ひとみの目!

神戸市会議員
人見誠のブログです。

孫崎享さんの講演会

2016-08-11 23:11:28 | 日記
8月7日に元外交官で評論家の孫崎享さんの講演会を聴きに行きました。

アメリカでの9.11テロ以降、テロでの死者は年500人から年30,000人と増えており、テロ戦争を始めて、テロによる死亡者は減っていない、

北朝鮮のミサイル「ノドン」は秒速300メートルで飛んでくるが、プロ野球のピッチャーの投げる150キロの球は秒速40メートルだということと比較しても、超高速であり撃ち落とせるわけがない、

中国はなぜウズベキスタンやカザフスタン、モンゴルとは領土争いをしないのか考えると、中国共産党が支配を続けていくためには国民の生活レベルを上げていく必要があるので、海外で中国製品が売れないと困るからであり、中国は決して近隣諸国との緊張は望んでいない、

フランスとドイツは、これまで第一次世界大戦や第二次世界大戦など何度も戦争をしてきたが、互いに協力しあう仕組みを作り戦争をしない関係になっている、

といった話を引き合いに出して、

戦争しない方が利益になる平和的手段で安全を守る仕組みを考えるべき、

とお話されていました。

この8月、改めて平和についてもいろいろ考える機会にしたいと思います。



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立命館大学兵庫県校友会 新人歓迎会&異業種交流会

2016-08-10 23:37:42 | 日記
8月6日に、立命館大学兵庫県校友会の新人歓迎会&異業種交流会へ行ってきました。

卒業生でスキーのナショナルデモンストレーターの青木優子(旧姓:今井)さんの講演がありました。

青木さんは西日本では唯一のナショナルデモンストレーターだそうです。

神鍋高原にいるそうなので、スキーを習いたい方はどうぞ!

*参考:公益財団法人全日本スキー連盟 ホームページより 2016年度 ナショナルデモンストレーター認定者 http://www.ski-japan.or.jp/educations/demonstrator2016/

青木(今井)優子さんのブログ https://ameblo.jp/imayu-0112/



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データシティ鯖江

2016-08-09 22:57:18 | 日記
その後福井県鯖江市に移動し、鯖江市役所で「データシティ鯖江」の取り組みについてお伺いしました。

鯖江市では、ITを活用した協働のまちづくりとITをメガネ、繊維、漆器に続く産業にすることを目指している。

2012年1月に市内公園等のトイレ情報を公開したが、コンピュータが読めるデータで、誰でも使えるライセンスでの情報公開を目指し、現在はテストを含め150以上のデータを公開し、民間作成で約120種類のアプリケーションが出来ている。

アプリの例として、道路を修繕してほしいところなどを写真を撮って市に知らせる「さばれぽ」、投票所への道案内をしてくれて、投票するとプレートを取得できる「Let’s vote!」、図書館で読みたい本のある書棚まで案内してくれる「さばとまっぷ 図書館アプリ」などがある。

データシティ鯖江の取り組みは、福井高専卒業の㈱jig.jpの福野泰介さんらIT企業家と市長の思いで始まった。

鯖江市には福井市との合併反対や市長リコールなどの住民運動があったことを背景に、市長は若者の提案を積極的に受け入れたり、市民主役条例を制定するなど、その市民力を活かす取り組みを行っている。

またITを身近に感じでもらうため、高年大学でタブレット、アプリ講座を行ったり、プログラミング教育の義務教育化に向けて市内の2中学校、4小学校でプログラミングクラブを発足させたりするなどしている。

取り組みを始めて4年が経過し、方向性は感じるが明確な効果はまだ見えない。

オープンガバメントの意識で、みんなでやる、みんなで責任をもって修正する市民運動にし、今までの価値を見直し、ITを活用した課題解決を目指して、これからも取り組みを進めていきたい、

といったお話でした。

鯖江市の大きさの規模なのでできることもあると思いますが、新しいものを取り入れてこれからの行政のあり方を探る取り組みに敬意を表したいと思います。

特に若者の意見を積極的に取り入れていく市の姿勢は素晴らしいと思いました。

神戸市においてもオープンデータの取り組みを進めていくにあたっては、IT産業の育成だけでなく、市民参画などこれからの行政のあり方や市民の行政への関わり方を変える契機となるようなものにすべきと感じました。

*参考:データシティ鯖江 ポータルサイト http://data.city.sabae.lg.jp/




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学生のまち金沢

2016-08-08 23:18:05 | 日記
つぎに「学生のまち・金沢の推進」についてお伺いしました。

金沢は幕政期のころから藩主前田家の文治政策により芸術・工芸・芸能が奨励され、藩学明倫堂があり、明治時代には第四高等学校などができ、金沢大学をはじめ、まちと大学がすく近くにあった。

