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木造で築20年を超えて、FRP絡みのサッシからの雨漏りの対処。

2016年01月19日 17時28分45秒 | ブログ

昨日は寒い雨でして、伊豆地区も雪が降りました。

当社は今年、雪氷対策の当番の年ですので大雪が降らないことを

祈るばかりです。

さて、現場はバタバタ、積算や発注もたくさんで、とても現場報告をしている時間が

無いので、今回も撮りためたうんちくを・・。

去年の10月でしたが、築20年越えの木造のバルコニーから雨漏りが下階の部屋へ

発生していると連絡があり確認へ。

天井点検口を取付して、天井裏を確認。

直上階のバルコニー掃出しサッシ部からじっとりと雨染みが発生していました。

この濡れ色からすると、それなりの期間雨漏りしていたことが伺えます。

また前日の大雨により発生したものなので、調査日の朝の時点でも

これだけ濡れているとなると、相当内部に雨水が侵入したことが伺えます。

漏水した2Fのバルコニーを確認すると

 

漏水しそうな?怪しげな納まりが盛りだくさんです。

取り急ぎ、納まりを確認し、完全に雨漏りして濡れた下地が乾燥するまで養生させます。

その後怪しいと思われる箇所を、各業者(FRP防水業者・造作大工・塗装業者・サッシ業者)と

事前に入念に打ち合わせをしました。

各業者の皆さんの今までの経験とさまざまな事故の履歴を聞き出して

さらに現場調査しました。

 

1~2週間程度晴れの続く期間を経て、濡れ下地が乾燥した頃合いで散水試験をします。

推測された部位は当時のFRP防水の施工工法が現在と違って、知識不足気味で

FRPの納まりを良く検討せず、当時は高価だったFRPを施工したことが主な原因だったことと

それから派生して、サッシとの取り合いで一番あやしいところを集中して

水かけ試験をしてみます。(土木部部長さんに手間してもらい、水掛けをお願いして~

自分は下階の天井裏で漏水部から水漏れが発生するかどうか、じっと見つめて待ちます。

水掛け試験を行うこと、7分。

「来ました!!水漏れ発生!。」

やりました!原因がわかってほんとに一安心です

実はこの前にも何回か水かけ試験を行い、外壁のあちこちやサッシ上の照明器具廻り

バルコニー手すり部に水かけをしても、1時間以上しても水漏れしませんでした。

今回の発見に至ったのは、各業者さんとみんなで考えて検討したことによることが大きかったです。

 

当時のFRP施工は先にサッシを取付て、FRP防水を後施工していることにより

FRPとサッシのつばの結合がはがれていることが容易に想像できました。

現在の納まりだと、先にFRP防水を先行施工し、窓台と立ち上がりにFRPを必ず返して

その後サッシを取付しますからこのようなことは起こりにくいはずです。

また当時のサッシの縦材と横材の取り合い部にパッキン材が

隙間を無くすために結合されており、このパッキン材が劣化して今回の雨漏りに

つながったようです。

雨漏りは発生しだしてまだ数年程度しか経っていなかったと思われます。

それでも早めに漏水個所がわかったので対応しようがありますね。

そして、一時的な対応にはなりますが、サッシパッキン劣化部の補修を行います。

雨戸戸袋の建枠をはずして~

鏡板が取れないタイプですので、仕方なくそのまま作業を進めます。

戸袋の内部をしっかり掃除して、ほこりや葉っぱを取り除きます。

戸袋の中は雨水が入っても排出する納まりになっていますから、大丈夫ですが、

サッシの建枠と下枠との間のパッキンが劣化していますのでパッキン周囲を重点的にシールしました。

(画像は自主規制)

普段は雨戸がありますので、それほど気にならない

内部も手が入る範囲たっぷりと変性シリコンで補強しました。

但し、この施工方法でも、時間が経過するとまた漏れる可能性もあります。

あくまで緊急ということで説明をし、了解を頂きました。

出来れば、納まりを直したいのでサッシの交換、FRP防水の補修を提案させて頂きました。

それにしても、漏水調査は疲れますョ。

 

 

 

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