キャリア初期のボブ・ディランにとってミューズ的存在だった当時の恋人、スーズ・ロトロが2月24日、亡くなった。ディランの名作の1つ、『The Freewheelin' Bob Dylan』(1963年)のアルバム・カヴァーでディランと腕を組んで歩く女性だ。
スーズ・ロトロは1961年17歳のとき、まだ無名だった20歳のディランと知り会い、同アルバムの写真が撮られたNY、グリニッジ・ヴィレッジ、Jones StreetとWest 4th Streetの角近くのアパートで一緒に暮らすようになった。ディランに多大な影響を与え、「Don't Think Twice, It's All Right」「Boots Of Spanish Leather」「Tomorrow Is A Long Time」といった曲は、彼女がインスピレーションとなり誕生したといわれる。
ロトロはこの数年後、ディランと別離し、映像編集者のエンゾ・バートッチオーリと結婚。友人によると<彼の腕の中で息を引き取った>という。」(Tower Record Onlineより)
下の本はイタリアからの移民だった彼女が2008年に出版した60年代の回顧録、日本でも『グリニッチヴィレッジの青春』という名前で翻訳されている。
ほんとにいい写真だなぁ。でもやっぱりスクエアなサイズのがいいけど。マーティン・スコシージ監督のディランの変則伝記映画「No Direction Home」で初めて動く彼女を見た。あれが2005年制作の映画だから62歳ぐらい、元気そうにみえたけど。このジャケ写のアングルはずいぶん低いんでカメラマンのDon Hunsteinは雪道に這ってローライフレックスあたりで撮ったにちがいない。
場所はグリニッジ・ビレッジのJones Streetらしいが近くにはモダンフォーク発祥のコーヒーハウス「ビターエンド」もあったBleecker Streetもある。Simon & Garfunkelの曲では下のアルバム収録の「霧のブリーカー街」(Bleecker Street)、フレッド・ニールには「ブリーカー&マクドゥガル」という二つのストリートの交差点を意味したアルバムもある。
というわけで、やっぱりこのアルバム。中学三年の時「Don't Think Twice, It's All Right」のPPMバージョンで僕はスリーフィンガー・ピッキングを覚えた。
最後にYouTubeにアップされていた「Tribute To Suze Rotolo」でも。
http://www.youtube.com/watch?v=qSzZhlrQoKc



















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