人の旅を笑うな ~ベトナムの水辺の村へ~

ちょっとだけ垣間見た川と湖のほとりの暮らし

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19 大きな甕のある台所・家々の守り神

2017-02-09 07:10:00 | アンビン島
ベトナム南部、ヴィンロン、アンビン島。旅3日目の午前。

カラオケ大会中の大きな家を裏に回って細い道を行くと、家々の台所が見えた。台所は家の横に寄せかける形で外付けになっている。木の台の上に洗った食器や鍋が並び、ガスコンロやかまどがある。台所の外には大きな茶色い陶器の甕(かめ)を備えていて、そこに水を溜めているようだ。たいていは水道の配管とバルブが甕のところまで引かれている。水道がなかったときにはそこに水を汲んできて入れていたのだろう。が、今は水道があるのにその甕をどういう用途で使うのかいまいち分からない。
台所が半屋外にある、南国の光景だ。

どこの家もたきぎを積んでいる。庭先にどこかから持ってきたままポンと置いてある家も多い。しばらくそこで乾かしているのだろう。
家の横ではたいてい茶色い鶏が走っている。インドネシアのように大きく自慢げなのはいない。少し小型だ。
バナナがあちこちに生えていて、庭の木々は実を付けている。



家の角口や庭には鳥のエサ台のような石で作った台があって、そこに線香と花が備えてある。要は、神棚だ。『地球の歩き方』を読んだら、特に何教というものではなくアニミズムだという。線香はだいたい朝火を点けるようだ。赤紫色の線香がよく置いてある。
屋敷のはずれの木陰にはぽつりと四角い祠があった。中には大黒さんみたいな人がいる。どれも水の流れの方を向いていて、家には背を向けている。絶対そうなっているのか偶然そうなっているのかは分からないけど、やっぱり水と切っても切れない生活をしていることと関係があるような気がする。


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