するとの事だが、従来の外資出資規制に加えて国内の特定企業/個人に対しても放送持ち株会社への出資比率を20%未満に制限するとやら、規制業種の規制


日経の行方

2006年12月20日 19時42分06秒 | Weblog
昨日の185円安以上に取り返して234円高、17000円台回復は7カ月半振り。昨日のタイ発アジア株安の波及で後場ヘッジ売りが出た分の買い戻しと、昨日引け後の福井総裁の会見が消費と物価の弱さに言及したもので「市場の見方と日銀の見方に差はない」(フォワードルッキングは捨てた?)ことからの安心感が出た感じ。市場で強かった「12月利上げナシでも1月は利上げ」説もなんだか「年度内利上げムリ」までロールオーバーされた風。先物が買い直されて、外国人や投信が優良株などを買って17000円台乗せ。年内立会も6日半、4月の高値まであと552円、平均すると毎日85円高すれば届く位置にある。サンタの訪れを待つ心境か。

日経の行方

2006年12月18日 19時38分32秒 | Weblog

今朝の外資系証券14社動向(観測)3330万株売り/4700万株買い

NY株は3連騰で更に上値追いの構えでハッピークリスマスっぽい。CME日経平均先物は16970円(大証比60円高)、為替は118円近辺。日経平均は先週5連騰、しかも17000円絡み、更に今日明日日銀金融政策決定会合、一旦止まって欲しいと思うのが人情だが、、、チキンレースの雲行き。ただ、BIS(国際決済銀行)が先週四半期報告を出したが、中に「日本株は初夏の下落から立ち直りきれてない」と出遅れ感を指摘。

日経会社情報」はほとんど会社予想の数字を使うのに対し、「会社四季報」は編集部予想で増減をつけ「割と」勝負しているのが違うところ。私共マーケットの人間はまあ、両方を見比べるのだが、四季報の方が伝統あるし圧倒的シェア(四分の三くらい?)だし、で「みんなが使うから」という理由で四季報予想の方が会社予想よりも通りが良かったりする。いい迷惑とする会社もあって「四季報の数字は勝手な予想で弊社の予想とは違います」わざわざIR部門が発信したりもする。今回の四季報新春号は「会社計画は保守的」を連発、編集後記で「ぜひ読み込んで下さい」という割には「どれが?」は明記しない不親切(苦笑)。網羅は出来ないが会社予想と四季報予想の乖離の大きいものを下記に記載。経常利益ベースで単位は億円。

コード 銘柄  会社予想  四季報予想  乖離率(%)
8925 アルデプロ 85       122            44
9627 アインファマ 25      30.5           22
7846 パイロット 35         40             14
2322 NECフィル 80        90             13
4901 フイルム 800        900            13
6130 日平トヤマ 76        85            12
1911 住林 170              19             12
6767 ミツミ 120            134             12
5707 東邦鉛 142          158            11
9706 日空ビル 56          62            11
8746 第一商 36.2          40             10
9132 第一汽船 96        106            10
6379 新興プラン 53.6      59            10
9793 ダイセキ 51           56            10
5541 太平金 378          415            10
8092 富士通ビジ 31       34            10
6827 東北パイオ 42       46            10
7205 日野 347            380             10
8871 ゴークレ 221        242            10



日経の行方

2006年12月14日 18時15分27秒 | Weblog

昨日の東京市場は様子見気分の強い中、前場底固く推移したんで後場押し上げへ。日経平均55円高で3連騰。トヨタ・キヤノンなどブルーチップが先の高値を抜きかかっている折、弾みはつかなくてもジリ上げ継続か。

本日も地合は変らなそう。短観控えで買い上がりはしにくいが、ボーナス月だし、優良株は強いしで、依然下値不安も乏しそう。結局「達成感が出るまでは」騰勢持続か。それこそ大三角保合の上辺ににじり寄り、今日にもブレイクの公算。先の高値16901円も見えてきた。利上げ年内見送りの観測だし、為替も円安、今のウチに戻りを試したいところ。
本日新四季報発売日。読み込んで新味の発見に努めるところ。

