85歳のMさんは、老骨に鞭打って、地域の責任者として活躍している。
4,5年前にはしっかりした、立派な会長であった。
寄る年波には抵抗できず、腰の痛みがひどくなり、ブロック注射で頑張っている。
しかし、会議には平気で遅刻・欠席をし、耳が遠くなり、会議の内容が覚えられず、
会議終了後、何度も電話をかけ、同じことを繰り返し訊くとのことである。
会議に出ている人々は、気が付いて心配している。
携帯があるので、誰にも遠慮せずに、携帯に電話をして訊くことができる。
電話をされる方は困っている。この状態では人の世話は出来ない。
大きな事故が起きなければよいがと、ハラハラしている。
自分の進退は、早めに決める方がよさそうである。