ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

ECOなる、ワインな日々、

2013-09-07 | Italy-聖地巡礼の旅-
旅は続きます。
北イタリアから南下し、
舞台は古都トスカーナ。

イタリア共和国中部に位置する州で、州都はフィレンツェ。
ルネサンス最大の三巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロは、ここトスカーナ出身です。
ルネサンスを彩る巨匠たちの街フェレンツェをはじめ、ピサ、
シェーナには多くの古都があり、文化遺産や自然景観に恵まれ、

多くの観光客が訪れます。私たちも多い観光客の中にいるので、
「相席、宜しいですか?」
同じ団体ですので、食事をご一緒させて頂く事も多く、
ご家族での会話が、地獄耳でなくても聞こえてきます。
その話の内容から、
妻「失礼ですが、作家の先生でいらっしゃいますか?」
と尋ねました。もちろん、大先生ならサインでも貰おうかな、
なんて下心がありましたが、残念。先生違いでお医者様でした。
サインの代わりに、御名刺頂きました。
ワインがお好きで、昼食夕食はワインを注文、大盤振る舞い。豪邸であろう自宅には専用セラー(貯蔵庫)を構え、
ポッと、コルクを抜いて、香りを楽しむ。
そんなワインな日々を送っておられます。
そんな先生には堪らない。トスカーナワイン。
イタリアワインはフランスとほぼ互角で、生産量・海外輸出量共に一位二位を競っています。

「二位じゃダメなんですか?」
悔しいじゃないですか…あと一歩って。
そのためにも、イタリアは国を挙げて、
品質維持、管理と向上に努めています。

DOC(統制原産地呼称)と言って、
栽培から出荷までの全生産過程が規定に基づき行われ、
瓶詰前には規定審査、検査が行われ、合格したワインだけが出荷される、システムです。
徹底した管理下の許にあるワインですが、
一位を保つための努力はワインだけじゃないんです。
イタリアの世界遺産数は、ヨーロッパ一。
遺産保護のため、イタリア人皆ECOです。
車もECO、エアコンもあまり使いません。

遺産に優しい国ですね。

今年2013年6月22日、
山岳信仰の象徴と芸術文化の源泉である、
富士山も世界文化遺産に登録されました。
登録されたから…ではなく、
守りたいですね。
日本という国と、その信仰、
深く根強い、和の精神を…。


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2 コメント

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おせわになりました (griotteの妻)
2013-09-07 09:14:29
大陽の国イタリアが本当に遠く感じられる、雨の日本の毎日ですね。
旅行中は、本当にお世話になりました。

我々夫婦もうん十年前、新婚旅行で出かけたトルコで、同じ参加者の熟年ご夫婦から「いいわね~楽しい時期(どういう意味じゃ?)よねえ」と何度も言われました。そんなことを思い出すほど、ひつじさんご夫婦は、楽しそうでさわやかで、ちょっとおちゃめで素敵でした。

ひとつ訂正させてくださいませ。まず、大盤振る舞いではありませぬ。あとさき考えず、主人はワインをフルボトルを頼むのですが、私も娘もほとんど飲まないため、手伝って頂いてしまいました。喜んで頂いて助かりました。

それと、豪邸でもございませぬ。美しい誤解でございます。

主人がさぼっているため、イタリア旅行のブログアップが遅れておりますが、ひつじさんの詳しく美しいブログを見て、私は満足いたしました。そして添乗員さんの説明も思い出すことが出来、感謝いたしております。(なにせ、夫婦ともによく忘れるうえにメモる気力もない)

またもしかしたら、海外旅行でひょっこりご一緒することもあるかもしれませんね。その節はどうぞ、よろしくお願いいたしますね。

ありがとうございます (ひつじです)
2013-09-07 13:05:27
その節は、大変お世話になりました。

イタリアでの思い出と、
素敵な出会いを、
夫婦ともども、喜んでおります。

夫と、
「あ~だったね、こ~だったね」
なんて思い出話をしながら、
私は写真を見つめ…
夫は御主人様のブログを拝読しております。

またまたどこか異国で出会いましたら、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

素敵な夫婦に、乾杯、
ありがとうございます。

娘さんにも、よろしくお伝えください。

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