ごるおとらくだ

ごるおとらくだの笑われ日記

講演の間に

2017-02-05 22:54:33 | 日記
昨日、東京にいた頃にお世話になった先生が講演のために神戸にみえ、私も聴きに行きました。

先生には大学で5時間ほどの講義と、修論の審査でお世話になったのですが、それだけでは私のことは覚えておられないはず。

でも講演の合間の少しの休憩時間に、時間を持て余している先生の姿を見て、ちょこっとだけ名刺を持って挨拶をさせていただきました。

案の定、私のことなど覚えておられない様子で、

「君、あそこにいたの?」

「何を発表したの?」

と訊かれ、

当時の研究内容やら、審査会での先生からいただいたコメントやら、今の仕事やら、仕事の背景やら今後などについてごく簡単な説明をしました。

そして改めて、

「君、何期生だった?」

と訊かれましたが、何期生だったっけ・・、自分が忘れてしまってて、忘れました。と正直に言うと、

「あぁ、いいよ、こっちで調べておくから。」

と渡した私の名刺に何やらたくさん書き込んで、

「教え子がこうやって活躍してくれてるのは嬉しいよ。」

と笑顔を見せてくれました。


活躍、っていうのは先生らしいリップサービスであることはよくわかっています。活躍と言ってもらうほどのことをできていないから。

だけどあの論文審査会の時、先生方からいただいた言葉は今でもよく覚えていて、あの時の気持ちはとても幸せで前向きだった。

今の仕事も頑張れば凄くやりがいのある仕事です。それなのに私はルーチンをこなしつつ、少しプラスα頑張っている程度。

普段に至っては、まったく怠けてます・・・

今回の、先生とのたった数分の挨拶で、またあの頃の志しを思い出し、目標を明確に持って仕事をしたいと思い直しました。

意識が変わる、いいきっかけをいただきました。




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