「まなびっとフェス2009」で、お魚に関する研究がご専門の北海道大学名誉教授で、現北海道国際交流センター代表理事の山崎文雄先生より、今まで余り取り上げられなかった視点からの函館の歴史に関する講演を聞くことができました。 国際都市函館⇒1857年にアメリカ領事館開設その後ロシヤ等大国始め13国の領事館が開設され、函館は正真正銘の国際都市であった事。 宗教の共生⇒今地球上で起きている戦争(紛争)は宗教を中心とした文明衝突だといえるでしょう、函館の歴史の中にはそれはありません、ご存知でしょうか、函館の実行寺の境内にロシア正教会の祭祀堂があった歴史があります、函館ではお盆にはお墓やお寺参り・正月には神社に参拝・クリスマスにはツリーを飾りお祝いをします。函館人は自分の信仰する宗教にこだわらない共生心があります函館には異なる宗教が共存し様々な宗教信者が生活のなかでも信仰の共生ができる事を示している姿は21世紀の宗教のあるべき姿を示唆していると思うわれる、この函館が宗教の共生を柱にした強い信仰を育て、世界平和を支える新しい哲学を世界に発信できる所が函館ですと講演されました。 素晴らしい歴史を持つ函館・「世界平和の発信」何かを何んとかしたいと思う自分がいました。 H・KOBAYASHI