ひとり旅への憧憬

気ままに、憧れを自由に。
そしてあるがままに旅の思い出を書いてみたい。
愛する山、そしてちょっとだけサッカーも♪

久々の雪山テン泊:待ってました~!!

2017年04月19日 00時40分35秒 | Weblog
外はすっかり暗くなってきた。
いよいよ厳冬期雪山の洗礼を受ける時間帯へと突入だ。
だが、これからしばらくはバーナーを使うことで暖を取ることができるし、何よりも食事で体を暖めることができる。

幾つかの注意点もあるが、先ずは「酸欠」だろう。
入り口付近にいたOC君には申し訳なかったが、入り口のファスナーは1/3程開けたままにしておくことで酸欠防止とした。
そしてもう一つは、コッヘルをひっくり返さないこと。
調理中は必ず誰かがコッヘルの取っ手を持っていることにした。
いくらバーナーの下に板を敷いているとはいえ、不安定なパウダースノーが大元にあるわけだから、コッヘルがちょと斜めになっただけでもひっくり返ってしまうことが考えられる。
腹ペコ山男三人が一番楽しみにしていた晩飯は、何が何でも守らなければなるまい!


最初にアルファ化米用のお湯を沸かした。
この僅かな炎でさへ、あまりにも冷え切った指先をじんわりと温めてくれた。

今夜の鍋料理用に持参してきたコッヘルだったが、一気にすべての具材を入れて煮るには少し小さかったようだ。
「男三人分じゃやっぱ無理だったか・・・」
そう言いながらもみんな笑っていた。
楽しくて、嬉しくて仕方がないのだ。
雪中テント泊をしない人たちから見れば、何を好きこのんでくそ寒い厳冬期の雪山の中でテント泊などを・・・と思うだろう。
だが、雪崩や猛吹雪などの危険性が無い限りは、テント泊において雪中テン泊ほど楽しいものはないと思う。
確かに「不便だ、寒い、身動きがとりずらい」等々ネガティブに思える部分もあるし、あまりにもこぢんまりとしたスペースの中ですべてをこなさなければならない。


「それが楽しいのだ!!!(笑)」


不便を不便と思わず、非日常的な世界で衣食住をこなす。
たとえコッヘルが小さくて一度に作れなくても「それがどうした。順番で入れて順番に食べれば済むこと。」
だからみんな笑って過ごすことができる。

今夜の海鮮鍋、第一弾は「野菜君達」。

スープはマイルド豆乳味。
具材は、白菜・ニラ・エノキの三種のみだが、これがまた美味かった。
エノキの歯ごたえが不思議と食欲をそそり、スープが喉を通る度に体の中に温かさがじんわりと伝わってくる。
一口食べる度に思わず笑みがこぼれた。

第二弾、と言うよりメインは海鮮類。

かに味噌味のスープを足して、更にワタリガニを入れた。
ワタリガニの味が十分に出た頃合いで具材を投入。

ホタテ、エビ、白身魚、魚肉のつみれをドドーンと大量に煮た。
もうテントの中は魚介類のにおいで満ちあふれだした。
「あ~たまんないです。早く食べたいです」と、OC君。
「もうちょっと待て。一応生ものだからね。」と、自分。
しかし「やっぱ、もういいか。食べよう♪」


「美味いです。本当に美味いですねぇ~」と、OC君。
「雰囲気もあるだろうけど、やっぱここまで頑張って担ぎ上げてきたことも美味さなんですよね。」
AM君の一言にOC君が大きくうなずいた。


海鮮の具だけで三杯もおかわりができてしまった。
ちょっとした幸せ気分だった(笑)

さて、鍋の〆はやっぱりこれでしょう。

白米を入れての海鮮味雑炊。

でもって忘れてならない生卵を投入。

生卵を入れ、ゆっくりとかき混ぜればできあがり。
雪中テン泊でなんとも贅沢な夕食だ。

十分腹もふくれ、体も芯から暖まった。
今居る場所が、誰もいない雪山の中で、しかもテントの中であることを忘れさせてくれる程の気分だ。

後は酒を飲んで寝るだけ・・・と思っていたら、なんと! AM君から口直しのサプライズの差し入れが登場した。
「えっへっへ、みんな喜ぶと思って口直しを持ってきたんですよ♪」

ガサゴソと、ザックから取り出したのは・・・。
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