kan-haru blog 2010 大森町駅在来線ホーム
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上り線高架化開通を明日に控えた5月15日に、各工区の各駅の準備状況と在来線と高架化上り線の付け替え状況をルポしてきました。
各駅の高架化開通前日の状況
・大森町駅
大森町駅では、上りホームのほのぼの通りに通じる臨時改札口が5月14日に閉鎖され、改札口駅舎を取り壊して、臨時改札口により遮断されていた上り高架ホーム階段、エレベータへの仮通路駅舎棟を連結して完成しました。
臨時改札口を閉鎖して高架ホーム階段への仮通路駅舎が完成(左:大森町駅上り臨時改札口0505、中:平日7~9時のみ開く臨時改札口0510、右:臨時改札口を閉鎖し高架ホーム仮通路駅舎の完成0515)
大森町駅の高架化開通後の工事の予定は、在来線の旧上り線のレールおよび電力線などの撤去や、在来の大森町駅上りホームの撤去工事が行われます。
第1工区高架工事予定表・上り線開通後(5-6月)(工事予定表の拡大表示)
大森町駅(大森西3-24-7)は1901年(明治34年)に道路上で開業し、1906年(明治39年)に現在の線路上に軌道が移行され、ホームは当初踏み切りの南側にあり大森山谷駅と称し、1945年(昭和20年)の戦災で全焼となり休業後廃止となりました。撤去される上りホームは、1952年(昭和27年)に新たに大森町駅として開業して以来のもので、1日平均乗降人数が1万8千人の駅です。
運行最後の日の在来線上りホーム(左:撤去される在来線上りホーム、中・右:電車運行最後の日の大森町駅在来上り電車0515)
・梅屋敷駅
5月16日には西口改札口は閉鎖し、上り高架ホームの運用は東側(下り)の仮ホームを使用して、上下線ともに中央改札口を利用します。
梅屋敷駅上り高架化のお知らせ案内(左:梅屋敷駅上り線高架化開通ポスター、右:梅屋敷駅上り改札口閉鎖のお知らせ)
同15日に見ると、エレベータは改札を入りホームの北側に半周して入り口となります。
エレベータは中央改札口の北側で北向き入り口(左・中・右写真拡大)
梅屋敷駅(蒲田2-28-1)も大森町駅同様に、道路上で開業し軌道が移行されました。ホームは、踏み切り間に挟まれた築造のため4輌編成の列車しか止まれず、6輌編成の列車の場合には横浜よりの2輌はドアーを開けないで運行していますが、この操作も上り線では15日が最後となります。
15日で見納めの在来線上り線ホーム(左:15日で閉鎖される西口改札口、中:踏み切りに挟まれた短いホームの駅、右:短いホームの駅で横浜寄り2輌は開かずの扉)
・京急蒲田駅
京急蒲田駅の上り線高架駅ホームと在来下り線ホームの乗り換え通路は複雑で、空港線の発着ホームは1、2階の双方のホームからとなります。
複雑な京急蒲田駅の乗り換え通路(左:京急蒲田駅上り高架化ポスター、右:1,2番ホームからの高架ホームへの乗り換え新通路)
京急蒲田駅(蒲田4-50-10)も大森町駅同様に道路上で開業したが、現在の線路上への軌道の移行は1923年(大正12年)です。空港線は稲荷橋までが1902年(明治35年)に開通して、穴森稲荷までの開通は1913年(大正2年)です。駅名は開業当初は蒲田駅でしたが、途中で京浜蒲田と改称し、1987年(昭和62年)から現在の京急蒲田となりました。
15日が最後の電車運行の京急蒲田駅在来上り線(左・中・右写真拡大)
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・毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(5月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次2010年前Ⅱ期版、2010年前期版、2009年後期版、2009年中Ⅱ期版、2009年中期版、2009年前期版、2008年後期版、2008年中期版、2008年前期版、2006・2007年版 へ
・サブ・カテゴリー別Index 高架化全工区統合編、大森町付近工区2009年版、大森町付近工区2008年版、大森町付近工区2006・2007年版、梅屋敷付近工区、京急蒲田付近工区2009年版、京急蒲田付近工区2006~2008年版、雑色付近工区、糀谷付近工区 へ
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各駅の高架化開通前日の状況
・大森町駅
大森町駅では、上りホームのほのぼの通りに通じる臨時改札口が5月14日に閉鎖され、改札口駅舎を取り壊して、臨時改札口により遮断されていた上り高架ホーム階段、エレベータへの仮通路駅舎棟を連結して完成しました。
臨時改札口を閉鎖して高架ホーム階段への仮通路駅舎が完成(左:大森町駅上り臨時改札口0505、中:平日7~9時のみ開く臨時改札口0510、右:臨時改札口を閉鎖し高架ホーム仮通路駅舎の完成0515)
大森町駅の高架化開通後の工事の予定は、在来線の旧上り線のレールおよび電力線などの撤去や、在来の大森町駅上りホームの撤去工事が行われます。
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大森町駅(大森西3-24-7)は1901年(明治34年)に道路上で開業し、1906年(明治39年)に現在の線路上に軌道が移行され、ホームは当初踏み切りの南側にあり大森山谷駅と称し、1945年(昭和20年)の戦災で全焼となり休業後廃止となりました。撤去される上りホームは、1952年(昭和27年)に新たに大森町駅として開業して以来のもので、1日平均乗降人数が1万8千人の駅です。
運行最後の日の在来線上りホーム(左:撤去される在来線上りホーム、中・右:電車運行最後の日の大森町駅在来上り電車0515)
・梅屋敷駅
5月16日には西口改札口は閉鎖し、上り高架ホームの運用は東側(下り)の仮ホームを使用して、上下線ともに中央改札口を利用します。
梅屋敷駅上り高架化のお知らせ案内(左:梅屋敷駅上り線高架化開通ポスター、右:梅屋敷駅上り改札口閉鎖のお知らせ)
同15日に見ると、エレベータは改札を入りホームの北側に半周して入り口となります。
エレベータは中央改札口の北側で北向き入り口(左・中・右写真拡大)
梅屋敷駅(蒲田2-28-1)も大森町駅同様に、道路上で開業し軌道が移行されました。ホームは、踏み切り間に挟まれた築造のため4輌編成の列車しか止まれず、6輌編成の列車の場合には横浜よりの2輌はドアーを開けないで運行していますが、この操作も上り線では15日が最後となります。
15日で見納めの在来線上り線ホーム(左:15日で閉鎖される西口改札口、中:踏み切りに挟まれた短いホームの駅、右:短いホームの駅で横浜寄り2輌は開かずの扉)
・京急蒲田駅
京急蒲田駅の上り線高架駅ホームと在来下り線ホームの乗り換え通路は複雑で、空港線の発着ホームは1、2階の双方のホームからとなります。
複雑な京急蒲田駅の乗り換え通路(左:京急蒲田駅上り高架化ポスター、右:1,2番ホームからの高架ホームへの乗り換え新通路)
京急蒲田駅(蒲田4-50-10)も大森町駅同様に道路上で開業したが、現在の線路上への軌道の移行は1923年(大正12年)です。空港線は稲荷橋までが1902年(明治35年)に開通して、穴森稲荷までの開通は1913年(大正2年)です。駅名は開業当初は蒲田駅でしたが、途中で京浜蒲田と改称し、1987年(昭和62年)から現在の京急蒲田となりました。
15日が最後の電車運行の京急蒲田駅在来上り線(左・中・右写真拡大)
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