ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

散華の如く~坊主が嫌いか?~

2012-11-02 | 散華の如く~天下出世の蝶~
あの、ねぇ。どうして…その、仏様の、教えを請うておられるのですか?
“あ?”
御坊様を、その…、
“坊主が嫌いか?”
好きでも、嫌いでも、ありませぬ。
ただ、御坊様の目がなんとなく…。それに、恐いと苦手は、嫌いとは違う、断じて、
“嫌いで良い。兎角能書きだけ長く、事有る毎に布施寄進と政にも口を挟み、始末に負えん”
では、どうして…沢彦様を?
“いつか、あやつを負かそうと思うてな”
御坊様と問答なさるおつもりで?
“坊主に、目にモノ見せてくれるわ”
信長様にも、頭の上がらない方がおられたのですね。
“あやつ、仏に仕える身でありながら、神をも熟知しておる”
立派な御坊様ではございませんか。己を知って、他を知らずは愚か、沢彦様は…、
“故に、専門外に首をツッコむ”
嫌いなのでございますね?沢彦様が、
“気に喰わぬ”
気にいらない方から教えを請うて、面白いのでございますか?
“たが、坊主に屈するは、面白うない”
信長様は、大概負けずにございますね。
“そなたも、大概負けん気が強く、面倒だ”
め、面倒とは…なんと、ぶぶぶ…、
“だが、そこがまた良い”
信長様のお話は、よう分かりませんッ。
“…それと、名で呼ぶのは止めよ”
はぁ?
“こそばゆい”
はぁ…。
神色自若、御仏の古き慣わし、しきたりに砂をかけ、土足で仏前に上がる無礼。しかし、
彼のそれは神のそれに程近く、人間より数段も格段も神に近い一面を持ち合わせていた。
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きいて!きいて!
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