日経平均もTOPIXも4月高値6月安値以来の大三角保合を上にブレイク、にしては弾みも売買ボリュームも今一つで「ストレスの溜まるジリ上げ」となっている。トヨタが高値ツラ合わせまで、キヤノンも高値に迫る。エルピーダ(6665)ディスコ(6146)が新値。2004年12月の三角保合ブレイクはクリスマスウィークだったが、やはり躊躇しながら半信半疑の中、スルスルと上げた記憶がある。初めは「オイルダラーの優良株買い」など言われ、トヨタ・ソニー・キヤノン・松下などが牽引、やがてメガバンク株も追いかけて、全体相場は底上げへ、ついでに小型株ブームも来て1月へ駆け上がった。よく似た光景か。
こんな検定試験があったの知っていましたか?

クリック!!

三角保合(テクニカルアナリスト協会) 


日経の行方

2006年12月13日 20時27分38秒 | Weblog
NY株は3日ぶり反落。今年最後のFOMCは予想通り据え置き、声明文もさほど変らずで決定力はなかったようで。今週末からクリスマス休暇入りだし、、、というような気分も広がっていそう。小売株が弱い。NASDAQがロンドン市場を敵対的買収へ切り替えへ。

CME日経平均先物は16685円(大証比15円高)

昨日の東京市場は円安・CME高で騰勢持続、日経平均はやっとマド埋めを達成、大引け109円高。ただ、達成感はあまりなく、また、迫力に欠く続伸。輸出株が堅調、鉄鋼株は反落も出遅れメガバンク株が買われ循環物色。ジャスダック平均は12日ぶり反落。

今日もテクニカル的な過熱や手掛かり材料難から一気の上値追いには躊躇しつつも、何だか解らないけどそう弱くもなかったですね。ジリ上げ基調の中と思われます。日経平均に続いて今度はTOPIXのマド埋め(1647p処)にチャレンジか。売り急ぐ向きの少ない中で、戻り待ちの売りを外国人や投信などがジワジワ食っていく感じ、一気に強気に傾かないため、案外長持ちするのかも知れない、今の相場だけど、そろそろ外国人もクリスマス休暇入りしていくので、国内勢の意気が上がらないと、今年中に17000の壁は、苦しくなりそう。週末日銀短観です。

日経の行方(来年は!!?)

2006年12月12日 17時58分55秒 | Weblog

鬼に笑われるかな?

来年から団塊世代の大量退職が始まる。株式市場でも産業界でも「退職金で一大消費市場発生」「支払い賃金総額が減り、企業の利益水準が底上げ」など、割とノー天気な予想ばかりだった。一番沸いているのが、退職金運用ニーズからの金融業界で、内外債・大口定期・投信などに期待。「時間+カネ」持ちとして大いに期待するのが旅行業界、リタイヤメント生活を送る別荘や都心マンションを提供する不動産、充実の余暇に買い替えられるクルマ・テレビ・カメラなどの耐久消費財メーカー/小売、カルチャーセンター・フィットネス・映画演劇興行、日中オフィスでなく自宅にいることで住宅地のコンビニや外食中食、果てはペット需要も高そうとか、団塊の世代をターゲットとした各種商品の開発に躍起、2007年シフト。分かりやすい例ではクルマ、「レクサス」「フェアレディZ」「スカイライン」「ロードスター」などが団塊向けに期待されている。が、少し考えてみれば、これまで高い給与を得てきた人が月給を貰えなくなって気前よくオカネを使えるものかは(そこは常識的にケチケチ時々贅沢だろう)。2007年もすぐ近く、消費市場がどう変っていくのか、変らないのか。


SQ通過!?したけど?

