朝日を浴びて華やいでいるコスモスは、Y氏からの写真である。
60代・70代の、熟年組6人が集まりお喋りを始めると、話題は自然に終末のあり方になる。
エンディングノートを使用している人もあるが、何とかしなければと思いながらうろうろしているのが実情である。
親を見送った人もいるが、今真っ最中の人もいる。ピンピンコロリを願っていることは全員一致する。
イロウなどの延命治療を望まないことも意見は一致。普通治療と延命治療との違いは何であろうか。
T先生の意見は、物を食べようという意欲が無くなった時が分かれ目であるとのことである。
犬・猫をはじめとしてすべての動物は、自分で食べられなくなった時が生死の境目である。
私も、自分で食べられなくなったら、そのまま自然死を望む。とにかく身辺整理をする必要がある。
後期高齢者の仲間になったその日から、私物の整理をしようと計画しているが、
整理を先延ばしをする言い訳であるかもしれない。