ポロは、更に痩せて、一回りも小さくなった感じがする。
動くと、あばら骨が激しく揺れて、透けて見えそうである。
食欲はあるが、食べた栄養が身に着かない。
毛並みが、がさつかないのがせめてもの気休め。
常に言葉をかけていると、日本語を理解しているのではないかと思うほど、従順に従う。
「おいで!」というと、耳をちょいと寝かせ、尻尾を振って近づく。
ポロの頭に、自分の額をくっ付けて、「お願いだから元気になってよ!」と言う。
シャンプーもできないので、犬特有の匂いがする。それは自分にとっては嫌いな匂いではない。
ポロ特有の懐かしい匂いである。
いつまで一緒に居れるかなー!他に迷惑をかけない範囲で、甘えて楽しもう。