2006年12月08日 22時27分56秒 | Weblog
荒れたSQだったかな!?
SQというのは昨日売買最終だった12月限月225先物・オプションを最終決済する「特別清算指数」のことだが、これは225銘柄の今日の寄付値から算出される(注意:今日の日経平均の9:01の寄付ではない)。SQなどはそもそも先物・オプションを反対売買せずにSQ決済まで引っ張った向きと裁定取引業者だけのもの、「SQは荒れない」がコンセンサスだったのだが、これが今年は良く荒れた印象がある。今日のSQも182円安である。日経平均先物を売ってSQ決済まで引っ張った向き、特に165プットの買い方(昨日80円)は一泊二日で2.6倍化の勝利(^○^)。今年のSQの前日終値比を調べてみると案外上下にブレルのが分かる。先物オプションのトレーダーのみならず、現物株のトレーダーもこれを収益機会として利用したいもの。ディーラーなどもこの日はブレを狙って「出来たら儲けもん!」レベルに離れた高値の売り指値・安値の買い指値を入れるのが定石。
過去のSQ(大証) 
	

日経の行方

2006年12月07日 17時41分46秒 | Weblog

今日はいよいよイベントデー前日。明日のイベントデーは「寄り前GDP改定値(下方修正か)、寄付きメジャーSQ(1銘柄300万株前後の売り買いか)、14時10月機械受注(強目か)、引け後は景気ウォッチャー調査(強目か)、おまけに明晩米雇用統計」で重要指標がこれでもかという目白押し。しかも、それら次第で来週19日に利上げも、というところ、これではフツー動きたくない。但し、昨日の14時以降押し上がったように外国人の買い意欲が見えてきており、下値もほぼ限定的だろう。ましてや、ドルベースの日経平均は戻り高値を抜いて順張り型。日本株の出遅れ感・割安感に着目する向きが増えて来た様子。為替が115円台に戻しており、輸出株には悪くない。

日経平均は4月高値6月安値以降の大三角保合の中にある。みんながどう動こうとしているのか、少し、先取る必要があるだろう。(2004年はクリスマスブレイクだったなあ、と思い出す今日この頃)

 

ぼちぼちでんな~~!?

2006年12月06日 20時24分19秒 | Weblog

 今日はSQ週の水曜日ですが、もみあいか。NY株は高いが円高が心配で、指数インパクトの大きい外需株が避けられれば内需株が強くても、日経平均ベースではあまり動けないか。食品・不動産株など内需モノはファンドの大量保有銘柄が人気化しつつあるけど、この辺りは「次の再編」を睨む動きでしょうか。

日経平均もドルベースで見れば戻り高値圏、円ベースだとどっちつかず、ユーロベースだともたつき。見え方は結構違うもの。「円高は日本買い」なんて気分が出て来れば良いのですが。

ブリヂストンが再生タイヤ大手を1200億円買収、ワッツがオースリーを買収、などM&Aの動きは活発。上場企業の配当は最高、ボーナスも同様。 

野村から毎月上旬に発表になる「ノムラ個人投資家サーベイ」、これも「景気ウォッチャー調査」のように個別ヒアリングの集積から先行きを予測できないか探る、的なアプローチ。まだ調査開始から間も無いため、確たる予見のための使い方は見当たらない。ザックリ掴むと「投資マインドは4月以降で最低に落ち込み、景気・企業業績の先行きに弱気な見方が増えてきて、売買が減った」というところ。関心のある銘柄は圧倒的にトヨタ(7203)で、「世界一に上り詰めんとする『The日本最強の製造業」として認知は高く、時価総額も経常利益も市場最大、株式市場のアンカー的存在。ただ、皮肉を言えば、トヨタを保有していれば投資マインドはここまで落ち込むことも無かったのでは?ということ。つまり、注目はしているが案外持っていない、と思われる。投資マインドを落ち込ませたのはソフトバンク(9984)楽天(4755)他新興市場の下落と思われる。この調査前後に底入れ反転しており、支持が広がるのかに関心。口さがない向きからは「今年最大の失敗失望落胆(予想外)は、ライブドアショック後も孫(損)切り出来ず、三木谷切れず(見切れず)」とか?


一休みですかね!?

