巴港のまなびっとマン

生涯学習の徒然草

函館から世界平和の発信

2009-12-23 14:13:37 | 生涯学習活動

「まなびっとフェス2009」で、お魚に関する研究がご専門の北海道大学名誉教授で、現北海道国際交流センター代表理事の山崎文雄先生より、今まで余り取り上げられなかった視点からの函館の歴史に関する講演を聞くことができました。 国際都市函館⇒1857年にアメリカ領事館開設その後ロシヤ等大国始め13国の領事館が開設され、函館は正真正銘の国際都市であった事。 宗教の共生⇒今地球上で起きている戦争(紛争)は宗教を中心とした文明衝突だといえるでしょう、函館の歴史の中にはそれはありません、ご存知でしょうか、函館の実行寺の境内にロシア正教会の祭祀堂があった歴史があります、函館ではお盆にはお墓やお寺参り・正月には神社に参拝・クリスマスにはツリーを飾りお祝いをします。函館人は自分の信仰する宗教にこだわらない共生心があります函館には異なる宗教が共存し様々な宗教信者が生活のなかでも信仰の共生ができる事を示している姿は21世紀の宗教のあるべき姿を示唆していると思うわれる、この函館が宗教の共生を柱にした強い信仰を育て、世界平和を支える新しい哲学を世界に発信できる所が函館ですと講演されました。 素晴らしい歴史を持つ函館・「世界平和の発信」何かを何んとかしたいと思う自分がいました。                                                                              H・KOBAYASHI


生まれ年の「若い人」

2009-12-18 10:35:49 | 生涯学習活動
                     昭和12年(1937年)私がこの世に生を受けた年に、函館遺愛高校を舞台に書かれた石坂洋次郎原作の初映画化作品『若い人』監督豊田四郎・配役間崎先生=大日向伝・橋本先生=夏川静江・江波恵子=市川春代を「函館港イルミナシオン映画祭」のお陰で観覧することができた。「北方編」とあったが続編があったのかどうかは解らない・この映画は初めて函館で最初にロケーション撮影された作品で、1952年に監督市川崑・池部良・島崎雪子・久慈あさみ、62年に監督西河克己・石原裕次郎・吉永小百合・浅丘ルリ子、77年監督河崎義祐・小野寺昭・桜田淳子・三林京子で、舞台背景に変化があるが再映画化された代表的青春文芸小説の映画と思われる。72年前の函館の情景は、遺愛高校の一部と当時の函館駅と思われる映像しか見られなかったと思うが、この時代における青春映画だが、そればかりでない何かが浮かんできそうな映画で、私は比較的平和な時に生まれたなと感じた。                                                                                                                                                                         H・KOBAYASHI

木版画を見たよ

2009-12-10 12:13:37 | 思いつくまま・感じるままに

   私の生涯学習仲間の「函館の歴史を学ぼうかい」の代表飛田さんが、平方木版画教室(昭和62年開講)で木版画作成に取り組み、教室が今回20回目のカレンダー展を開催と聞き、妻と観にまいりました。飛田さん始め他の出品者皆さんそれぞれの個性にあふれた作品もとても素晴らしい出来栄えで、平方先生指導で日頃の研鑽成果が表れている作品とかんじました。  

芸術センスのない私と謙遜してる飛田さん、他の木版画も素晴らしい作品で、妻が雌花雄花が揃っているのを見つけた飛田さんが作品化した「黒ユリ」の作品前で何度も足を止め素晴らしい作品だと見上げておりました。私は思いました、妻を感動させた飛田さんは凄い芸術センスのある人なんだと… …                                                                                                                           H・KOBAYASHI


おめでとうございます。

2009-12-06 11:45:43 | 思いつくまま・感じるままに


私達函館が誇れる文化人の1人、南北海道史研究会会員の近江幸雄先生が、道南の郷土史研究の功労者を顕彰する栄えある神山茂賞(函館出身の郷土史家、神山茂(1893~1965)の功績たたえて89年に創設された。)を受賞されました。心より先生おめでとうございます。たくさんの著書があり私の関係する市教育委員会まなびっと広場講座や首席講師として「函館の歴史をまなぼうかい」始め講演活動を精力的に行っております。人物を中心とした視点そして子供たちに郷土史を学ぶ楽しさを教える活動を続けております。

                                                      H・KOBAYASHI