さて、昨今ブームのファシリテーション。よくコーチングとの違いについて議論になる。
これまで私は、双方とも、相手の自律的問題解決を促すという点においては共通しているが、その相手が個人なのか、それとも複数人で構成されるグループまたはチームなのかという点が大きな違いであるとしてきた。単純に“対象の人数”が違うという点のみ強調してきたのである。
が、久しぶりに読んだファシリテーション関係の書籍で著者の堀公俊さんは、
コーチング、ファシリテーションとも、個人またはグループの自律的問題解決の促進を目的としながらも、そのプロセスとして期待する効果に大きな違いがあると説明していらっしゃったのでご紹介する。
その効果とは何か。
それは、
コーチングは、質問などのスキルを効果的に駆使し、個人が自分自身の心の中を深く省みる“内省”を期待しているのに対し、ファシリテーションでは、グループ内のメンバー同士が意見を出し合い、ぶつかり合い、互いの違いを知ることで得られる“相互作用”を期待しているという点に大きな違いがあるとおっしゃる。
そう、ポイントは“内省”と“相互作用”という効果の違い。
整理すると、コーチングとファシリテーションの違いは、
<コーチング>
・期待する効果:“内省”から得られる本人の気づき
・ねらい:個人の自律的問題解決
・対象:個人
<ファシリテーション>
・期待する効果:メンバー同士の“相互作用”から得られる気づき
・ねらい:チームの自律的問題解決
・対象:グループまたはチーム
う~ん。こんなところでしょうか。
(参考)
これまで私は、双方とも、相手の自律的問題解決を促すという点においては共通しているが、その相手が個人なのか、それとも複数人で構成されるグループまたはチームなのかという点が大きな違いであるとしてきた。単純に“対象の人数”が違うという点のみ強調してきたのである。
が、久しぶりに読んだファシリテーション関係の書籍で著者の堀公俊さんは、
コーチング、ファシリテーションとも、個人またはグループの自律的問題解決の促進を目的としながらも、そのプロセスとして期待する効果に大きな違いがあると説明していらっしゃったのでご紹介する。
その効果とは何か。
それは、
コーチングは、質問などのスキルを効果的に駆使し、個人が自分自身の心の中を深く省みる“内省”を期待しているのに対し、ファシリテーションでは、グループ内のメンバー同士が意見を出し合い、ぶつかり合い、互いの違いを知ることで得られる“相互作用”を期待しているという点に大きな違いがあるとおっしゃる。
そう、ポイントは“内省”と“相互作用”という効果の違い。
整理すると、コーチングとファシリテーションの違いは、
<コーチング>
・期待する効果:“内省”から得られる本人の気づき
・ねらい:個人の自律的問題解決
・対象:個人
<ファシリテーション>
・期待する効果:メンバー同士の“相互作用”から得られる気づき
・ねらい:チームの自律的問題解決
・対象:グループまたはチーム
う~ん。こんなところでしょうか。
(参考)
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