しかし、平成になってから大学の郊外移転が進み、金沢の学都としての情景が薄まり、学生と市民が普段の暮らしの中で親しく交わり、学生がまちを学び舎として、まちに溶け込み活き活きと学ぶ姿が薄まってきた。

そこで、平成22年4月1日に学生と市民、学生とまちとの関わりを深めるための全国初の条例「金沢市における学生のまちの推進に関する条例」を施行した。

そして、金沢ならではのアイディアとエネルギーを生かして創造的なまちづくり活動に取り組むための推進母体となる「金沢まちづくり学生会議」を立ち上げた。

学校間の枠を超えて9つの大学から参加し活動してもらっている。

その活動してまず、まちについて理解を深めてもらうため、繁華街に学生が集い、大人との交流ができるエリア「まちなか学生交流街」を創生してマップを作成したり、まちなか学生まつりを開催するなどしている。

また、まつづくりについての意識を高めてもらうため、学生を対象に広くまちづくり企画を公募し、優れた企画を行政との協働により実現し、創造的で自主的なまちづくり活動を支援する「協働のまちづくりチャレンジ事業」などを行なっている。

さらに、まちなかにおける市民と学生の交流の場、まちづくり活動における情報交換の場及び学習の場として、大正期の町家を改修し、学生の活動拠点「金沢学生のまち市民交流館」を整備した。

交流館は、学生・高等教育機関・登録NPOは無料で利用でき、館内は誰でも自由に出入りできるサロン、会議スペースの和室、100名収容できる広間などがある。

様々な高等教育機関の中心に交流館が位置しており、インカレ学生団体の活動が活発化している。

将来にわたり希望と活力に満ちた魅力あふれるまちとするために、学生という地域資源を活用し、学生と市民をつなげるプラットフォームづくりやまちづくりをより楽しいものにするプランニングなどを行ない、地域等の様々な課題解決を自分で見つけ、自主的に解決できるような人材を育成していきたい、

といったお話でした。

神戸も大学数が多く、学生が多いまちという点で金沢と共通しています。

久元市長となり、学生に市政やまちづくりの意見を聞くという場面は増えましたが、市民と学生との交流を促進し、実際のまちづくりや課題解決に繋げていくという取り組みはまだまだです。

交流館のような施設まで整備する必要はないと思いますが、神戸でも金沢の例を参考にそのような取り組みをもっと進めていくべきではないでしょうか。

*参考:金沢学生のまち市民交流館 ホームページ http://www4.city.kanazawa.lg.jp/22050/shiminkouryukan/









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金沢のまちなか定住促進施策

2016-08-07 23:01:56 | 日記
8月5日はまず、金沢で「まちなか定住促進施策」についてお伺いしました。

金沢は武家のまちで、まちなかは太平洋戦争時に空襲がなく大きな災害がなかったことから、幕政期の区割りがそのまま残っている。

そのため、敷地が狭い・道路幅が狭いなどの理由で、人口が郊外へ流出し、まちなかの人口が減少し、中心市街地の活力が低下した。

そこで、平成13年に「まちなかにおける定住の促進に関する条例」を制定し、平成28年に「定住の促進に関する条例」へ条例改正し、まちなか定住促進施策を充実させてきた。

そのまちなか定住促進施策の主なものの1つ目は「住宅建築奨励金」で、まちなかに自己居住用の戸建て住宅を住宅ローンで新築または購入する場合に、借入金の10%(上限あり)を助成するもの。

塗壁かつ4畳半以上の畳敷きの和室を設けることが条件になっており、それは左官・たたみ職人の仕事確保と茶道などに親しんでほしいのが目的。

2つ目は「空き家活用促進補助金」で空き家を購入して自ら定住する者に内部改装費の2分の1(上限あり)を補助するもので、空き家活用バンクに掲載した空き家を購入することが条件。

耐震性を満たしていない物件が多く、件数は伸び悩んでいる。

また、補助金目的なのか、空き家活用バンク登録してすぐに契約が決まる物件があり、悩ましいところ。

3つ目は、「中古分譲マンション改修費補助金」で、中古分譲マンションを購入して自ら定住する者に内部改装費の2分の1(上限あり)を補助するもので、空き家活用バンクに掲載した空き住戸を購入することが条件。

こちらは耐震性を満たしている物件が多く、利用件数は多い。

その他、狭い道路に接する住宅地の道路工事費や老朽建築物の除去費を補助するメニューもあるが、手間がかかるせいか、活用事例はない。

定住促進施策を利用して平成26年度末までに1,954人が新たにまちなかに転入した。


まちなかの人口は高齢化の進行が早いこともあり減少傾向が続いているものの、社会増が増えてきている、
といったお話でした。

神戸市においても人口減少となっていますが、市内を見ると地域により違いがあります。

人口減少が大きい地域では、金沢市のような助成・補助の制度により、人口減少を抑制し、地域コミュニティーの維持を図るのも一つではないかと思います。



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