Nゲージで列車の追い越しと車庫入れが自動制御できた！

　プログラム開発が順調にすすみ、列車の駅での退避・
追い越し動作と車庫入れ動作ができた！ポイントも自動
動作するし、速度調整やセンサーの動作もばっちりだ。

　これはみていて大変面白いし、満足感もばっちりだ。
お祝いに一杯やりたいところだ。

　ただし、現在で気になる点が４つある。

　１つめは列車をゆっくり動かしているのでスタート時に
動かないことがたまにある。最初に短時間だけ電流を多く
与えてあげるなど、制御方法に工夫が必要だ。

　２つめは可視光のセンサーは窓の光や蛍光灯の光がある
ときとない時では動作が違ってしまう。（見た目は光って
きれいなのであるのだけれど）
　どうやら赤外線センサーで統一するほうが良いようだ。

　３つめはポイントを動かす時に流れる電流は1.5A程度
なので、列車を動かしながらポイントを動かすためには
2.0A以上の大きな電源ユニットが必要になったことだ。
（いままでは1.0Aの電源ユニットを使っていた）

　単に用意すればよかっただけなのであるが、これから
は回路のショート等があったときに回路へのダメージが
いままでより大きくなるので気をつけなくてはいけない。

　４つめは制御プログラムはVisual Basicで組んであり、
プログラムの経験がない人にとっては、簡単に動きを
設定できないことだ。Excel等のファイルにデータを書き
込むだけで動かすことができれば少々使いやすくなるで
あろう。

　でも、最終的にはレールをつないだり線路わきに標識を
立てたりしたらそのデータがPCへ送り込まれるような
インテリジェントな鉄道模型レールに進化してくれないと
２１世紀型の自動運転とはいえないよね。

　鉄道模型レールの高機能化について、これから
少しずつ考えてみよう。

おしまい