ひと日記

お気に入りのモノ・ヒト・コト・場所について超マイペースで綴ります。

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キャメル色のカシミアブレザー

2010-01-22 20:16:08 | 白井さん


 この日の横浜は最低14℃、最高19℃と4月上旬並の気温で、“梅雨の晴れ間”ならぬ“冬の春間”という暖かさの中、朝コートを着ようか着まいかとお悩みになった方も多かったのではないでしょうか。

 季節を先取りとばかりにコートを脱ぎ捨てた白井さん。今日のポイントは“春を意識した明るい色使い”と仰るキャメル色のカシミアブレザーの着こなしです。冒頭でいつもの白井さんのコート姿が無いとなんだか寂しく感じたので、画質が粗いのが気に入りませんが、今日は大きな写真をアップしてみました笑。また、今回からページの一番最後にある“デジタル写真集『白井さん』”をクリックしていただくと大きな画像で写真を楽しんでいただけます。

   

 伊カルロ・バルベラのキャメル色のカシミア生地を使ったブレザーは信濃屋オリジナル製。ダブルブレスト、7㎜ステッチ、スリーパッチポケット、サイドベンツ、ナットボタンといったディティールで、今日のような白井さんならではの遊び心を表現するのにピッタリの上級者向きといえる一着。白のボタンダウンシャツに濃いめの赤と山吹色の幅広レジメンタルストライプのレップタイ、インナーに極々淡いミントグリーンのカシミアニット、パフドクラッシュで挿したチーフはオレンジ色、と連載9回目の今回はこれまででもっとも色数が多いまさに“春”を感じさせる色使い。

 今回のパンツはご本人も出番は少なめと仰っていた千鳥格子のフランネル(伊ビエラ・コレッツォーニ)。ここで今更改めて言うのもなんですが、白井さんがこれまでお履きになられているパンツは全てツープリーツ(これ白井流の基本です笑)です。明るい茶のスウェード靴は伊ボローニャのシューメーカー“ペロンペロン”のパンチドキャップトゥ。6アイレッツ、小さめのキャップトゥ、細かいステッチワーク、コバ外側からべべルドウェストにかかる鋭角的なエッジの形状、とラッタンツィ同様白井さんが細かく指示して作らせた信濃屋オリジナルの逸品です。

 キャメル色のブレザーは、紳士のワードローブには必須のネイビーブレザーの次の一着として巷間捉えられる向きがありますが、街中ではまず見かけることは稀ですし、まして白井さんのハイブロウな着こなしという訳で今回は永久保存版!(といっても、これまでも全てそうなんですけど笑)として非常に価値があります。

 お帰りに柔らかいガーゼ織のシャーベットオレンジのカシミアマフラー(伊アニョーナ)をふわりと巻いて、今日のテーマ“春を感じさせる色遣い”の完成! て馴れた手つきでさりげなく、でも今日の着こなしを意識した巻き方にもご注目ください。 

   

 さて、実はこの日・・・

 『ぐっちゃぐちゃになってたんだけど最近少しずつ整理し始めているんだよ。もっとおどけた写真とか他にもたくさんあるんだけど今日は主だったところをね。失くさないでね。』

 白井さんはそう仰って、貴重な懐かしの写真をたくさん持ってきてくださいました。先日、さりげなく『今度持ってくるよ』と一言仰っていただけだったのですが、ちゃんと約束を憶えていてくださり私の感激も一入でした。更に光栄なことに、この貴重なアーカイブを一日だけお借りして私の自宅で撮影させていただきました。以下順不同でご紹介させていただきます。


 シャロン・ストーンのビキューナのコートを自慢する“でぶっちょ”カンパーニャ氏と。


 気鋭のサルト、ガエターノ・アロイジオ氏と。


 シルヴァーノ・ラッタンツィ氏(右)、パオロ・ラッタンツィ氏と。


 フライの女性社長パシーン女史と。因みにラッタンツィもフライも日本で最初に扱ったのは信濃屋の白井さんです。


 アットリーニの若社長・次男マキシミリアン“マッシモ”(右)、三男ジュゼッペ“べぺ”と


 シルヴァーノ・ラバァッツォーロ氏と。


 ルチアーノ・バルベラ氏の長女カローラさんと



 
 マリオ・カラチェーニ氏と。ミラノのア・カラチェーニにて。


 ア・カラチェーニ“伝説のマスターテーラー”マリオ・ポッツィ氏。


 マリオ・カラチェーニ氏の娘婿、カルロ・アンドレ・アッキォ氏(右)と。


 “イタリー代表、アメリカ合衆国代表、日本代表”揃い踏み。


 アメリカ合衆国の高級洋品店・ニーマンマーカスのデリル・オズボーン氏(当時副社長、上掲の写真真ん中と同一人物)と。白井さんは『ピッティではデリルは一日に3回も着替えてたよ! 今はピッティにもこういう“名物おじさん”が顔を出さなくなり、見るべき洒落者もいくなった。』と嘆いておられました。

 
 最後は白井さんの盟友、ルチアーノ・バルベラ氏との写真を中心に。

 
 
 


  


 カルロ・バルベラ氏と。


 1997年、伊ヴィエラのバルベラ氏私邸にて。『北側の大きな窓からみえるアルプスの山々が見事だったなぁ』と白井さんは懐かしんでいました。


 2007年1月イタリーにて。


 若き日の白井さんとルチアーノ・バルベラ氏。


 
 以上です。

 綺羅星の如き面々と積み重ねた幾歳月。その価値は計り知れず、白井さんへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになり言葉になりません。白井さん、ありがとうございました!!


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2 Comments

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Unknown (白井さんの町内会)
2010-01-23 20:38:48
ようやく昨日見る事ができました。
力作、労作ですね。
びっくり!! (hito0815)
2010-01-24 15:53:29
白井さんの町内会さん、コメントありがとうございます。

昨日、コメント欄にお名前を発見したときは“すわ、白井さんの町内会からクレームか!?”と背筋が凍りましたが、シンプルなお褒めの言葉に感謝しつつほっと胸を撫で下ろしました。よくよく考えれば白井さんの町内会からクレームを受ける謂われもありませんし汗。

追伸。ブログ拝見させていたたいています。

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