えるらぴす

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~小西遼生さん、松坂桃李さんの話題などなど~

牙狼<GARO>小説版とか

2006-10-29 | 牙狼
通販で頼んでいた牙狼<GARO>小説が届きました。
送料無料にしたかったので、別の本と一緒にしていたせいで届くのが遅れてしまい、ちょっとやきもきしましたが、昨夜無事手にすることができました。

で、料理煮込んでる間に一気に読みました。1時間で(笑)。
個人的にはちょっと微妙に思える話もあったけれど、おおむねは満足かな。
なんたって巻頭に付けられたグラビアがいいし(そこか!(笑))。
以下はネタバレありの感想です。





●バラゴの話がとてもいいですね。
若いバラゴが様々な葛藤を秘めた生身の人間としてとても魅力的に描かれていて、引き込まれます。
この流れなら顔を変え別の人間になろうとした理由にも納得です。
魔戒で本当の死を遂げたバラゴが、全てが平和で愛に満ちていた過去の美しい時代へと戻って行くラストシーンは泣けました。

零が鋼牙を狙うきっかけも、結構しっくりくる感じの理由付けがされてたように感じました。

ただねえ。
やっぱり牙狼は父子の物語なんだなあという気持ちも新たにしました。
カオルひとりにいろんな役どころ詰め込みすぎ。
次から次へと登場する男たちがカオルひとりにいろんなものを重ねて見すぎ。
あの世界で今生きてる女性はひとりしかいないんかいと言いたくなります。
#鋼牙のお母さんが「りん」で、カオルのお母さんが「かりん」というあたりからして何だかなと感じてはいたのですけれども。

●邪美ちゃんのこと
邪美ちゃんのお話もなかなかよかったんですが、成人した邪美ちゃんはアモン法師の元を出てカンタイで学校の先生をやっていると書いてありましたね。
ってことは、鈴ちゃんは(また「りん」だ(笑))邪美先生の生徒だったんではないかと思われます。
この辺、牙狼スペにリンクしてるのかな??
#魔戒法師を目指す子供たちが何人も出てきたりしても楽しいなあ。


●あともうひとつ。
これ、新書として普通に書店に並んでるんですよね。
新聞広告にも載ってるし。
ある意味、番組の強力なプロモーションになりそうです。
牙狼スペへの注目度アップ!につながるといいですよね!!
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっと読みました (りん)
2006-11-03 09:52:48
また、お邪魔します。
アマゾンで頼んで、コンビニ支払いにしたら、着くのが遅くなったし、読むの遅いし・・で、やっと昨日読み終わりました。近くの本屋であるかなーと思って見てみましたが、1軒は無く、もう1軒はノベライズのコーナーにありました。1冊だけ・・。
らくださんの記事読んでから、本読んだのですが。。カオルの件・・全くです、思わず失笑・・。
他にもこの魔戒関係の人たちの世界はせまいなーと改めて思いました。お互い知ってるくらいなら、当然だと思うが・・。また、飲み友達?と思いました。鋼牙とカオルの子供の頃のこととかもね。
魔戒之書に”魔戒騎士・魔戒法師達は一般人と結婚する事は少ない”・・と書いてありましたが・・。このせまい人間関係の中で相手を見つけるのは、大変だなーと思ったりして・・。
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コメント、どもです! (らくだ)
2006-11-03 12:11:22
そして、昨夜からテンション上がっててごめんなさい(反省)

魔戒関係の皆さん、実際にはもうちょっと人数いそうな気がするんですけどね。
あの本から受ける印象ではあまりに世界が狭くて、どうしてバラゴ父子があれほど追いつめられていくのを助けられなかったんだろうかという疑問まで湧いてきちゃいますもん。

あと、魔戒騎士の子どもが魔戒法師になるパターンとか(特に女の子のとき)、魔戒法師の子どもが魔戒騎士になるパターンとかもありそうな気がするんですよね。一子相伝なら途中で途絶えた家系とかもありそうだから、そこから適当に選んで復興させる形で。

なんて、いろいろ考え出すと止まりません。
恐るべし、牙狼ワールド……
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