hituziのブログ 無料体験コース

いま、そのとき、かんがえつつあること。

ファン・ウソク シンドローム

2005-11-30 | にんげん
韓国の生命工学研究における倫理問題が議論になっている。

リンク1:「韓国の幹細胞倫理違反騒ぎ:続々報&ヘルシンキ宣言」[ EP: end-point 科学に佇む心と身体]
リンク2:「10分で分かる韓国の生命倫理問題」幻影随想
リンク3:「韓国幹細胞研究スキャンダル 目次」higonの日記

生命工学には、なんの知識もないので かたるべき ことばをもちあわせていないが、とりあえず検索してみた。

◆関連本1:『季刊 環境と生命』45号(2005年秋)

→「ファン・ウソクと科学技術の神話をこえて」という特集がくまれている。収録論文は、
「ファン・ウソク生命工学の神話とその危険性」
「『ファン・ウソク シンドローム』の社会学:『スター科学者の形成』を中心に」
「生命工学技術に対する女性の立場」
「ファン・ウソクと『わるい』言論」
「欲望と科学技術のイデオロギー」
「現代科学技術に対する対応:『慎重さ』と『遅延』」

これは よまねば。手もとにとどくのは、だいぶさきだろうけど(笑)。

◆関連本2:キム・フンギ『生命工学と政治』(2005年1月)
→2005年1月1日発効の韓国生命倫理法の制定過程に焦点をあてた本。

◆関連本3:イ・ウニョン『イエロー サイエンス』(2005年7月)
→第一部で「ファン・ウソク シンドローム」にイエローカードがだされている。

◆関連本4:クォン・ボッキュ/キム・ヒョンチョル『生命倫理と法』
→もくじには「ファン・ウソク」の文字はないが、おそらく言及されているだろう。ヘルシンキ宣言が付録で収録されている。

以上はすべて朝鮮語。日本語でよめるものには、とりあえず『インパクション』149号の愼蒼健(シン・チャンゴン)「韓国生命工学の『暴走』をどう読むべきなのか」があります。ほかにも あるでしょうけど(笑)。

あとはウェブ上の記事をふたつだけ紹介。

◆これはブログよね?:「ファン・ウソク教授は神ではない」
◆テグDPI(障害者インターナショナル)の記事:「ファン・ウソク教授のあゆみを憂慮する」(切手の画像に注目してほしい。車いす使用者の人が、たちあがり、ジャンプして、恋人にだきつく絵が かいてある。わかりやすすぎる障害認識。だからこそ、おそろしい。)

テグDPIは創立の行事にも参加したし、この記事をかいたユン・サモさんとも あれこれ話をしたことがある。はげしく ごぶさたしていますが、元気にしていますよ(って、それだけじゃダメじゃないか…)。2006年は、テグにいってこよう(台湾にも いくんじゃなかったのか。それじゃ、台湾にも いってくる方向で)。

あとは、ファン・ウソク教授後援会をあげておく。

グーグル:「ファン・ウソク」(日本語) / 「ファンウソク MBC」(朝鮮語)
リンク:エキサイトの自動翻訳