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塗装工事の現場管理について(官公庁発注現場から)

2014年12月13日 07時55分45秒 | ブログ

今年も残すところあと半月ですね。次回が今年最後の更新に

なってしまうかもしれません。寒くなってきました。田中です。

表題の通り、当社で建築・土木工事の改修工事で躯体の補修や塗装

塗替を行う物件を続けて施工させて頂いております。

現在施工している建築の改修物件では外壁の補修および塗り替えが主となっています。

建築現場ですと塗装工事の施工計画書作成→材料承認願い→材料検収→段階確認→

空缶数量検査となるのが大まかな流れです。

(材料検収状況)

材料検収で材料が間違いなく検査されましたよという材料検収簿と

その数量の根拠となる数量換算表を合わせて添付します。

(材料検収簿)

 

(数量換算表)

その後間違いなくその塗装材料が使用されたかどうか確認するために

塗装材料の空缶の数量を検査します。

(空缶数量確認検査)

 

 

 

建築工事の場合ですと上記のような流れになります。

土木工事における橋梁塗装等の場合はこれとは全く別の管理方法になりまして

塗装の厚みで塗装の出来栄えを管理します。

(塗装膜厚検査位置図)

上記のような図面を平面と立面図等に起こして、測定場所を決めます。

塗装の面積により25か所とか50か所等変動します。

そして、ケレン後から各作業ごとに決められた部位を全箇所測定し

写真を撮影します。

まずはケレンします。

 

ケレン、その他すべての各作業ごとに測点毎5か所の平均値を記録していきます。

(以下は下塗り1回目の膜厚検査測点No,4)

その数字を前の層の厚みから差引し、標準偏差・平均値・測点最小値から判断。

(塗装膜厚測定検査表)

塗り厚さの判定を行います。合格しない場合はもう一度塗り直しを行います。

これをケレン後、下塗り2回、中塗り1回、上塗1回と合計5回ほど繰り返します。

今回は600㎡を超えていて、50か所を5点の平均値*5工程ですので

膜厚計は1250回も測定したということになります。また、膜厚計は押さえる場所に

よっては数字が出にくかったりするので、本当は5000回以上は「ピッ」っと

測定していたと思います。

(当現場のRC-Ⅲ工法の場合です)

このような塗装の場合、前塗装と次塗装の乾燥時間と塗り重ねまでの許容時間が

限られてきますのでその間の時間管理も重要になります。

膜厚検査は非常に手間がかかりますが、確実に塗装施工の品質管理ができるので

こういった現場に於いては必要となります。

もちろん、その下地の躯体補修に関しては建築も土木も同じです。

(補修工出来形管理)

上記のように塗装前に、段階確認として補修部位の検査を行います。

橋梁塗装を行った現場では、既存の塗装に有害物質が含まれているかどうか

検査を行いました。鉛が含まれており、そういった場合はケレン片を集積して

専門の処分場所まで運搬処分することになります。この時は名古屋へ

運搬しました。(静岡県内にはこのケレン片鉛含有物の処分場がありませんでした。)

・・・・

以上塗装に関してでした。くれぐれも監督員とご相談の上、管理してください。

間違ってたら大変ですので。

塗装工事の施工管理は管理方法により大変さがずいぶん違います

でも一度行えば要領はつかめます。専門の下請けさんに

管理まですべてお任せしてしまうのではなく、自社できちんと勉強することが

経費も確保出来、今後のためにも良いですよね。

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