人の旅を笑うな ~ベトナムの水辺の村へ~

ちょっとだけ垣間見た川と湖のほとりの暮らし

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21 すがすがしい住まい

2017-02-11 07:10:00 | アンビン島
ベトナム南部、ヴィンロン、アンビン島。旅3日目の昼。

太陽が真上に来て、すごく暑くなった。宿に帰って休もう。
島の小径はどこも同じような感じなので、つい宿を通り過ぎてしまう。そのたびに、隣の垣根の干しバナナが宿の場所を教えてくれる。
12時半、宿にたどり着き、スプライトを飲む。暑いとなぜかスプライトが飲みたくなる。本当は麦茶が飲みたいがそんなものはない。

ちょっと横になりたい。でもそうしたらすぐに寝入ってしまうだろう。それでもいいから昼寝してしまおうか。ハンモックかなやっぱり。この宿の深い軒の下にはハンモックがいくつかぶら下げてあって、旅人がいつもそこにさなぎみたいにくるまれている。

旅に出るといつも自分の住まいのことを考える。広々としたところに住みたい。とにかく日本の家は物が多すぎる。減らすことはできないのか。たとえば本を買ってはいけないのではないか。自分の覚えていない本は持っていなくていいのではないか。
窓を開け放ち空気が流れるアジアの家のすがすがしさ。庭の刈り込まれた木と気持ちよく手入れされた草花。鉢植え。豪華でなくていいから、こんなさっぱりした家に住みたいと思う。全ての仕事よりも何よりも、住処をきれいに、清潔にすることの方を優先してみたいと思う。

家は人の暮らし方を表している。そこに住む人の心映えを表している。そして、そうだとすると、私の住んでいる日本の今の家が私そのものだとすると、それは恐ろしいことだ。

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