思いつくまま、気の向くまま、

ボンクラのつぶやき

インディアンフルート

2011年02月14日 09時16分17秒 | Weblog
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日曜日に恵庭へ行ってきた。

山の神曰く「川越家は楽器を奏でる人間がいない、だから私が・・・」と言うわけで
インディアンフルートの音色を聴かせて頂くことと、購入すると如何ほどの費用になるかを
確認するため恵庭にある工房へ行った。

アメリカインディアンが木々を削り作り出した楽器で、木の種類により音色が違う。
ヒバ(あすなろ)・とど松・杉・ポプラ・ニレなどで出来たインディアンフルートの
音を聞かせていただくことが出来た。

こいつは長さは20cmから70cmとマチマチで素材の木目が密なものと柔らかいものとでは
音色に随分と差がある。

また、指で押さえる穴も5穴と6穴のタイプがあるが、総じて1オクターブ内外の音域だ。

ボンクラも吹かせてもらった。金管楽器のように音を出すことすら難しい楽器と違い
音は出る。

その音色は素材により違うがピッコロ・横笛・尺八が混然一体化したような感じだろうか。

呼吸をするが如くの息の吐き方で充分に音は出る・・・これはあくまで出るだけレベルだが。

プロが奏でる音色は素晴らしく、八角形の工房に響く哀愁に満ちた音はまさしくアジアだ。

アメリカインディアンがモンゴロイド系であることを実感できる。

エル・コンドルパスの冒頭で流れる音とも共通している。南米インディオもモンゴロイドだろう。

目を閉じて聞き入ると、小川のほとりで川面にトンボが飛んでいる景色が見えてくるようだった。

山の神はすでにCDを持っていて音色にいたく魅せられていたのだが、ライブで聴くインディアン
フルートの音に尚一層引き込まれたらしく、その場で製作途上のものを購入することを決めた。

一番気に入った無垢のあすなろ素材で、中音域の澄んだ音が出る。通常楽器と言えば相当高価
なものだが、インディアンフルートはそれほど高い物ではない。

仕上がると山の神は恵庭に通うことなるだろう。ある程度習得したら休日に聞かせてくれるだろう。

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