CAHIER カイエ

忘れないように備忘録。めもめもしないと、お金と一緒、たまりませんね。

川崎市岡本太郎美術館

2008-02-17 23:37:44 | Weblog
生田公園にある美術館。今日は外気温5℃と、冷蔵庫並みの寒さであったが、雪が隅にのこるすり鉢状の土地を降りていくと、母の塔がそびえている。母性を感じさせる力強い塔。大きな白い、母なるモニュメントの上には、大きく手を広げた人たちが多数立っている。このシンプルな形の中に、強い生命力が感じられ、ともかく元気なのだ。太郎をみるといつも生命を感じる。寒空も関係はない。ただ気持ちはそうだが、実際寒いので、室内へと入る。
小田急OPカード提示でなんと20%割引。600->480円となった。(受付に言う必要があるが。知らずに一度買ってしまってから、受付に言ったので払い戻しをしてから買いなおしという面倒をした。)入り口には頬杖をついた愛嬌のある顔のオブジェがお出迎え。奥の空間は、太郎ワールドだ。照明も落としてあり、作品群が生える。両親、岡本一平、かの子を紹介してあるコーナーもあり、興味深い。中央の空間には、照明の中に大きなモニュメントが浮かびあがり、幻想的な異空間となっている。ただカッパをかたどったものや、顔のあるモニュメントは、生き生きとして、アニミズム的で、楽しい。壁面に、トーテムポールや、太郎など様々な映像が投影されては消えていく。この空間は、時折訪れたいところだ。他に座ることを拒む椅子などに座ることが出来るところもあり、しばしこのところに落ち着く。
先の空間で、太郎がフランスの番組か、インタビューを受けている映像が流されていた。流暢なフランス語で手振りを交えて語る様は、初めて見るものだけに驚かされる。フランスではマルセル・モースに師事し、人類学を学んでいたようだ。スキーをしたり、自動車に絵を描くパフォーマンスをしたり、独学のピアノを弾いたり、CMにでたり、写真を撮ったり、舞台デザイン、衣装デザインをしたり、建築デザインをしたり、また多く文章をものし、本を出版したりと多様な活動に、太郎の、職業は、あえて言えば、人間、だというのもわかるような、紹介がしてあった。
その先には、特別展の空間が。岡本太郎賞の受賞作品だ。大きなインスタレーションや、一枚のキャンバスに、絵を描いたものをアニメーションとしてとり、次々にかかれては消される展示にこころ奪われた。かびた巨大な寒天の塊を、何段か、アクリルケースに納めた作品や、関西のとある場所の絵の上にDVDで、人や車の行きかう様子を投影したもの、のびアニキなる、ドラえもんの、のび太のような格好をした人物が、あちこちで、行動する様子を日記のように収めた作品(その本人は、台の上の布団で寝ているのだ!呼び鈴を押すと、煩いなとおきだした!彼は閉館後、そのままの格好でいずこかへ帰って行った。また次の日記を取るのかもしれない。)実に、太郎が好みそうであっただろう作品が選ばれていた。まだ20代の作者の作品もあり、まだまだ日本の新世代の意欲は旺盛であることが感じられた。
また、日を置いて、時折訪れたいと思った空間だった。
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ドラえもん 川崎市岡本太郎美術館
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