2006年12月05日 20時06分45秒 | Weblog

今朝の外資系証券14社動向(観測)3180万株売り/3790万株買い
NY株はS&P500が一気に高値を突破するなど堅調。

CME日経平均先物は16350円(大証比110円高)

本日は堅調か。日々派手さは無いし、売買も盛り上がりに欠きながらも、慎重に下値を確認しながらの推移となっている事への安心感は出て来そう。一目均衡表の雲の中(16207-16445円)での推移がイシキされているが、SQ週だけに165コールの売り方2.7万枚が慌てれば、突破することもありかな。

足下、気温も下がりダウンジャケットブームにユニクロなどは好調、ガンバレボーナス・お歳暮商戦という処。ケーズがデンコードーを株式交換で買収統合へ。


日経の行方

2006年12月04日 19時57分05秒 | Weblog

   今朝の外資系証券14社動向(観測)6090万株売り/4870万株買い

     NY安、円高、CME日経平均先物は16240円(大証比90円安)

先週末のNY株は続落。ISM製造業景気指数が予想外の落ち込みを見せて景気減速想定以上に若干怯んだ格好か。114円台までつっかけた円高が気懸かり。

CME日経平均先物は16240円(大証比90円安)

先週末の東京市場は週末で模様眺め気分強かったが、朝安も限定的であったことから底固さへの信頼が広がった。内需素材株などを中心にしっかりの展開で、日経平均は3連騰。ジャスダック指数は5連騰。
本日はやや利益確定売りからか。米景気減速懸念をベースにした円高がやや懸念される他、ほぼ毎日何かしら出て来る景気指標に週末SQへの先物振り回しが気にされよう。景気や企業業績への悲観もヘッジファンドの決算要因等も、最悪期は脱したと思われ、足下の景況業況の底固さを一つ一つ確認しつつの修復過程と考えている。

日銀短観は3期連続の改善見込み、任天堂Wiiは即完売、10月世界半導体売上げは単月過去最高。来春造船重機も鉄鋼に続いて賃上げへ。年末商戦・ボーナス
海外市場で114円台まで入ってヒヤッとさせられた為替も円安反転でヤレヤレ、それを見つつ日経平均も下げ幅を徐々に縮小。消費者金融・カードなど「その他金融株」は過払い金返還請求に備える巨額引当で赤字転落が目立った中間決算だったが、さすがに下げ過ぎとの見方も台頭、先週は外国人保有比率UPの記事があったし、リターンリバーサル狙いに配当利回り狙い(武富士は5%近い)、或いはM&Aなどの思惑もあるのか。REIT(不動産投信)や電力株のジリ高が続いているが、「やり直しは配当利回りから」「団塊マネー(退職金)は超コンサバなので配当利回り株」的な見方も強く、案外続きそう。06年はほとんど相場の無かった小売株などにも高いモノが目立つ。業種別株価指数で見ると、海運・鉄鋼・不動産などが高値へ躙り寄る。個別で言えば、JFE(5411)コマツ(6301)トクヤマ(4043)などが週足で三角保合を上放れの絵面、今日の売買代金上位からはいすゞ(7202)KDDI(9433)日製鋼所(5631)ガイシ(5333)などこれまで何度もいじってきた好業績株が強い。目先ではなく投信や外国人といったロングスパンの買いと見られる。助走といえる動き。



日経の行方

2006年12月01日 17時53分57秒 | Weblog

     今朝の外資系証券14社動向(観測)3650万株売り/4890万株買い

NY株はもみあい、CME日経平均先物は16220円(大証比90円安)12月入りは12/19日銀の利上げの有無が焦点だが、今朝まずCPI。来週末はSQ。円高気味で内需優位続きそう。

今月12/18-19の日銀金融政策決定会合での利上げの有無にベットしないが、アリの方向で備えていた方が間違いが少なそう。そもそもは「3月の量的緩和解除」→「7月ゼロ金利解除」と来たので「11月利上げも」としていたのだが、8.25CPIショック、9.11機械受注ショック、「成長重視の上げ潮戦略」安倍新政権発足、10.31家計調査ショックで先延べか、と期待したが。やはり米国が利下げに転じる前に少しでも上げておきたい、米利下げ+日利上げだと円キャリー取引の一気の逆流も恐い、というところなのか。利上げへの関門は5つとされる。(1)11/29の10月鉱工業生産指数=予想を上回る(2)12/1の10月全国CPI=予想を下回る(3)12/8のGDP改定値(4)12/8の10月機械受注(5)12/15の日銀短観。利上げのしたい日銀からすると、現時点で「1勝1敗」。ヤケに景気指標が気にされる12月前半戦となるのか(嫌なこった)。

また来週!!